※当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

コスメ分析

オルビス オフ クリーム:化粧品開発者が語る製品の魅力

この記事を書いている人

コスメデイン

  • 大手化粧品メーカーで15年以上化粧品開発を担当
  • 今も現役の化粧品開発者
  • 美容雑誌の監修経験あり
  • 現役の化粧品開発者が業界の最前線で得てきた知見を「コスメの真実」としてお届けします!

美容雑誌の監修に協力させて頂きました(一部抜粋)

【2023年】乾燥肌向け保湿フェイスパウダーのおすすめ8選。プチプラ、ツヤ肌タイプなどLDKが比較

 乾かないメイクは下地を要チェック! 成分&テクスチャーのポイントは? LDKが紹介

 ジュワッと発光肌! 乾燥季節こそハイライト使いがおすすめです。LDKが紹介

  「肌が弱い=洗顔は弱酸性」は思い込み? 敏感肌のスキンケアポイントをLDKが紹介

  「インフルエンサーの真似しよ」はNG?ベースメイクの秘訣をLDKがおすすめ

  顔だけ真っ白!ファンデ失敗の回避方法をLDKがおすすめ

  実はメイク落とせてない!?クレンジングの間違いない選び方をLDKがおすすめ

  【日焼け止め】美容成分入りの思わぬ落とし穴とは?買う前に知るべき注意点(LDKおすすめ)

 

スキンケアの日常に革命をもたらす「オルビス オフクリーム」。では、このクリームが他の製品とどう異なるのでしょうか?

本記事では、オフクリームの独特な特徴と主要成分、肌への効果を、現役の化粧品開発者が詳細に解説します。肌に優しい使用感と変わるテクスチャー、正しい使用方法等、オフクリームの全貌を明らかにします。

さらに、他のオルビス製品や競合他社製品との比較を通じて、オフクリームがなぜ多くのユーザーに選ばれるのかを探ります。この記事を読むことで、オフクリームがあなたのスキンケアルーチンにどのように貢献できるのか、その理由が明確になります。

 

本記事の内容

  • 「オルビス オフ クリーム」の魅力を、現役の化粧品開発者が解説

 

スポンサーリンク




オルビス オフクリーム

オフクリームの特徴

オルビス オフクリームは、肌に優しいクレンジングとして高い評価を受けています。

このクリームの主要成分には、肌の保湿と柔軟性を高めるヒアルロン酸Naや、肌のバリア機能をサポートするセラミドネットワーク成分が含まれています。さらに、ローマカミツレ花エキス、ローズマリー葉エキス、ラベンダー花水などのブレンドハーブ成分が配合されており、肌に潤いを与えながら、穏やかにメイクや汚れを落とします。

このクリームは、特にウォータープルーフメイクや毛穴の汚れに効果的で、肌に必要なうるおいを保ちながら、汚れだけを選択的に取り除くセレクトクレンジング成分が特徴です。肌に優しい摩擦レスのテクスチャーは、肌への負担を最小限に抑え、やわらかくしっとりとした洗い上がりを実現します。

 

オフクリームの肌への効果

オルビス オフクリームは、肌のうるおいを保ちながら、しっかりとメイクや汚れを落とすことができます。

つまり、「肌への優しさ」と「クレンジング力」を両立したのが、オルビス オフクリームです。その秘密は、D相乳化法を活用した高内相タイプにあります。これについては、次項で詳しくご説明します。

このクリームを使用することで、肌はより柔らかく、潤いに満ちた状態になります。特に、乾燥や寒さによって硬くなった肌に対して、優れた効果を発揮します。冬の季節には、肌の毛穴詰まりや乾燥によるダメージが特に気になるため、このような環境下でのスキンケアに最適です。

また、オフクリームはエイジングケアにも配慮されており、肌のうるおいを保ちながら、シワやたるみの原因となる摩擦を減らすことにも貢献します。使用後の肌は、しっとりとしていて、つっぱり感がなく、肌の引き締め効果とハリ感の向上が期待できます。

オルビス オフクリームを使用することで、肌は日々のダメージから守られ、健やかな状態を保つことができるのです。

 

技術的特徴

オルビス オフクリーム最大の特徴はD相乳化法を活用した高内相タイプである事です!

