

この記事で分かること
- 化粧水をつけないクリームだけのスキンケアの落とし穴
「化粧水ってつけないとダメですか?クリームだけじゃダメ?」
これは、私が化粧品開発の現場でよく耳にする質問のひとつです。
時短、節約、ミニマルケア。いま、多くの人がスキンケアを減らす方向にシフトしています。
でも、それで肌の調子が本当に整っているでしょうか?
私は現役の化粧品開発者として、成分や処方の設計だけでなく、肌がどう変わるかを長年見続けてきました。
この記事では、化粧水つけない派の方がどんな状態になりやすいか、なぜ化粧水が必要なのか、をプロ視点で解説し、おすすめの1本をご紹介します!
この記事を書いている人
コスメデイン
- 大手化粧品メーカーで15年以上化粧品開発を担当
- 今も現役の化粧品開発者
- 美容雑誌の監修経験あり
- 現役の化粧品開発者が業界の最前線で得てきた知見を「コスメの真実」としてお届けします!
美容雑誌の監修に協力させて頂きました(一部抜粋)
「化粧水つけない」って実際どう?プロが見ているリアル
「化粧水つけない」って実際どうなのか?
プロが見ているリアルについてお話しします。
①クリームだけケア、現場でよくある声
②肌が不調になる理由は「水分不足」だった!
③化粧水って「水」じゃないんです
クリームだけケア、現場でよくある声
私は現役で化粧品の開発に携わっており、お客様の声、さらにはカウンセリング現場での実際の反応まで見てきました。
そこでよく聞くのが、「最近、化粧水やめたんです。クリームだけでも意外と大丈夫でした」という声。
確かに、ある程度皮脂分泌が活発な方や、湿度の高い季節では、短期的に大きな肌トラブルが出ないケースもあります。
「ラクだし、肌も荒れてないから続けてる」という人も実際に存在します。
でも、こうした“自己流のケア”を続けていた人たちの多くが数ヶ月後に、「なんか最近ゴワつく」「毛穴が目立つ」「ニキビができやすくなった」といった違和感を感じるようになっていくんです。
一時的な調子の良さに騙されて、本当に必要なケアをやめてしまうことで、じわじわと“肌体力”が落ちていく。
これが、開発現場で見ている“リアルな問題”です。
最初は気付かなくても、肌は確実に反応しているんです。
肌が不調になる理由は“水分不足”だった!
「クリームだけにしたら、テカりやすくなった」「赤みが出やすくなった」…これ、実は、肌の水分不足が大きな原因です。
クリームは“フタ”の役割をしますが、フタをする前に中身(水分)がないと意味がありません。
水分不足になると角層が固くなり、キメが乱れ、毛穴が開きやすくなります。
さらに、肌が「水分が足りない!」と判断して、皮脂を過剰に分泌するようになり、結果的にテカリやすくなるという悪循環に。
これを“インナードライ”と呼ぶこともありますが、見た目がオイリーでも中はカラカラという状態は、トラブルの温床です。
「肌がなんとなく不安定」「同じケアをしてるのに揺らぐことが増えた」という方は、水分補給=化粧水を見直すサインかもしれません。
クリームだけではカバーできない理由、ここにあります!
化粧水って“水”じゃないんです
「化粧水なんてほとんど水でしょ?」って思っている方、意外と多いです。
でもそれ、まったくの誤解。
これに関しては、以下記事に詳細に書かれているので是非ご覧ください!
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私たち化粧品開発者から見ると、化粧水は単なる“サラッとした液体”ではなく、肌のコンディションを整えるための“精密な処方品”です。
だからこそ、「使わなくても大丈夫」ではなく、「使うと肌がちゃんと整うアイテム」として見てもらいたいですね。
なぜ化粧水が必要なのか?開発者が語る処方の秘密
なぜ化粧水が必要なのか?
