この記事で分かること
- データで見る、肌のざらつきの2つの異なるメカニズム
- 「毛穴セルフケアの満足度はわずか21.4%」という調査結果
- タイプ別に、プロが本気でおすすめする対策
【結論】肌のざらつきの原因は?
結論から言うと、肌のざらつきには「①皮脂の酸化による角栓型」と「②乾燥による鱗状の落屑(粉吹き)型」という、性質の異なる2つのタイプがあることが分かっています。
- ✅ ①角栓型には、毛穴の汚れをしっかり落とせるクレンジングが有効
- ✅ ②乾燥型には、バリア機能を立て直す保湿ケアが有効
詳しいデータと、タイプ別の対策は本文で解説しています。
「鏡で見ると分からないのに、指で触るとザラザラする」「メイクをしても、どこか肌触りが気になる」
こうした「肌のざらつき」、実は原因によってタイプが異なり、対策も変わることをご存じでしょうか。
なお、似た悩みである「肌のごわつき」については、以下の記事でターンオーバーの基礎知識を詳しく解説しています。あわせてご覧いただくと、より理解が深まります。
▶ 肌のごわつきの原因はコレだった!現役開発者がデータで徹底解説
この記事では、現役の化粧品開発者の視点から、客観的な調査データをもとに、
- 肌のざらつきに存在する、2つの異なるメカニズム
- 実際の調査データで見る、毛穴ケアの実態
- タイプ別に、プロが本気でおすすめする対策
を、深く掘り下げて解説します。ぜひ最後まで読んでみてください。
この記事を書いている人

コスメデイン
- 大手化粧品メーカーで15年以上化粧品開発を担当
- 今も現役の化粧品開発者
- 美容雑誌の監修経験あり
- 現役の化粧品開発者が業界の最前線で得てきた知見を「コスメの真実」としてお届けします!
美容雑誌の監修に協力させて頂きました(一部抜粋)
【データで解説】肌のざらつきに存在する2つのメカニズム

肌のざらつきは、実は性質の異なる2つの原因から起こります。それぞれ皮膚科学的な仕組みが異なるため、正しく見極めることが対策の第一歩です。
■ タイプ①皮脂の酸化による「角栓型」
まず、高温多湿の環境で皮脂分泌が増えると、過剰な皮脂が毛穴に詰まって角栓となり、酸化して黒ずむことで肌がザラつくとされています[1]。
さらに、この皮脂が酸化して過酸化脂質になると、肌内部に刺激を与え、肌あれの原因にもなると指摘されています[1]。
つまり、「毛穴に詰まった角栓そのものの凹凸」が、指で触れたときのザラザラ感の正体である、というのがこのタイプの特徴です。
■ タイプ②乾燥による「粉吹き型」
一方、まったく異なるメカニズムで起こるのが、乾燥によるざらつきです。
乾燥した肌の角層は水分や細胞間脂質が減少し、角質細胞の配列が乱れて、一部がめくれあがったり、ポロポロと鱗のように剥がれ落ちたりするのです[2]。これが、「ざらつきや粉吹き」と呼ばれる状態です。
このタイプでは、肌のバリア機能そのものが低下しているため、紫外線や花粉などの外部刺激を受けやすい敏感な状態になっている点にも注意が必要です[2]。
■ 2つに共通する土台「ターンオーバーの乱れ」
タイプは違えど、どちらのざらつきにも「ターンオーバーの乱れ」が土台として関わっていることが明らかになっています[2][3]。ターンオーバーが乱れると、古い角質が残りやすくなり、それが皮脂と結びつけば「角栓型」に、乾燥と結びつけば「粉吹き型」に、それぞれ発展しやすくなるのです。
ターンオーバーの周期は、実は年代によって2倍以上変わることが分かっています。この点については、「肌のごわつきの原因」の記事で、具体的なデータとともに詳しく解説していますので、ぜひあわせてご覧ください。
ここまでのポイント
- タイプ①=皮脂の酸化による角栓型(高温多湿・皮脂分泌が引き金)
- タイプ②=乾燥による粉吹き型(角層の水分・脂質不足が引き金)
- どちらも土台にはターンオーバーの乱れが関わっている
【調査データ】毛穴セルフケアの満足度は、わずか21.4%