高内相タイプはクレンジングの理想形

クレンジングにとって、メイクを落とすクレンジング力は最も重要な機能です。ですから、クレンジング力抜群のオイルタイプの人気は高いですが、一方でオイルタイプは、クレンジング力が高すぎる故に、肌にとって必要なうるおい(皮脂)まで落としてしまい、その後のケアをしっかりしないと、肌に負担をかける(肌に優しくない)といった側面もあります。

水系ベースであるミルクタイプクリームタイプのクレンジングは、保湿成分を多く配合できるため、肌に優しいとされていますが、オイルタイプほどクレンジング力はありません。

ですから、「クレンジング力」と「肌への優しさ」は相反する機能であり、ユーザーはクレンジング選びで常に、「クレンジング力」or「肌への優しさ」、どちらを優先するかを迫られているのです。

しかし、数あるクレンジングの中で、「クレンジング力」と「肌への優しさ」を両立するものが、ただ1つだけあります。それが、今回のオルビス オフクリームにも展開された高内相タイプのクレンジングです。

高内相とは?

通常の水系ベースのクレンジングクリームは、図2の状態です。クレンジング成分であるオイルが、水の中に細かく分散(乳化)されています。水中油型と言われるタイプです。

水系ベースですから、外側の水の部分に多くの保湿成分が配合できるため、肌に優しいですが、内側のオイル(クレンジング成分)量が少ないため、処方のほぼすべてをオイルで占めるクレンジングオイルに比べれば、クレンジング力は劣ります。

高内相というのは、クレンジングクリームの一種で、図3の状態です。水系ベースであるにもかかわらず、内側のオイル量が非常に多い状態が高内相です。

オイルはクレンジング成分ですから、オイル量が多ければ多いほど、クレンジング力はあがります。以下がオフクリームの全成分ですが、通常のクレンジングクリームであれば、全成分で「水」が上位に来ますが、オフクリームでは、上位を「オイル=クレンジング成分」が占めています。

全成分

パルミチン酸エチルヘキシル、エチルヘキサン酸セチル、テトラエチルヘキサン酸ペンタエリスリチル、水、BG、イソステアリン酸PEG-12、ステアリン酸PEG-25、ミツロウ、スクワラン、イソステアリン酸PEG-20グリセリル、シクロペンタシロキサン、ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン、ヒアルロン酸Na、(メタクリル酸グリセリルアミドエチル/メタクリル酸ステアリル)コポリマー、ローマカミツレ花エキス、ローズマリー葉エキス、ラベンダー花水、グリセリン、ステアリン酸ソルビタン、ステアリン酸グリセリル(SE)、トコフェロール、フェノキシエタノール、メチルパラベン、プロピルパラベン

このように、オルビス オフクリームは、クレンジング成分であるオイルが多量に配合されているため、抜群のクレンジング力を誇ります。一方で、水系ベースであるため、保湿成分を多量に配合することができ、肌にも優しいのです。

高内相タイプであるオルビス オフクリームは、クレンジング力と肌への優しさを両立した、クレンジングの理想形」と言えるでしょう。

 

高い技術力

クレンジング力と肌への優しさを両立した高内相タイプは、クレンジングの理想形と言いましたが、それならどのメーカーも高内相を発売すればいいという話ですが、そんな簡単ではありません。

高内相を実現するには、D相乳化法という特殊な製造法が必須であり、これを実現できるのは一部のメーカーだけです。

オルビスにはD相乳化法を実現するだけの高度な製造技術があります。何故なら、D相乳化法は、ポーラ・オルビスグループが開発した乳化法だからです。

確かな技術に裏打ちされた高機能クレンジングが、オルビス オフクリームです。

 

独特のテクスチャー

オルビス オフクリームは、その独特のテクスチャーが非常に面白いです。

オフクリームがメイク汚れとなじむ際、多量のオイルが内側からパシャっと出てきて、体温でとろけるように、クリームから液体(オイル)に変化します。これを反転転相と言いますが、肌の上でゆっくりとメイクとなじませることで、肌への摩擦を減らす事ができます。

反転後、すすぎの水が来ると、即座に乳化されて(白くなる)綺麗に洗い流されます

反転~乳化の過程で、テクスチャーが面白いように変わるので、是非、ご自身で体感して頂きたいです。

オルビス オフクリームの使用感は、肌にストレスを与えず、日々のメイク落としを快適なものに変えます。クリームがオイルに変わる瞬間は、メイクや汚れがしっかりと溶け出しているサインであり、この変化がクレンジングの効果を実感させます。

 

