- 石鹸落ちコスメを使ってるけど、石鹸でなかなか落ちない・・・
- 石鹸落ちコスメって肌に悪いの？
この記事で分かること
- 石鹸落ちコスメ、実は、落ちない！肌に悪い！
- そんな石鹸落ちコスメから、お肌を守る唯一の方法
「石鹸で落ちる」と宣伝するコスメはものすごく多いですが、実は、落ちないし、肌に悪いです！
この記事ではその理由を、大手化粧品メーカーで15年以上、今も現役の化粧品開発者として活躍し、さらに大手美容雑誌の監修経験も豊富なプロフェッショナルの私が詳しく解説します。
また、そんな石鹸落ちコスメからお肌を守る唯一の方法もご紹介。
一部、化粧品メーカーと化粧品業界の裏側を明かすので、是非、楽しみに読み進めて下さい！
実は、石鹸落ちコスメは落ちない！と言いながら、石鹸で落ちる本物の石鹸落ちコスメは存在します！
先に、本物の石鹸落ちコスメを知りたい方は以下からどうぞ。
この記事を書いている人
コスメデイン
- 大手化粧品メーカーで１５年以上化粧品開発を担当
- 今も現役の化粧品開発者
- 美容雑誌の監修経験あり
- 現役の化粧品開発者が業界の最前線で得てきた知見を「コスメの真実」としてお届けします！
美容雑誌の監修に協力させて頂きました（一部抜粋）
【結論】石鹸落ちコスメは“落ちない”し、“肌にも悪い”！
最近、「石鹸で落ちる」とうたったコスメが増えてきました。
でも、実はこの「石鹸落ちコスメ」、肌に悪いって知っていましたか？
結論から言うと、石鹸で本当に落ちるコスメはほとんどありません。
その結果、肌にメイクの油分が残ってしまい、それが酸化してニキビや肌荒れの原因になることも。
しかも「石鹸だけで落とそう」として、ゴシゴシと物理的な刺激を与えてしまうと、さらに肌にダメージを与える可能性があるんです。
石鹸落ちコスメの“本当のリスク”とは？
| 問題点 | 肌への影響 |
|---|---|
| ① 石鹸で本当に落ちていない | メイク残りが酸化して、ニキビや毛穴詰まりの原因に。 |
| ② ゴシゴシ洗ってしまう | 肌バリアを壊し、乾燥や赤みなどの肌荒れを引き起こす。 |
肌を守る“たったひとつ”の方法とは？
答えはとてもシンプル。
きちんとクレンジングを使うこと！
「石鹸で落ちるから安心」と思い込んでいると、肌トラブルがどんどん増えてしまいます。
私は現役の化粧品開発者です。現場のリアルを知っているからこそ、声を大にして伝えたいのです。
どうして「石鹸で落ちる」と宣伝しているの？
では、なぜ実際には落ちないのに「石鹸で落ちる」と宣伝しているのでしょうか？
その理由や裏側については、次の章で詳しく解説していきます！
結論
- 石鹸落ちコスメは、実は石鹸では落ちないことが多い！
- その結果、肌に負担をかけてトラブルの原因になる！
- 肌を守るには、やさしく落とせるクレンジングが必須！
石鹸落ちコスメの真実
なぜ「石鹸で落ちる」コスメが増えたのか？
近年、「石鹸で落ちる」とうたった日焼け止めやファンデーションが増えています。
これは、クレンジング不要で簡単にオフできるという利便性を求める声が高まっているからです。
特に忙しい毎日を送る人にとっては、時短になるだけでなく「肌にやさしそう」という印象もあり、石鹸落ちコスメは注目の的となっています。
化粧持ちの進化が“落ちにくさ”を生んだ
ところが実際には、現代のコスメは耐水性や粉体の表面処理技術の進化により、格段に化粧持ちが良くなりました。
これにより、普通の石鹸では完全に落としきれないケースが増えているのです。
注意
化粧持ちが良すぎて、石鹸では落としきれないことがある！
皮肉な話ですが、化粧持ちが良くなるほど、落とすのが大変になってしまうというジレンマがあるんです。
「石鹸で落ちる」と言ってるのに落ちない理由
多くの「石鹸で落ちる」とうたわれている商品が、実際には石鹸だけでは完全に落ちません。