ここで、非常に興味深い調査データをご紹介します。パナソニックが20〜40代の男女1,034人を対象に実施した調査です[4]。
■ セルフケアで悩みが解消された人は2割程度
調査結果(パナソニック調べ、20〜40代男女1,034人対象)[4]
- セルフケアで毛穴の悩みが解消されている:21.4%
- 解消されていない:78.6%
約8割の人が、セルフケアを行っていても満足のいく結果を得られていないという結果です。これは、多くの方が「間違った方法」あるいは「不十分な方法」でケアを続けてしまっている可能性を示唆しています。
■ 不満点第1位は「汚れが取れていない」
| 順位 | セルフケアの不満点 | 割合 |
|---|---|---|
| 1位 | 汚れがとれていない時がある | 61.0% |
| 2位 | またすぐに汚れがたまる | 56.0% |
| 3位 | 肌に悪そう | 26.2% |
出典:パナソニック「毛穴のお悩み大調査」[4]
最大の不満点が「洗浄力の不足」であるという結果は、前述の「角栓型」ざらつきに悩む方にとって、非常に重要な示唆です。
マイルドすぎるクレンジングでは、酸化した角栓の汚れを十分に落としきれない可能性があるのです。
■ 約8割が「毛穴を指で押し出してしまう」と回答
さらに気になるのが、「毛穴汚れが気になった時、ついつい指などで押し出してしまう」と回答した人が76.4%にのぼるという結果です[4]。
指で無理に押し出す行為は、摩擦や物理的な刺激を肌に与え、かえって角質肥厚やざらつきを悪化させるリスクがあるため、注意が必要です。
正しいクレンジング・洗浄でオフすることが、遠回りのようで実は一番の近道と言えます。
ここが重要!
- セルフケアで悩みが解消された人はわずか21.4%
- 不満点の1位は「汚れが取れていない」(61.0%)
- 約8割が「指で押し出してしまう」という、逆効果になりやすい行動を取っている
あなたはどちらのタイプ?診断チェック
次のチェックリストで、当てはまる項目を数えてみてください。
①「皮脂・角栓型」の傾向が強い方
- 鼻や頬、Tゾーンを中心に、ザラザラ・ポツポツした凹凸を感じる
- 毛穴の黒ずみが気になる
- 皮脂によるテカリを感じやすい
- 夏場や湿度の高い時期に、特にざらつきが悪化する
②「乾燥・粉吹き型」の傾向が強い方
- 肌表面が白く粉をふいたようになることがある
- 頬や目元など、皮脂の少ない部位にざらつきを感じる
- 季節の変わり目や空調の効いた環境で悪化する
- 赤みや敏感な反応が出やすい
どちらのタイプかによって、次に紹介する最適な対策が変わってきます。
【タイプ①】皮脂・角栓型には「アテニア スキンクリア クレンズ オイル」

ここからは、現役の化粧品開発者として、なぜこの2つのアイテムをおすすめするのか、データと成分の両面から理由を解説します。
■ 調査結果「洗浄力不足」への直接的な回答
前述したパナソニックの調査で、セルフケアへの不満点1位は「汚れがとれていない時がある」(61.0%)でした[4]。つまり、角栓型のざらつきに対しては、「マイルドさ」より「洗浄力の高さ」を優先すべきというのが、データに基づいた合理的な結論です。
その点で「アテニア スキンクリア クレンズ オイル」は、ウォータープルーフメイクもダブル洗顔不要でオフできる、高い洗浄力を持ちながら、後述する角質ケアの視点も兼ね備えている点で、理にかなった選択肢です。
■「フリーズ角質」という切り口が角栓型にも有効な理由
この製品の独自コンセプトである「フリーズ角質」(加齢・摩擦で硬くなった角質)は、角栓型のざらつきとも密接に関係しています。
前述の通り、古い角質が皮脂と結びつくことで角栓が形成されやすくなるため、「硬くなった角質へのアプローチ」は、角栓そのものができにくい肌への土台作りにもつながります。8種の植物美容オイルを配合した処方で、この両方に同時にアプローチできる設計です。
■ 客観的な実績
| 実績 | 内容 |
|---|---|
| 販売実績 | 6秒に1本売れている(公式調べ) |
| 受賞歴 | @cosme総合大賞・ベストクレンジング部門 2年連続1位 |
| 累計販売本数 | 2,800万本突破 |
アテニア スキンクリア クレンズ オイル
くすみの原因「フリーズ角質」、
洗うたび透明感へ。
累計2,800万本突破
8種の植物美容オイルが、加齢・摩擦で硬くなった
「フリーズ角質」にアプローチ。
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【タイプ②】乾燥・粉吹き型には「オルビスユー」