クレンジングは0番目のスキンケア

オルビスは、「クレンジングは0番目のスキンケア」と提唱しています。その提唱の通り、オフクリームには様々な美容成分が配合されています。

  • うるおいを守りながら、メイク汚れだけを選択的に落とす「セレクトクレンジング成分」(シクロペンタシロキサン、ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン)
  • うるおいを閉じ込めるようにネットを形成して肌を守る「セラミドネットワーク成分」((メタクリル酸グリセリルアミドエチル/メタクリル酸ステアリル)コポリマー)
  • 植物由来の保湿成分「ブレンドハーブ成分」(ローマカミツレ花エキス、ローズマリー葉エキス、ラベンダー花水)

これらは、肌に有効だけれども、オイルベースだと配合が難しい成分ばかりです。水系ベースの高内相タイプだからこそ、これら成分を配合し、「0番目のスキンケア」を体現できたのだと思います。

オルビス オフクリーム使用後の肌は、明らかに変化します。美容成分の働きにより、肌は洗い上がりにもかかわらず、しっとりとしており、乾燥によるつっぱり感がありません。肌のうるおいを保ちながら、汚れを落とすため、洗い上がりの肌はもちもちとした感触を実感できます。

オフ クリームを定期的に使用することで、肌の質感は徐々に改善され、健康的で輝くような肌へと導かれます。

 

オフクリームの独特な使用方法

正しい使用量と塗布方法

オルビス オフクリームを最大限に活用するためには、適切な使用量塗布方法が重要です。

推奨される使用量は、さくらんぼ1粒大程度です。この量を手のひらに取り、顔の5点(両頬、額、顎、鼻)に点置きします。クリームの質感が肌に密着しやすくなるよう、顔全体にゆっくりと伸ばしていきます。

塗布する際は、肌に優しくなじませることがポイントです。特に、頬から始めて目元、額、小鼻、口まわりの順に円を描くようにやさしくマッサージします。この方法により、クリームが肌の隅々まで行き渡り、メイクや汚れを効果的に捉えます。

一番重要な事は、「乾いた手で使う事」です。濡れた手でも使えるというクレンジングはありますが、高内相タイプを濡れた手で使うと、乳化してしまって、クレンジング力が半減してしまうので、必ず乾いた手でお使いになるようにして下さい。

オフクリームは濡れた手厳禁です!必ず乾いた手でお使いください。

 

効果的なクレンジング手順

オルビス オフクリームのクレンジング手順は、肌への負担を最小限に抑えつつ、効果的に汚れを落とすことを目的としています。

クリームを肌になじませた後、メイクや汚れがクリームによって包み込まれると、クリームの感触が軽くなります。この感触の変化が、洗い流しの適切なタイミングを示しています。

洗い流す際は、水またはぬるま湯を使用し、肌を優しく洗い上げます。特に、目元のメイクはクリームが溶け出してから丁寧になじませることで、スムーズにメイクオフが可能です。

この手順により、肌は清潔になりながらも、必要なうるおいを保つことができ、洗い上がりの肌はしっとりとした感触を残します。定期的な使用により、肌は健やかで美しい状態を保つことが期待できます。

 

オフクリームと他製品の比較

オルビスの他のクレンジング製品との違い

オルビス オフクリームは、オルビスが提供する他のクレンジング製品と比較して、特にその質感クレンジング力で際立っています。

オフクリームは、肌にほどよく密着し、体温でとろけるクリーム状のテクスチャーが特徴です。これに対して、オルビスのクレンジングリキッドは、ベタつきがなく、さっぱりとした洗い上がりが特徴です。また、クレンジングジェルは、贅沢なうるおい成分が配合されており、後肌がしっとりもっちりとした感触を提供します。

オフクリームは、特にウォータープルーフメイクや毛穴の汚れに強く、肌本来のうるおいを保ちながら汚れを落とすことができます。他の製品と比較して、オフクリームは、肌をほぐしてやわらかくする効果があり、特に乾燥した肌やエイジングケアが必要な肌に適しています。

 

競合他社製品との比較分析

オルビス オフクリームは、競合他社のクレンジング製品と比較しても、その独自の特性で優れています。

多くの他社製品がメイク落としの効果に重点を置いている中、オフクリームは肌のうるおいを保ちながら汚れを落とすことに特化しています。また、オフクリームに含まれる保湿成分ヒアルロン酸Naやセラミドネットワーク成分は、肌のバリア機能を強化し、乾燥から肌を守ります。

