BBクリーム コスメの疑問&誤解

【プロが解説】 コスメは混ぜて使っても大丈夫? ~BBクリームを楽しく混ぜて使うために絶対に知ってほしい3つの事~

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「コスメは混ぜて使っても大丈夫ですか?」

先日、このような質問を頂きました。詳しく聞くと、『コスメ=BBクリーム』のことで、「BBクリームを混ぜて使いたい」という内容でした。

昔であれば、コスメを混ぜて使うなど想像もしませんでしたが、BBクリームやオールインワンジェルのような『多機能コスメ』の登場によって、混ぜて使うユーザーが増えてきているようですね。

今回は化粧品開発者の私が、「BBクリームを楽しく混ぜて使うために、絶対に知ってほしい3つの事」についてご説明します。

BBクリームを混ぜて使う?

ネットを見ると、『ニベア』(通称、青缶)とコスメを混ぜて使うユーザーが多いようです。青缶と他のコスメを混ぜて使うと、+αの効果が得られるらしく、一部のユーザーの間で流行っているようです。

では何故、BBクリームを混ぜて使うのでしょうか?そこには2つの理由があるようです。

特定の機能を『強化』したり、使用感を『変化』させる

BBクリームは、「美容液」・「化粧下地」・「日焼け止め」・「ファンデーション」・「コンシーラー」など、複数の機能を持った『多機能コスメ』です。

その中でも、例えば、乾燥する日など、保湿を重視したい時、美容液機能を『強化』するために、『乳液』と混ぜて使うことが多いようです。

他にも、コンシーラーの伸びを良くしたい時など、使用感を『変化』させる目的で混ぜて使うようです。

色を調整する

ファンデーションは、様々なユーザーの肌色に合わせるため、複数の色が発売されています。このように複数の色を作る製剤化を『調色』と言います。私も何度も調色の経験がありますが、色数が多い時は、同じような色ばかりで、非常に混乱します。

ファンデーションなどの色モノの製剤化では、様々なユーザーの肌色に応えようと、化粧品メーカーは頑張って調色して、複数の色を発売しますが、なかなかご自身の肌色にピタッと合うケースは少ないのではないでしょうか?

また、購入して使ってみてはじめて、「色が合っていない!」とお気づきになるケースも多いと思います。

BBクリームには、ファンデーション機能があると言っても、ファンデーションよりは薄付きです(カバー力がない)。ですから、ファンデの色がちょっと自分に合っていないな、という時、自分に合った肌色に『調色』するために、BBクリームとファンデを混ぜて使うようです。

自分で調色が出来るので、これは面白い使い方です。

このように、特定の機能を強化』したり、『使用感を変化』させたり、『ファンデの色を作ったり(調色)』するために、BBクリームを混ぜて使うようです。複数の機能を持ったBBクリームならではの使い方だと思います。

混ぜて使うのは反対です

混ぜて使う・BBクリーム・コスメを混ぜる

確かに、BBクリームを混ぜて使う使用方法は面白いです。

しかし、化粧品開発者の私は、コスメを混ぜて使うことには反対です。

化粧品開発者として、コスメを混ぜて使うことはおすすめ出来ません。

コスメの『安定性』『安全性(肌トラブル)』は、『化粧品メーカー』が保証します。仮に、買ってすぐ『分離』したり、使用中、何かしらの『肌トラブル』が生じた際は、化粧品メーカーが責任をもって対応しなければなりません。

しかし化粧品メーカーは、『混ぜて使うこと』を想定していません。混ぜて使うことは、化粧品メーカーの『保証外の使い方』であり、万一、このような使い方で、肌トラブルが起こったら、全て『ご自身の責任』になります。

以上の理由から、化粧品開発者である私は、化粧品メーカーの保証外の使い方である、『混ぜる』という行為をおすすめする事は出来ません。

ただし、安全であることが大前提の化粧品ですから、混ぜて使って肌トラブルが起きることは稀でしょう。

また、コスメには『楽しむ』という要素もあります。おすすめは出来ませんが、頭ごなしに否定せず、どうせ混ぜるなら、楽しく使って頂いた方がいいので、「BBクリームを混ぜる時に、絶対に知ってほしい3つの事」をご紹介します。

楽しく混ぜて使うために、絶対に知ってほしい3つの事

混ぜて使う・BBクリーム・コスメを混ぜる

剤型タイプを知ってください

化粧品には『水中油型』『油中水型』があります。詳細は以下記事をご覧ください。

当然、『同じ剤型タイプ同士』であれば混ざりやすく、そうでない場合は、混ざりにくいです。

どちらかと言うと、BBクリームは『油中水型』が多いです。ですから、美容液効果を強化したくて、乳液と混ぜる時は、乳液は『水中油型』がほとんどですから、混ざりにくいでしょう。

そのような時は、まず、BBクリームを手に取って、少しずつ乳液を加えて、『おもいっきり』混ぜてください。『大きな力』であれば混ざります。

ファンデーションの場合、剤型タイプが異なると、力ずくで混ぜることは出来ますが、混ぜている最中、色の源である、「酸化チタン」や「酸化鉄」と言った粉体同士がくっついてしまって(凝集と言います)、『色ムラ』になる恐れがあります。ですから、ファンデを混ぜる際は、ファンデとBBクリーム、双方、『同じ剤型タイプ』が望ましいです。