これは主に、以下のような最新技術が関係しています。
| 技術 | 内容と影響 |
|---|---|
| 耐水性技術 | 汗や水に強く、メイクが長持ちするが、落としにくくなる。 |
| 粉体の表面処理 | 粉体に疎水性のコーティングを施し、水に馴染みにくくして崩れを防ぐ。 |
日本の原料メーカーはこの表面処理技術において世界的にも評価されており、持続力の高いコスメを作ることが可能になりました。
その結果、「石鹸では落ちにくいけど、落ちやすそうに見える」コスメが登場してしまっているのです。
要点まとめ：石鹸で落ちない理由
- 耐水性技術の進化
- 粉体の表面処理による疎水化
「石鹸で落ちる」訴求のウラ側とは？
ここまでで「実は石鹸では落ちない」という実態をご紹介しました。
では、どうして落ちないのに「石鹸で落ちる」とうたっているのでしょうか？
最重要ポイント
- 「石鹸で落ちる」は、実はメーカーの“言ったもの勝ち”！
- 明確な定義や第三者チェックはなく、メーカーが「落ちる」と言えばそれでOK。
驚くかもしれませんが、「石鹸で落ちる」には明確な基準や試験方法がないのです。
つまり、実際には落ちなくてもメーカーが「石鹸で落ちます」と宣伝すれば、それが通ってしまう状況なんです。
だからこそ、自分の肌は自分で守る！
たとえ「石鹸で落ちる」と書かれていても、それを鵜呑みにしてはいけません。
本当に落ちていなければ、メイク残りが酸化し、肌に深刻なダメージを与えてしまいます。
ですから、石鹸落ちコスメを使うときでも、肌にやさしいクレンジングを使うことを強くおすすめします。
石鹸で落ちるコスメの肌への悪影響
最近人気の「石鹸で落ちるコスメ」。
耐水性もありながらクレンジング不要という利便性から、多くの方が手に取っています。
ですが、残念ながら——
⚠️ 実は石鹸だけでは落ちないケースが多いのです！
この事実は冒頭でもお伝えしましたが、ここでは「なぜ肌に悪影響を与えるのか？」を詳しく解説します。
肌への悪影響①：酸化したオイルがニキビ・肌荒れの原因に
石鹸落ちコスメには、ファンデーションや日焼け止めの成分として酸化しやすいオイルが含まれていることが多いです。
クレンジングを使わずに石鹸だけで済ませてしまうと、このオイルが毛穴や肌表面に残る可能性があります。
そのまま放置すると、酸化が進行し、下記のような肌トラブルを引き起こす恐れがあります：
- ニキビの悪化
- 肌のゴワつき
- 毛穴の黒ずみ
- 慢性的な肌荒れ
「石鹸で落ちると思っていたのに、なぜか肌が荒れる…」という声の原因は、この酸化オイルの残留にあることが多いです。
肌への悪影響②：ゴシゴシ洗いが“肌バリア”を破壊
実際には落ちていないことに気づかず、「石鹸で落ちるはず」と思って強くこすって洗ってしまう人が少なくありません。
この“ゴシゴシ洗い”は、洗顔において最もやってはいけないNG行為です。
肌のバリア機能はとても繊細で、物理的な刺激が加わると以下のようなダメージが蓄積します：
- 赤みやかゆみが出る
- 乾燥しやすくなる
- 肌のキメが乱れる
- 将来的に敏感肌になる可能性
クレンジングを使えば優しくスルンと落とせるのに、石鹸で無理に落とそうとすることで逆に肌を傷めてしまうのです。
石鹸落ちコスメの肌への悪影響
- 肌に残ったオイルが酸化 ⇒ ニキビ・肌荒れの原因に！
- ゴシゴシ洗いによる物理刺激 ⇒ 肌バリアに大ダメージ！
利便性の裏に潜むリスク
「クレンジング不要で手軽」という利便性ばかりが注目されがちな石鹸落ちコスメ。
ですが、実際には落ちていないケースが多いため、肌にとってはむしろリスクになっている可能性もあるのです。
「簡単だから」「時短になるから」と選んだアイテムが、知らず知らずのうちに肌トラブルの原因になっているとしたら...