開発者が語る処方の秘密をお伝えします。
①化粧水は“角層の水分回復剤”
②クリームと違うのは“設計思想”
化粧水は“角層の水分回復剤”
私たちの肌の表面には、「角層」と呼ばれるわずか0.02mmほどの層があります。
ここは肌のバリア機能を担う非常に重要な部分で、水分量が20〜30%の状態が“理想的なうるおい状態”とされています。
しかし、洗顔後やエアコンの下、紫外線を浴びた後などは、この角層の水分がぐんぐん蒸発してしまうのです。
そのタイミングで肌に水分を届けてくれるのが、化粧水。
単に“濡らす”のではなく、水分を保持しながら角層を柔らかく整える「リセット剤」のような役割がある、と私は考えています。
この土台が整っていなければ、美容液やクリームの効果も十分に発揮されない。
つまり化粧水は、スキンケア全体の“初動”を整える意味で非常に重要なんです。
クリームと違うのは“設計思想”
ユーザーの方からよく「化粧水とクリーム、どう違うんですか?」と聞かれます。
一言でいうなら、肌の表面を守るのがクリーム、内部を整えるのが化粧水という感じです。
開発者視点で言えば、化粧水は「肌の状態を下支えするベース処方」であり、クリームは「保湿・保護のための皮膜形成を目的とした守りの処方」なんです。
つまり、役割がまったく違う。
たとえば化粧水には、水分保持成分(ヒアルロン酸Na、トレハロースなど)や整肌成分(アミノ酸、植物エキス)などが含まれており、肌を整える設計が中心です。
一方でクリームは、セラミド、ワセリン、スクワランなどの“油分”をメインに、与えたものを逃がさない設計です。
なので、どちらか一方では不完全。
“補う”と“守る”のダブルケアが揃って、肌はちゃんと機能してくれるようになります。
それでもミニマルにケアしたい人へ|1本で肌が変わる化粧水
それでもミニマルにケアしたい人へ、現役の化粧品開発者の私が、1本で肌が変わる化粧水をご紹介します。
①1ステップでも肌は整う
②オルビスはなぜ“無油分”にこだわったのか
③開発者が見てもバランスが優れている理由
1ステップでも肌は整う
「化粧水→乳液→クリーム→美容液…」
もちろん、すべてを丁寧にこなせば理想的です。
でも、忙しい日々のなかで「1本で済ませたい」という気持ち、すごくよくわかります。
実際、開発現場でも「1ステップで機能するアイテムを作ってほしい」というニーズは年々高まっていて、最近では“高機能化粧水”が主役級の役割を担うようになってきました。
その中でも、オルビスの化粧水は、角層への水分補給・バリアサポート・導入効果といった要素を兼ね備えていて、1本で「整う」実感を得られる設計になっています。
オルビスはなぜ“無油分”にこだわったのか
オルビスといえばオイルカット(無油分)処方。
これは業界でもかなり独自性があり、開発者目線で見ても非常に“攻めた処方”です。
通常、化粧水に油分を加えることで“しっとり感”や“使用感の良さ”を演出するのが一般的です。
しかしオルビスは、あえて油分を完全に排除することで、肌本来の水分・油分バランスを邪魔しない処方を貫いています。
これにより、脂性肌やニキビができやすい方にも安心して使えるだけでなく、“重ねづけしてもベタつかない”という高い使用感も実現しています。
オイルを使わず、成分設計だけで「うるおい感」を出すのは、本当に技術力がいること。
開発者として私は、この無油分処方に“美学と覚悟”を感じています。
現場の開発者が見てもバランスが優れている理由
では、なぜオルビスの化粧水は「1本でいける」のでしょうか?
その理由は、水分保持・浸透性・肌なじみのバランスが非常に優れているからです。
たとえば、「オルビスユー ローション」は、“とろぱしゃ”と表現される独特のテクスチャで、肌にのせた瞬間にスッと角層まで浸透するように設計されています。
さらに、オルビス独自の成分「キーポリンブースター」が、肌の“うるおいルート”にアプローチし、水分を巡らせて、肌本来のうるおう力を引き出してくれるのです。
つまり、ただ肌表面を濡らすだけでなく、うるおいを内側から巡らせて、肌が自ら働くような理想的な状態へと導く処方になっているというわけです。
保湿成分には、ヒアルロン酸Naや加水分解コラーゲンなど、水分ベースの高保湿成分が配合されており、クリームを重ねなくても、しっかりとうるおいが持続する感覚があります。
こうした構成には、開発者のこだわりと情熱が込められており、「よくここまで突き詰めたな…!」と感心せざるを得ません。
だからこそ私は、スキンケアを最小限にしたい方に、オルビスの化粧水を自信を持っておすすめしたいのです!
肌タイプ別|開発者がすすめるオルビスの使い分け
肌タイプ別|開発者がすすめるオルビスの使い分けについてご紹介します。
①乾燥肌に:オルビスユー
②脂性肌に:オルビスクリアフル
③年齢肌に:オルビスユー ドット
乾燥肌に:オルビスユー
「頬がカサつく」「季節の変わり目に粉をふく」「メイクのノリが悪い」……
そんな乾燥肌の方には、迷わずオルビスユー ローションをおすすめします。
この化粧水は、「とろぱしゃ」テクスチャというユニークな感触が特徴で、とろみがあるのにベタつかず、角層の奥までじんわりうるおいを届けてくれる設計です。
開発者として注目しているのは、独自成分「キーポリンブースター」の働き。
これは肌内部の“うるおいの通り道”にアプローチし、乾燥でうるおいが届きにくくなっている肌でも、水分がスムーズにめぐるようサポートしてくれます。
さらに、ヒアルロン酸Naや加水分解コラーゲンといった高保湿成分もバランスよく配合されており、肌の土台からふっくら整えてくれる実感があります。
乾燥肌に必要なのは「与えて、キープする」仕組み。
オルビスユーはまさにその機能が凝縮された1本です!
