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ビオデルマは肌に悪い?現役の化粧品開発者が徹底解説!

コスメには疑問や誤解がたくさん。このブログでは、大手化粧品メーカーで約20年、今なお現役の化粧品開発者である私が、メーカーが明かさない『コスメの真実』を明らかにします!

肌への優しさ、低刺激を追求したフランス発コスメブランド『ビオデルマ』。敏感肌ブランドとして有名ですが、一方で、

ビオデルマは肌に悪い?危険?

という声(噂)も多くみられます。肌に悩む皆様へ。この記事では現役の化粧品開発者の私がプロの視点で、ビオデルマ製品の成分についての詳細な情報ビオデルマが肌に合わない人に向けた別商品の提案をお届けします。

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ビオデルマは肌に悪い?

ビオデルマは敏感肌用をベースとして、敏感肌・敏感オイリー肌・敏感混合肌・敏感乾燥肌など、様々なシリーズを取り揃えています。ビオデルマと言うと、『クレンジング』『化粧水』が有名なので、この記事では、ビオデルマのベーシックケアシリーズ、サンシビオ(Sensibio)のクレンジング水『エイチツーオー D』化粧水『ダーマローション D』について、製品分析&安全性について議論いたします。

 

クレンジング水「エイチツーオー D」

<全成分>
水、PEG-6(カプリル/カプリン酸)グリセリル、EDTA-2Na、セトリモニウムブロミド、PG、キュウリ果実エキス、フルクトオリゴ糖、マンニトール、キシリトール、ラムノース

 

<使用法・その他特徴>

コットンでふき取って使用

W洗顔不要の低刺激クレンジング

洗い流し不要

・無香料 無着色 エタノールフリー オイルフリー パラベンフリー 弱酸性

 

製品特徴

ビオデルマ「エイチツーオー D」は『クレンジング水』と言う名の通り、水をイメージしたクレンジングです。「水」から、肌に優しく低刺激をユーザーにイメージさせる戦略をとっているようですね。実際、製品特徴に『W洗顔不要の低刺激クレンジング』とあります。

しかし、クレンジング水と「水」を前面に出したとしても、肌に優しく低刺激ではないです(後ほど説明します)。

エイチツーオー Dのメイクを落とす成分は、PEG-6(カプリル/カプリン酸)グリセリルという『ノニオン界面活性剤』と、セトリモニウムブロミドという『カチオン界面活性剤』です。

エイチツーオー Dは、全成分を見ても非常にシンプルで、ノニオン界面活性剤&カチオン界面活性剤水溶液のようなイメージ。

だから、「クレンジング水」という名もふさわしいですし、「水」を想起させるようなテクスチャーにもなっていると思います。

ビオデルマのように、界面活性剤で落とすクレンジングの特徴として、洗い上がりが抜群に良いですから、W洗顔不要で、すすぎ後は非常に気持ちがいいです。オイルクレンジング特有のべたつきヌメヌメがありません。

一方で、クレンジング力は十分ではないです。

通常、ビオデルマのクレンジング水のような界面活性剤で落とすクレンジングは、クレンジング力が劣るため、ウォータープルーフタイプのメイクやアイメイクは落とす事が出来ない

しかしビオデルマは、『コットン』でふき取って使用します。コットン使用により、物理的にメイクを落とすことが出来ますから、処方的に劣るクレンジング力を、コットンという使用法で補っているのがビオデルマのクレンジング水です。

発想としてはかなり面白いと思います。

ビオデルマには、様々なシリーズがありますが、どのシリーズのクレンジングも、エイチツーオー D同様、界面活性剤水溶液がベースでコットン使用です。

以上まとめると、ビオデルマのクレンジング水の大きな特徴として、

1.ノニオン界面活性剤(PEG-6(カプリル/カプリン酸)グリセリル)と、カチオン界面活性剤(セトリモニウムブロミド)を主成分とした、界面活性剤でメイクを落とすタイプ

2.処方的に劣るクレンジング力を、コットンに含ましてふき取るという使用法で補っている

 

肌に対する影響は?

日本で発売されている化粧品は安全であることが大前提。肌に対して危険な成分は、法律で配合が禁止されていたり、配合量が制限されていたりします。ですから、ビオデルマのクレンジング水が肌に悪い!危険!と言うわけではありませんが、私が、ビオデルマのクレンジング水をオススメするか?と聞かれれば、答えは「ノー」です。オススメはしません。

何故なら、肌に悪い!危険!ではなくとも、肌に対する悪影響への懸念があるからです。

まず、ビオデルマはノニオン界面活性剤とカチオン界面活性剤を主成分とした界面活性剤水溶液です。ノニオン界面活性剤はスキンケアに広く使われる安全性が高い界面活性剤です。

問題は『カチオン界面活性剤』。成分名でいうと『セトリモニウムブロミド』

カチオン界面活性剤は毛髪の帯電防止として、コンディショニングに配合される成分です。ノニオン界面活性剤に比べて肌刺激の懸念があるため、基礎スキンケアには積極的に配合されませんが、コンディショニング剤のように、洗い流しを前提としていれば問題ありません。

しかしビオデルマのクレンジング水は、コットン使用で洗い流し不要ですから、さすがに、カチオン界面活性剤を配合したモノを、洗い流さずに顔に使用するのは、私には抵抗があります。

カチオン界面活性剤を配合しているのに洗い流し不要は、肌に対する悪影響の懸念がある

 

そして、ビオデルマのクレンジング水はコットン使用。『ふき取り専用のクレンジング』です。

ふき取りクレンジングは非常に手軽ですし、物理的な力が加わるため、処方的に劣るクレンジング力をふき取るという使用方法で補うことが出来ます。ですから、忙しい時等、『限定的』に使用するには大変優れていますが、『物理的な刺激(力)』が加わりますから、毎日のクレンジングには到底オススメ出来ないです。