もう一方の乾燥・粉吹き型には、「オルビスユー」をおすすめします。
■ バリア機能への臨床データが、粉吹き型に直結する理由
前述の通り、粉吹き型のざらつきは「角層の水分・脂質減少によるバリア機能の低下」が本質的な原因です[2]。オルビスユーは医薬部外品で、有効成分「デクスパンテノールW」を配合しています。
| 研究 | 内容 |
|---|---|
| Ebner et al., 2002(Am J Clin Dermatol) | バリア回復速度の有意な向上 |
| Proksch et al., 2017(Br J Dermatol) | 刺激を受けた肌の回復スピードが50%以上短縮 |
「角層のバリア機能を回復させる」というこの成分の働きは、まさに粉吹き型ざらつきの根本原因に対する、理にかなったアプローチと言えます。
単に保湿するだけでなく、肌そのものが持つバリア機能の回復をサポートするという点が、他の保湿化粧水にはない強みです。
■「ごわつき」記事とあわせて理解したい、2つの視点
なお、「肌のごわつきの原因」の記事でも同じくオルビスユーをおすすめしていますが、それぞれ着目している角度が異なります。
| 記事 | 着目する角度 |
|---|---|
| ごわつきの記事 | ターンオーバー周期の遅れによる、角質全体の厚みの問題 |
| 本記事(ざらつき) | 角層の水分・脂質減少による、バリア機能そのものの問題 |
どちらの角度から見ても、デクスパンテノールWのバリア機能サポートは合理的な対策である、という点が、この成分の懐の深さを物語っています。
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よくある質問

Q. 毛穴を指で押し出すのは本当にダメですか?
A. おすすめできません。調査でも76.4%の方が経験していると回答していますが[4]、指で無理に押し出す行為は摩擦や刺激を与え、かえってざらつきを悪化させるリスクがあります。正しいクレンジング・洗浄でのケアをおすすめします。
Q. 角栓型と粉吹き型、両方の症状がある場合はどうすればいいですか?
A. 診断チェックで、より当てはまる項目が多かったタイプの対策から始めるのがおすすめです。部位によって異なるタイプが混在しているケースも多いため、余裕があれば両方を取り入れることで相乗効果が期待できます。
Q. 「肌のごわつき」の記事と、この記事の違いは何ですか?
A. 「ごわつき」はターンオーバー周期の遅れによる角質全体の厚みの問題、「ざらつき」は皮脂の酸化や角層の水分・脂質減少による、より具体的な表面の凹凸・剥離の問題という違いがあります。詳しくはこちらの記事もあわせてご覧ください。
Q. 肌に異常を感じた場合はどうすればいいですか?
A. すぐに使用を中止し、保湿と鎮静ケアを優先してください。症状が長引く場合や強い場合は、皮膚科医への相談をおすすめします。
まとめ|肌のざらつきの原因
| 項目 | 結論 |
|---|---|
| ざらつきの2大タイプ | ①皮脂の酸化による角栓型 ②乾燥による粉吹き型 |
| 調査で分かった事実 | セルフケアで解消された人はわずか21.4%(パナソニック調べ) |
| 不満点1位 | 汚れが取れていない(61.0%) |
| NG行動 | 指での押し出し(76.4%が経験) |
| ①への対策 | アテニア スキンクリア クレンズ オイル(洗浄力+角質ケア) |
| ②への対策 | オルビスユー(医薬部外品、バリア機能への臨床データあり) |
今回は、肌のざらつきの原因について、客観的なデータをもとに深く解説しました。
肌のざらつきは、「①皮脂の酸化による角栓型」と「②乾燥による粉吹き型」という、性質の異なる2つの原因から起こります。
そして、セルフケアで満足している人はわずか21.4%にとどまり、その最大の理由が「洗浄力不足」であるという調査結果は、多くの方にとって見過ごせない事実ではないでしょうか。
- 皮脂・角栓型 ⇒ アテニア スキンクリア クレンズ オイル
- 乾燥・粉吹き型 ⇒ オルビスユー
なお、肌の土台となる「ターンオーバー」についてさらに詳しく知りたい方は、「肌のごわつきの原因」の記事もあわせてご覧ください。
まずは、公式サイトで詳細やキャンペーン内容を確認してみてください。
参考文献
[1] 美的.com「『肌がザラザラ』する原因は?ザラつき解消法&最新スキンケアコスメ」
[2] ラ ロッシュ ポゼ公式「ざらつきは肌トラブルのサイン!原因となめらか肌に導く対処法」
[3] 済生会「肌のゴワつきの原因は角質にあり?スキンケアで解消する方法」
[4] パナソニック「毛穴のお悩み大調査」(調査期間:2017年1月30日〜31日、調査人数:20〜40代男女1,034人)
※本記事の内容は個人の見解であり効果を保証するものではありません。