一度、自分のスキンケアを見直してみても良いかもしれません。
本当に石鹸で落ちるコスメは存在する！
これまでに、「石鹸で落ちる」とうたいながら実際には落ちないコスメが多く、肌に悪影響を及ぼすリスクについて解説してきました。
しかし、「石鹸落ちコスメ＝全部ダメ」と思うのは早計です！
きちんとした基準と技術を満たした“本物の石鹸落ちコスメ”は、確かに存在します。
では、その“本物”を見極めるには、どんな条件をチェックすれば良いのでしょうか？
✅ 条件①：大手化粧品メーカーであること
大手ブランド（資生堂・花王・カネボウなど）から出ているコスメであれば、「石鹸で落ちる」と表示されていれば、その信頼性は高いです。
なぜなら、大手は誤認表示によるリスク管理が徹底されており、根拠がない表示は行いません。
中小メーカーの場合、規制の曖昧さから「言ったもの勝ち」になりがちな点もあります。
ポイント
「大手の表示は信頼性が高い」ことを覚えておきましょう！
✅ 条件②：水中油型（O/W）であること
コスメの性質には2種類あります。
| 型の種類 | 特徴 | 落ちやすさ |
|---|---|---|
| 水中油型（O/W） | 水分が主で、油を包み込む構造 | ◎ 落ちやすい |
| 油中水型（W/O） | 油分が主で、水を内包する構造 | △ 落ちにくい |
本当に石鹸で落ちるコスメは「水中油型」であることが多いのです。
✅ 条件③：確固たる“石鹸で落ちる技術”があること
実は、「油中水型」なのに「石鹸で落ちる」とされている商品もたくさんあります。
ですが、多くは、本当に落ちない or 肌に悪い可能性が高いのが現実です。
では、そういった商品を見極めるには？
それは、確固たる石鹸落ち技術が採用されているかどうかを確認することです。
ポイント
「どんな落ちやすさの工夫がされているか？」を商品説明や技術資料で確認しましょう！
今お使いのコスメ、条件を満たしていますか？
もし現在、石鹸落ちコスメをお使いの場合...
以下の3つの条件を満たしていますか？
- 大手メーカー製？
- 水中油型？
- 石鹸で落とすための技術がある？
満たしていないとしたら、「実は落ちていない」「肌に悪い」といった事態につながっているかもしれません。
ポイント
本物の石鹸落ちコスメは、ちゃんと存在します！ しかしそれは、誰でも作れるものではなく、条件を満たした製品に限られるのです。
次の章では、現役の化粧品開発者が厳選した「本当に石鹸で落ちるおすすめコスメ」をご紹介します！お楽しみに。
おすすめ！本物の石鹸落ちコスメ
マキアージュ ドラマティック カバージェリー ＢＢ
マキアージュ ドラマティック カバージェリー BBは、正真正銘、本物の石鹸落ちコスメ（BBクリーム・ファンデーション）です。
「洗顔料で簡単オフ」と宣伝していますし、資生堂ですから間違いありません。私自身も、石鹸で落ちることを確認済みです。
以下が全成分。
剤型は水中油型です。
資生堂のBBクリームやファンデーションは油中水型が多い印象なので、石鹸で落ちる水中油型のマキアージュ ドラマティック カバージェリー BBは、貴重と言えるでしょう。
この製品、最大の特徴がマスクに付きにくいという点。
BBクリームやファンデーションのマスクへの付きは、悩みの一つですからね。
うれしい機能です。
マスクに付きにくいということは、石鹸で落ちなさそうな気もしますが、そこは資生堂。ご安心ください！
美肌ジェリーコート処方という技術で、水中油型でありながら、マスクに付きにくい技術を搭載しています。
これは世界初の技術（成分アプローチ）です！
SPF 50＋、PA＋＋＋、13時間の化粧もちテストも実施済み。
石鹸で落ちるBBクリーム、ファンデーションをお探しの人に、最もおすすめする本物の石鹸落ちコスメです！
＼ 本物の石鹸落ちコスメ（BBクリーム・ファンデ）／
マキアージュのキャンペーン内容は必見！是非、ご確認ください
アネッサ パーフェクトUV スキンケアミルク NA
アネッサ パーフェクトUV スキンケアミルク NAは、誰もが認める日焼け止めの名品です。
アネッサ パーフェクトUV スキンケアミルク NA