\ 乾燥肌にオルビスユー /
今だけ!モニターセット980円(税込み)
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脂性肌に:オルビスクリアフル
「テカリが気になる」「ニキビができやすい」「毛穴が開いている気がする」…
そんな脂性肌・混合肌の方にぴったりなのが、オルビス クリアフル ローションです。
このシリーズは、繰り返すニキビや肌荒れを防ぐための薬用処方。
グリチルリチン酸ジカリウムやビタミンC誘導体といった、抗炎症成分・美白成分がバランスよく配合されています。
そして、うるおいはしっかり届けつつも、ベタつきが残らない“さらさら処方”に設計されているのも大きなポイント。
開発者視点で言えば、この処方は「水分は入るが、油分はゼロ」という理想的な構造。
「テカる=水分はいらない」ではなく、むしろ水分不足を補うことで皮脂分泌が落ち着くという原理にのっとった製品です。
インナードライタイプの脂性肌にも、本当に効果を発揮する処方になっていますよ。
\ 脂性肌にオルビス クリアフル /
今だけ!モニターセットが980円(税込み)
年齢肌に:オルビスユー ドット
「最近ハリがなくなってきた」「乾燥による小ジワが目立つ」「肌がくすんで見える」…
そんなエイジングサインが気になり始めた方には、オルビスユー ドット ローションがぴったりです。
このシリーズは“肌の基礎力を育てる”という設計思想のもと、年齢肌の、うるおいが届きにくい問題にアプローチしています。
特に注目なのは、植物由来の整肌成分。
セイヨウサンザシエキス、オトギリソウエキス、スイカズラエキスなどが、肌の土台に働きかけて、透明感・ハリ・柔らかさを引き出してくれるんです。
使用感はとろみがありながら、肌にのせるとスーッと伸びてベタつかず、“大人肌特有のごわつき”にもなじみやすい設計。
年齢による肌変化に悩んでいる方こそ、まずは水分ケア=化粧水から見直してほしいですね。
\ 年齢肌にオルビスユードット /
今だけ!モニターセットが980円(税込み)
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おわりに
いかがでしょうか?
化粧水をちゃんと選べばスキンケアはもっとラクになる、ということを最後にもう一度お伝えしたいと思います。
クリームだけで物足りなかった人へ
「クリームだけで十分だと思っていたけど、最近なんだか肌が不調…」
そんな方にこそ、今日お伝えした内容を思い出してほしいんです。
肌のうるおいは、水分と油分のバランスで成り立っています。
どちらか片方だけでは、本来の健やかな状態にはなれません。
化粧水を取り入れることで、肌は水分をたっぷり含み、「ふっくら」「なめらか」「透明感がある」というベースが整います。
クリームはそのうるおいをキープする、頼れるパートナー。
だからこそ、「クリームだけでもなんとかなってるし…」という状態から、もう一歩先の肌へ進みたい人には、化粧水の力が必要なんです。
毎日のケアに“あと1ステップ”を足すだけ
とはいえ、いきなりスキンケアを4ステップ、5ステップと増やすのは大変。
でも、化粧水1本なら、毎日のケアに“あと1ステップ”だけ足すだけ。
特にオルビスのように、シンプルで高機能な化粧水であれば、朝晩の習慣に無理なく組み込むことができます。
さらに、肌が整ってくるとクリームの量も減らせたり、メイクノリが良くなったりと、日常の小さな変化が積み重なっていきます。
それが“スキンケアの手応え”につながるんです。
無理せず、続けられるケアを見つけよう
スキンケアって、つい「完璧じゃないとダメ」と思いがち。
でも実は、肌にとって一番大切なのは、“続けられること”なんです。
1日2日で結果が出るものではないからこそ、無理せず、気持ちよく続けられるものを選ぶことが、肌にとっても自分にとってもやさしい選択です。
もし今、「化粧水、ちょっと面倒だな」と思っている方がいたら、
“オルビスの化粧水1本”から、はじめてみてください。
必要なケアだけを、必要なだけ。
それが、開発者としても、自分の肌と向き合うひとりの人間としてもおすすめできる、“ミニマルだけど妥協しない”スキンケアの形です。
あなたの肌が、また一歩きれいに整っていくのを楽しみにしています!
※本記事の内容は個人の見解であって効果を保証するものではありません