物理的刺激が加わるふき取るというクレンジング行為は、肌に対する悪影響の懸念がある

 

勿論、ビオデルマのクレンジング水がお肌に合う人は使って頂いて構いませんが、ビオデルマは敏感肌コスメですから、ユーザーは『敏感肌の人達』です。

敏感肌の人達に対して、カチオン界面活性剤を配合しながら洗い流し不要物理的刺激が加わるふき取るというクレンジング行為は、かなり疑問に感じますし、ビオデルマのクレンジング水がお肌に合わない人は一定数いらっしゃると思います。

 

ビオデルマのクレンジング水が肌に合わない場合

ビオデルマのクレンジング水が肌に合わない場合、それは、カチオン界面活性剤使用という『処方面』と、コットンによるふき取りという『使用面』が原因だと思います。

やはり毎日のクレンジングは、物理的刺激が加わるふき取りを止め、洗い流すタイプがオススメですし、日本の大手メーカーであれば、基本、クレンジングにカチオン界面活性剤は配合しないので、『日本の大手メーカーのモノ』を選んだ方がいいと思います。

ビオデルマのクレンジング水にテクスチャーが近く、カチオン界面活性剤無配合&洗い流して使用という、ビオデルマの肌刺激の懸念を排除したクレンジングを挙げるのであれば『オルビス クレンジングリキッド』でしょう。

また、オイルクレンジング、高内相クリームクレンジングと、『オススメのクレンジング』は他にもあるので、是非、以下記事をご覧ください。この記事で紹介のクレンジングは全て、国内大手化粧品メーカーのモノカチオン界面活性剤不使用ふき取りではなく洗い流して使用です。

 

化粧水「ダーマローション D」

<全成分>
水、グリセリン、キシリトール、ポリソルベート20、PEG-40水添ヒマシ油、EDTA-2Na、アラントイン、セトリモニウムブロミド、PG、キュウリ果実エキス、フルクトオリゴ糖、マンニトール、水酸化Na、クエン酸、ラムノース

 

<使用法・その他特徴>

低刺激とうるおいにこだわり敏感肌の水分バランスを整える

パッチテスト済み

ノンコメドジェニックテスト済み

・無香料 無着色 弱酸性  エタノールフリー パラベンフリー

 

製品特徴

こちらもクレンジング水同様、かなりの『シンプル処方』です。クレンジングが界面活性剤水溶液であれば、化粧水は、グリセリン水溶液のようなイメージです。

特段、目を引くような美容成分はありませんから、このシンプルさが、ユーザー受けしているのでしょう。

パラベンフリーですが、抗菌成分として、セトリモニウムブロミドというカチオン界面活性剤を用いて腐敗を防止しています。

クレンジング水にも配合されていた、セトリモニウムブロミドというカチオン界面活性剤は、帯電防止剤としてコンディショニングに配合される一方、抗菌力があるため、『抗菌成分』としても配合されます。

日本の大手化粧品メーカーでは、基礎スキンケア品にカチオン界面活性剤は積極的に配合しないため、この使い方は『海外特有』と言えます。

以上まとめると、ビオデルマの化粧水の大きな特徴として、

1.グリセリンを主成分とした(グリセリン水溶液)、超シンプル処方

2.腐敗を防止するために、抗菌成分としてカチオン界面活性剤を化粧水(基礎スキンケア)に使用

 

肌に対する影響は?

クレンジング水の時にも述べましたが、日本で発売されている化粧品は安全であることが大前提。肌に対して危険な成分は、法律で配合が禁止されていたり、配合量が制限されていたりします。ですから、ビオデルマの化粧水が肌に悪い!危険!と言うわけではないです。

しかし、ビオデルマは『敏感肌用コスメ』です。敏感肌用コスメへのセトリモニウムブロミド(カチオン界面活性剤)の配合が気になります。こんな成分、本当に配合する必要があるのでしょうか?

セトリモニウムブロミドは『旧表示指定成分』です。人によってはアレルギー等の皮膚トラブルを引き起こす可能性がある成分です。ビオデルマの化粧水には配合量はわずかですが、同じく旧表示指定成分の『PG』も配合されています。

旧表示指定成分だからと言って肌に危険ではないです。配合量を守れば旧表示指定成分でも安心してお使い頂けます。しかし、

敏感肌用コスメに敢えてこれら成分を配合する必要があるのか、本当に疑問で、賛同は出来ない!

敏感肌を意識した防腐設計(腐敗を防止する策)はいくらでも存在します。

 

ビオデルマの化粧水が肌に合わない場合

ビオデルマの化粧水は超シンプル処方です。個人的にはシンプル処方は好きですが、海外特有の抗菌成分の使い方が、肌に合わない人はいるかもしれません。

そのような場合は、国内大手化粧品メーカーの化粧水がオススメです。国内大手化粧品メーカーは、化粧水開発には特に力を入れていますから、素晴らしいモノが数多く存在します。

そんな中から、以下記事では、現役の化粧品開発者の私がプロの視点でオススメ化粧水を紹介しているので、是非、ご覧ください。この記事で紹介の化粧水は全て、国内大手化粧品メーカーのモノカチオン界面活性剤不使用です。

おわりに

いかがでしょうか?

フランス発のコスメブランド『ビオデルマ』のクレンジング、化粧水は、無駄を省いた超シンプル処方です。個人的にはシンプル処方は好きですが、敏感肌コスメと考えると、やや疑問が残るのも事実

是非、皆様のコスメ選びの参考にしていただけると嬉しいです。

※本記事の内容は個人の見解であって効果を保証するものではありません

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