簡単に「水中油型」と「油中水型」を見分ける方法はあります。詳細は以下記事をご覧ください。

特定の機能を強化すると、同時に、特定の機能が『弱化』されることを知ってください

BBクリームを混ぜる使い方で、一番多いのが『乳液』との混合ではないでしょうか?乾燥する日、「ちょっと保湿が足りないな」という時、乳液と混ぜて『保湿機能を強化』させるユーザーが多いようです。

しかし、ご注意ください。確かに乳液と混ぜることで、保湿機能は『強化』されますが、同時に、他の機能が『弱化』されることを忘れてはいけません。

一番注意しないといけない機能、それが『紫外線防御機能(SPF, PA)』です。

BBクリームには『日焼け止め』としての機能もあります。SPF, PA表示されているBBクリームがほとんどではないでしょうか。

BBクリームに乳液を混ぜると、確かに保湿力はアップし、美容液機能は強化されます。しかし、乳液を混ぜるということは、『乳液で薄める』ということですから、薄めた分、当然のことながら、BBクリームに表示されているSPF, PA相当の紫外線防御機能は期待できません

このことを承知で混ぜて使うのであればいいですが、知らずに、表示SPF, PA相当の紫外線防御機能があると思い込み、日焼けしてしまっては、後悔してもしきれません

ですから、混ぜることで、特定の機能を『強化』すると、同時に、特定の機能が『弱化』されることを知ってください。そして特に、『紫外線防御機能(SPF, PA)』にだけはご注意ください。日焼けしてしまったら、元のお肌に戻るのは困難です。

美容液機能を強化させたことで、弱化される紫外線防御機能は、日焼け止めを併用すればカバーできます。

※「日焼け止め」を塗った後に、乳液と混ぜた「BBクリーム」を塗る

ご自身の責任であることを知ってください

先程の内容と重複しますが、混ぜて使うことは、化粧品メーカーの『保証外』の使用法です。

安全であることが大前提の化粧品同士を混ぜるので、肌トラブルが起きるとは考えにくいですが、万一、何かしらのトラブルが起きても、『ご自身の責任』であることをよく理解してご使用ください。

おすすめのBBクリームは?

乳液をBBクリームに混ぜて『保湿機能を強化』するユーザーが多いようです。

これはつまり、多くのユーザーがBBクリームの保湿機能に満足していないという事でしょうか?

そうであれば私は、『資生堂 HAKU 薬用 美白美容液ファンデ』をおすすめします。

本品は、リキッドファンデーションであって、BBクリームではありません。ですが、リキッドファンデーションとBBクリームは、処方的には『同一』であり、アイテム名が違うだけです。

これは、美白市場NO.1の『資生堂 HAKU』から、満を持して発売された、『保湿重視』のリキッドファンデーションであり、さらに『美白機能』をも有する『医薬部外品』です。

『Care-Hybrid ファンデーション』(ケアハイブリッド)の名が示すように、素肌まで綺麗にする『スキンケア効果』と、美しい仕上がり(『メイク効果』)を実現させた、資生堂独自のリキッドファンデーションです。

美白の有効成分には『4MSK(4-メトキシサリチル酸カリウム塩)』を配合しています。

この成分は『資生堂の独自成分』です。つまりこの商品品質は、資生堂でなければ実現不可能であり、そのような意味で、唯一無二の美白美容液ファンデと言えるでしょう。

世の中には、スキンケア効果を宣伝する「BBクリーム」はたくさん存在しますが、資生堂 HAKUほど、科学的根拠に裏付けされたスキンケア効果(『美白効果』)を持つファンデは存在しないと思います。

また、『紫外線カットスペック』もさすが資生堂と言えるでしょう。

本品は『SPF 30 PA+++』でバランスに優れ、『UV-Aカットの重要性』をしっかり理解しています。

そもそも、BBクリームに「SPF 50+ PA++++」の最高スペックは必要ありません。

BBクリームに最高スペック(紫外線カット)を付与しようとすると、『仕上がり』『美容効果』を犠牲にせざる得ません。BBクリームにとって『仕上がり』『美容効果』は非常に重要な要素ですから、これらを犠牲にしてまで、紫外線カットを優先する必要はありません。

生活紫外線を浴びる程度であれば、「SPF 30 PA+++」で十分。もし、長時間屋外で活動したり、スポーツする場合は、最高スペックの『日焼け止め』を併用して頂ければと思います。

日焼け止めスペックは、ご自身の今日一日の生活スタイルに合わせて決めてください。

以上のように、世の中には数多くのBBクリームが存在しますが、乳液と混ぜて使う事が物語っているように、多くのユーザーがBBクリームの『保湿機能』に満足されていないのではないでしょうか?

そうであれば、保湿機能に特化し、美白機能も有する、『資生堂 HAKU 薬用 美白美容液ファンデ』は大変おすすめです。

おわりに

いかがでしょうか?

私は、化粧品開発者という立場ですから、メーカー保証外の使用法である、『混ぜる』という行為はおすすめ出来ません

しかし、コスメを楽しんで頂きたいという想いもありますから、どうせ混ぜるなら、ご説明した『3つ』のことをよく理解したうえで、BBクリームで『混ぜるコスメ』をお楽しみください。

それ以上に、BBクリームの保湿機能に満足できずに、乳液を混ぜるのであれば、『資生堂 HAKU 薬用 美白美容液ファンデ』がおすすめです。

※本記事の内容は個人の見解であって効果を保証するものではありません

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