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コスメの真実 話題の製品

シュウウエムラ クレンジングの違いを化粧品開発者が徹底解析!

シュウウエムラのクレンジングってたくさんあるけど、何が違うの?

 

こんな疑問に、現役の化粧品開発者がお答えします!

 

この記事で分かること

  • シュウウエムラのクレンジングがなぜ“特別”とされるのか、成分・処方・体験価値の全てを化粧品開発者目線で解説

 

「クレンジングなのに、使うたび気分が上がる」——そう語られることの多い、シュウウエムラのクレンジングオイル。

高級感あふれるボトル、深く癒される香り、そして洗い流したあとのしっとり感。まるで、スキンケアとアートが融合したような存在に、多くの女性が魅了され続けています。

でも、ふと思いませんか?

 

「これって本当に価格に見合う中身なの?」

「他のクレンジングと何が違うの?」

 

本記事では、そんな疑問に答えるべく、現役の化粧品開発者の視点からシュウウエムラのクレンジングオイルを徹底分析

その魅力、処方の実力、さらには価格とのバランスまで、成分レベルでわかりやすく解説します。

さらに、シュウと並び称される人気製品「アテニア スキンクリア クレンズオイル」とのガチ比較も実施。あなたのクレンジング選びを、感性だけでなく「納得の理性」でもサポートします。

本物の“違い”を知りたい方、必読です!

 

この記事を書いている人

コスメデイン

  • 大手化粧品メーカーで15年以上化粧品開発を担当
  • 今も現役の化粧品開発者
  • 美容雑誌の監修経験あり
  • 現役の化粧品開発者が業界の最前線で得てきた知見を「コスメの真実」としてお届けします!

美容雑誌の監修に協力させて頂きました(一部抜粋)

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シュウウエムラのクレンジングが愛される3つの理由

数あるクレンジングオイルの中でも、なぜシュウウエムラは“特別”なのか?

ここでは、長年にわたって高い支持を集めてきた3つの理由を、化粧品開発者の視点でわかりやすくご紹介します。

 

■ 世界初のオイルクレンジングのパイオニア

1967年、シュウウエムラは“オイルでメイクを落とす”という全く新しい発想を世に送り出しました。

それまで主流だったミルクやクリームタイプとは一線を画し、「肌に不要なものだけを落とし、必要なうるおいは残す」というコンセプトをもとに、植物オイルと界面活性剤の絶妙なバランスで処方設計されました。

この考え方は今や常識となった「W洗顔不要」「濡れた手でも使える」オイルクレンジングの原点。

シュウウエムラが業界に与えた影響は計り知れず、現在のオイルクレンジング市場の礎を築いた存在と言っても過言ではありません。

その技術は進化を続け、「アルティム8∞」のような製品に結実。オイルの種類・界面活性剤・香り・使用感のすべてにおいて、トップクラスの完成度を誇ります。

開発者目線でも、シュウウエムラの処方設計は「教科書のような存在」。

オイルクレンジングの基本を広めたブランドとして、大きな功績があると感じています。

 

■ 香りやテクスチャなど五感へのこだわり

シュウウエムラのクレンジングは、ただメイクを落とすだけのアイテムではありません。

香り・テクスチャ・肌なじみ・洗い上がりといった、“五感で感じるスキンケア体験”を提供してくれるのです。

例えば「アルティム8∞」は、オリエンタルな深い香りで夜のスキンケアを癒しの時間に変えてくれますし、「ボタニック」は精油ベースのナチュラルな香りでオーガニック派からの支持も高いです。

肌にのせた瞬間のとろみ感と、すっとなじむ感触は格別で、洗い流し後のツッパリ感がないのも高評価のポイント。

これは、オイル×界面活性剤の処方バランスが非常に優れている証拠です。

こうした“感性”に寄り添うクレンジング設計は、成分表だけでは語れないブランドの美意識があるからこそ。

単なる機能勝負では再現できない、シュウならではの体験価値がここにあります。

 

■ 高級感とブランド世界観が選ばれる理由

シュウウエムラは「アートとサイエンスの融合」という独自の哲学を持つブランドです。

パッケージデザイン・ボトルの質感・ロゴや色使いなど、細部まで統一感のある美しい世界観が魅力のひとつ。

特にクレンジングオイルは、「洗うだけで気分が上がる」と多くの愛用者が語るほど。「見える場所に置きたくなる」「プレゼントにも喜ばれる」など、使用感+ビジュアルの満足度が高い製品です。

また、美容部員さんやサロンでの使用実績も多く、「プロが選ぶアイテム」という信頼感もプラス要素。

こうしたストーリー性とブランド価値の一貫性が、長年愛される理由となっています。

価格帯は確かに高めですが、それでも「自分へのご褒美」や「特別な一品」としてリピートされる理由が、ここに詰まっています。

もちろん、成分だけ・価格だけで見ると他の選択肢もあります。

しかし、世界観への共感という“数値化できない価値”を大切にする人にとって、シュウウエムラは唯一無二の存在なのです。

 

ここが重要!