- SPF 50＋ PA＋＋＋＋ スーパーウォータープルーフ 最強の紫外線防御スペック
- 汗、水、熱でUVブロック膜が強化
- オートリペア技術搭載
- 石鹸で落ちる
- オーシャンフレンドリー処方
- 50%スキンケア成分
- こすれに強い
様々な優秀な機能が詰まったアネッサですが、その中でも今回は、石鹸で落ちるに着目しましょう。
最強の紫外線防御スペックを誇るアネッサ パーフェクトUV スキンケアミルク NAは、油中水型なので、通常であれば石鹸で落ちません。
しかし資生堂は、確固たる技術を搭載して、「石鹸で落ちない」を「石鹸で落ちる」にしています。
それが、pH応答性高分子技術
この技術によって、アネッサは、専用クレンジングを使わなくとも、石鹸で落ちるのです。
これは、世界に認められた技術ですから、アネッサ パーフェクトUV スキンケアミルク NAは、本物の石鹸落ちコスメ（日焼け止め）と言えるでしょう。
勿論、私自身も石鹸で落ちることを確認済みです。
世界に認められた資生堂のpH応答性高分子技術については、以下をご覧ください。
使用性がぐんとアップした ウォータープルーフの日やけ止め | IFSCC大会受賞研究の紹介 | 研究 / サプライネットワーク | 資生堂 企業情報 (shiseido.com)
＼ 本物の石鹸落ちコスメ（日焼け止め）／
充実のキャンペーン内容！是非、ご確認ください
石鹸落ちコスメから肌を守る唯一の方法
「石鹸で落ちる」という宣伝、実は、メーカーの“言ったもの勝ち”なのが現実です。
例え実際に石鹸で落ちなくても、「落ちる」と言えば、それは立派な“石鹸落ちコスメ”として成立してしまう――これが業界の裏事情なのです。
もちろん、先にご紹介したように、本当に石鹸で落ちる正真正銘のコスメも存在します。
しかし現実には、「石鹸で落ちる」というニーズに便乗し、根拠のない製品を出しているメーカーも多く、100％信用はできないというのが現状です。
自分の肌は自分で守る時代です！
消費者の私たちにできる対策、それはただひとつ――
クレンジングを使うこと！
石鹸だけでは、ファンデーションや日焼け止めの成分は完全には落ちきりません。
特に、耐水性が高く、粉体に表面処理が施されたコスメは、石鹸では落ちにくく、肌に残留しやすいのです。
そこで活躍するのがクレンジング。
クレンジングは、メイクやUVケア製品を肌からやさしくオフするために開発された、まさに専用アイテムです！
でも、どんなクレンジングを使えばいいの？
一口にクレンジングと言っても、種類は様々。
| タイプ | 特徴 | おすすめ度 |
|---|---|---|
| オイル | 洗浄力が高く、濃いメイクにも◎ | ★★★ |
| バーム | とろける感触、洗浄力も高め | ★★★ |
| リキッド | さっぱり系、オイリー肌向け | ★★ |
| クリーム | しっとり系、乾燥肌向け | ★★ |
実は、石鹸落ちコスメと相性の良いクレンジングタイプというものも存在します。
それを知っておくだけで、肌への負担を最小限にしながら、確実にメイクをオフできます！
私は20年以上の化粧品開発経験を持つ現役の技術者として、多くの美容誌にも関わってきました。
そんな私が自信を持っておすすめする「石鹸落ちコスメに最適なクレンジング」はこちらの記事で詳しく紹介しています👇
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おわりに
今回は、石鹸で落ちると宣伝されるコスメの裏側と、それが実際には石鹸だけで落ちないケースが多いことをご紹介しました。
さらに、落としきれなかったメイクの酸化や、ゴシゴシ洗いによる肌への物理刺激が、肌トラブルの元になることも解説しました。
結論として――
- 本物の石鹸落ちコスメを選ぶ
- それが難しければ必ずクレンジングを併用する
メーカーの言葉を鵜呑みにするのではなく、正しい知識を持って、自分の肌を守ることがとても大切です。
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※本記事の内容は個人の見解であって効果を保証するものではありません