オフクリームのような高内相タイプは付加価値が付けやすいため、デパコスに多いクレンジングタイプです。ですから、比較的高価格になりがちですが、オフクリームは、100g / 約2,500円ですから、非常にコスパがいいと言えます。

これらの点から、オルビス オフクリームは、肌の健康と美しさを考慮したユーザーにとって、優れた選択肢となります。

 

オフクリームのスキンケアへの貢献

オフクリームがスキンケアに与える影響

オルビス オフクリームは、単なるクレンジング製品を超え、スキンケア全体の質を向上させる重要な役割を果たします。

このクリームは、肌に最初に触れる製品として、スキンケアの基礎を築きます。特に、セレクトクレンジング成分が肌本来のうるおいを守りながら、メイクや汚れを効果的に取り除きます。これにより、肌は洗い上がりにもしっとりとした感触を保ち、スキンケア製品の浸透を促進します。

また、オフクリームに含まれる保湿成分ヒアルロン酸Naとセラミドネットワーク成分は、肌のうるおい環境を整え、スキンケアの効果を最大化します。ブレンドハーブ成分も配合されており、肌をさらにしっとりと保ちます。これらの成分は、肌のバリア機能を強化し、日中のダメージから肌を守る効果も期待できます。

 

オフクリームを使うことの長期的なメリット

オルビス オフクリームを長期的に使用することで、肌の健康と美しさが持続的に向上します。

このクリームは、肌の乾燥や摩擦によるダメージを軽減し、肌の柔軟性と弾力を保つのに役立ちます。長期的な使用により、肌はより滑らかで、ハリと弾力が増すことが期待されます。

また、オフクリームは、肌の老化防止にも寄与します。肌のうるおいを保ちながら、シワやたるみの原因となる摩擦を減らすことで、エイジングケアにも効果的です。

定期的な使用により、肌は年齢に応じた適切なケアを受け、健康的で若々しい状態を維持することができます。

 

おわりに

いかがでしょうか?

オルビス オフクリームは、日々のスキンケアに革命をもたらす製品です。

肌に優しいクレンジングとして高い評価を受け、ヒアルロン酸Naやセラミドネットワーク成分など、肌の保湿と柔軟性を高める成分が豊富に含まれています。特に、ウォータープルーフメイクや毛穴の汚れに効果的で、肌に必要なうるおいを保ちながら汚れを選択的に取り除くセレクトクレンジング成分が特徴です。

また、D相乳化法を活用した高内相タイプの採用により、クレンジング力と肌への優しさを両立しています。

このクリームを使用することで、肌は柔らかく、潤いに満ちた状態になり、エイジングケアにも貢献します。オルビス オフクリームは、肌の質感を改善し、健康的で輝くような肌へと導く、スキンケアの新たなスタンダードと言えるでしょう。

 

※本記事の内容は個人の見解であって効果を保証するものではありません

   
大手化粧品メーカーで15年以上、今なお現役の化粧品開発者の私が、これまでの経験をもとに、コスメを厳選してご紹介します!
あわせて読みたい化粧品開発者が選ぶ!圧倒的な技術搭載クレンジング 厳選5選!

クレンジングには、オイル・バーム・リキッド・ジェル・クリームと、様々なタイプが存在します。これだけタイプが違うモノが存在するアイテムは、クレンジング以外ないと思いますし、だからこそ、どのクレンジングを ...

あわせて読みたい化粧品開発者が選ぶ!技術力抜群の化粧水 厳選6選!

コスメには多くのアイテムがありますが、各社、最も力を入れて開発するアイテムは何か? 答えは化粧水 何故なら、化粧水はユーザーが最も多く、そこには巨大な市場が存在するからです。ですから各社、化粧水開発に ...

あわせて読みたい化粧品開発者が選ぶ!技術で差がつく最強美白コスメ 厳選5選!

美白コスメ、多すぎてどれを選べばいいの? この記事では、現役の化粧品開発者が、美白の有効成分とその作用機序を詳しく解説し、プロの視点から厳選した美白コスメをご紹介します。シミの原因となるメラニン色素の ...

あわせて読みたい化粧品開発者が選ぶ!おすすめハトムギ化粧水ランキング!

ハトムギ化粧水を使ってみたいけど、どれを選んでいいのだろうか? ハトムギ化粧水は大人気ですから、市場には製品が溢れていて、どれを選んでいいのか分からない!とお悩みの方は多いと思います。 そこでこの記事 ...

 
スポンサーリンク

-コスメ分析