  • シュウウエムラは、オイルクレンジング市場の礎を築いた先駆者的ブランド
  • 機能性だけでなく、香り・テクスチャなど五感に訴える処方設計が高く評価
  • 高級感ある世界観とブランド哲学が共感を呼び、価格以上の価値を感じるユーザーが多い

 

5種類のクレンジングオイルを徹底比較

シュウウエムラ クレンジング 違い

前述したように、シュウウエムラのクレンジングは「処方の完成度の高さ」や「感性に訴える使用感」「ブランドとしての世界観」が高く評価されています。

ですが、開発者の視点で見ると、そこにとどまらず、実際の成分や設計の中身まで見てこそ、その実力や特徴がより深く見えてきます。

そこでここからは、現役の化粧品開発者の目線で、シュウウエムラのクレンジングオイル5種類を、「成分」「界面活性剤」「価格」の観点から徹底比較していきましょう。

 

■ 5種の特徴を比較表で一目で理解

まずは、シュウウエムラのクレンジングオイルが、“感性”だけでなく、“中身”としてどんな違いがあるのかを把握するために、5種類の特徴を表にまとめました。

前章でご紹介したように、香りやテクスチャといった体験価値も魅力ですが、ここでは客観的に「処方設計」としての違いを見ていきます。

以下の表では、主なオイル成分・界面活性剤・価格・容量などを一覧で比較しています。

 

製品名 主なオイル成分 主な界面活性剤 価格(税込) 容量
アルティム8∞ トウモロコシ胚芽油、パルミチン酸エチルヘキシル ジオレイン酸PG-6、ジカプリン酸PG-6 6,270円 150mL
ブラック パルミチン酸エチルヘキシル、ミリスチン酸イソプロピル ジカプリン酸PG-6、ジオレイン酸PG-10 5,720円 150mL
ボタニック トウモロコシ胚芽油、カプリル酸/カプリン酸トリグリセリル ジオレイン酸PG-6、ジカプリン酸PG-6 6,270円 150mL
A/O+ P.M.クリア トウモロコシ胚芽油、ポリブテン ジオレイン酸PG-10、ジカプリン酸PG-6 5,060円 150mL
ブランクロマ パルミチン酸エチルヘキシル、トウモロコシ胚芽油 トリイソステアリン酸PEG-20グリセリル 5,060円 150mL

 

このように一覧で見ると、価格帯はおおむね横並びでやや高めに設定されています。

ただし、使用されているオイルや界面活性剤の種類にははっきりと違いがあるのがわかりますね。

次からは、それぞれの要素について、もう少し深掘りして見ていきましょう。

 

アルティム8∞ スブリム ビューティ クレンジング オイルn

 

 

ブラック クレンジング オイル

 

 

ボタニック クレンジング オイル

 

 

A/O+ P.M.クリア ユースラディアント クレンジング オイル

 

 

ブランクロマ ライト&ポリッシュ クレンジング オイル

 

 

■ 主なオイル成分から読み解く違い

先ほどの比較表からもわかるように、シュウウエムラのクレンジングは、どれも“高級な印象”がありますが、前述の通り、その印象とは裏腹に使われている成分は意外と“堅実”です。

オイルクレンジングの処方において、核となるのはもちろん「オイルそのものの質」ですが、シュウウエムラでは「トウモロコシ胚芽油」「パルミチン酸エチルヘキシル」「ミリスチン酸イソプロピル」など、比較的安定性の高いベーシックなオイルが中心に使われています。

これらは実は、どれも、比較的安価かつ安定性の高いオイル

例えば「パルミチン酸エチルヘキシル」はサラッとした軽いテクスチャが特徴で、洗い上がりにベタつきが残りにくい処方に向いています。

一方、トウモロコシ胚芽油は酸化安定性も悪くなく、使用感もなめらかで安定性もあるので、多くの製品に採用されていますが、特別高価なオイルではありません。

つまり、高級なイメージのあるシュウウエムラですが、使っているオイル自体は「高級オイル」とは言いにくい部分があります。

このあたりが、価格とのバランスを考えると少し気になる点です。

ブランドイメージに隠れがちですが、使用されているオイルの原価は実はそんなに高くないものばかりです。

 

■ 洗浄力と肌負担のバランスを評価

前章では、シュウウエムラが“洗い上がりの心地よさ”や“肌へのやさしさ”といった「使用感」に強みを持つことをお伝えしました。

では、具体的にどのようにその心地よさを実現しているのでしょうか?

ここでは、「洗浄力と肌への負担のバランス」に注目して、処方技術を見ていきます。

オイルクレンジングにおいてもっとも重要なのは、「メイクをきちんと落とすこと」と「肌に負担をかけすぎないこと」のバランスです。

このバランスを成立させるためには、オイルの種類だけでなく、界面活性剤の種類・濃度・処方設計全体が深く関わってきます。

シュウウエムラのクレンジングは、この点において全体的にバランス重視の処方となっており、いずれの製品も、「濃いメイクをしっかり落とせるのに、洗い上がりはつっぱらない」と評価されています。

中でも、「アルティム8∞」は、最も保湿感のある使用感で、“クレンジング後とは思えないしっとり感”が支持されています。

一方で、「ブラック」は炭配合や角栓ケアに寄せた処方で、毛穴詰まりや黒ずみが気になる方向けにやや洗浄力強めの設計です。

また、「A/O+ P.M.クリア」は、PM2.5や大気汚染などの汚れに着目して設計されており、メイク以外の微細な粒子もしっかり落とす設計。

これも洗浄力強めに寄っている製品ですが、植物由来の保湿成分もバランスよく配合されているため、過剰な乾燥にはなりにくい印象です。

こうしてみると、シュウウエムラのクレンジングは、どれも“平均点以上”の洗浄力と“優しさ”の両立を目指した設計であることがわかります。

ただし、ここで一つだけ言っておきたいのが、界面活性剤の技術レベルについて。

実は、価格が高めにもかかわらず、界面活性剤そのものはあまり最新のものではなく、いわゆる“無難な成分”で構成されている傾向があります。

他社製品――例えば、「アテニア スキンクリア クレンズオイル」などは、同価格帯以下でありながら、より高機能な界面活性剤を使っていたり、「濡れた手OK」「ダブル洗顔不要」「まつエクOK」などの性能を高レベルで両立しているんですね。

そのため、洗浄力と肌負担の両立は十分に評価できますが、「価格に見合った技術の高さか?」という視点で見ると、もう少し成分的に頑張ってほしい部分もあります。

 

■ 含まれる界面活性剤から処方技術を比較

ここまでご紹介してきたように、シュウウエムラのクレンジングは、香りやテクスチャなど感覚的な満足度が高く、処方設計としても“バランス重視”の安心感が魅力です。

ただその一方で、「成分の革新性」や「処方の攻め方」という点ではやや控えめな印象も見受けられます。

その差が特に出るのが、界面活性剤の選び方と使い方

オイルと水をつなぐ役割を担う界面活性剤は、クレンジングの中でも極めて重要な構成要素であり、処方の技術力が最も現れやすい部分でもあります。

ここで、シュウウエムラのクレンジングオイル5種に共通してよく使われているのが、以下のようなポリグリセリル系の非イオン界面活性剤です。

 

  • ジオレイン酸ポリグリセリル-6(または-10)
  • ジカプリン酸ポリグリセリル-6
  • オレイン酸ポリグリセリル-2
  • カプリル酸ポリグリセリル-6

 

これらはいずれも、比較的肌に優しく、植物由来で生分解性も良いとされている成分です。

洗浄力は穏やかで、しっとり系のクレンジングオイルによく使われます。

しかし一方で、これらの成分は、最新のクレンジング処方で“革新的”とされるほどの技術ではない、いわば「優等生だが特徴に欠ける」タイプの界面活性剤でもあります。

一方で、近年注目を集めているブランド「アテニア」では、より多機能な界面活性剤の採用が進んでいます。

例えば、

 

  • ジイソステアリン酸ポリグリセリル-10
  • トリイソステアリン酸PEG-20グリセリル
  • イソステアリン酸ポリグリセリル-2
  • イソステアリン酸PEG-20ソルビタン

 

など、複数の界面活性剤を組み合わせることで、濡れた手OK・まつエク対応・高い乳化性・肌なじみの良さ・高速クレンジングを実現しているのがポイントです。

つまり、シュウウエムラのクレンジングオイルは「処方に無駄がなく安定性もある」、けれども、「価格の割に処方技術的な“飛び道具”は少ない」というのが開発者目線での率直な評価になります。

もちろん、安定性・香り・ブランド体験を含めた“総合力”で評価される製品ではありますが、成分的に見れば、処方技術の革新性や先進性はそこまで強くないと言えるでしょう。

あえて辛口に言うなら、ブランド力で補っている面もあるかなという印象です。

コスパや機能性を重視する読者には、アテニアの処方力を知ってもらいたいところですね。

 

アテニア スキンクリアクレンズオイル
エチルヘキサン酸セチル、ジイソステアリン酸ポリグリセリル-10、ジカプリン酸ポリグリセリル-6、グリセリン、ジカプリリルエーテル、トリイソステアリン酸PEG-20グリセリル、メチルグルセス-10、(ベヘン酸/エイコサン二酸)グリセリル、ククイナッツ油、ホホバ種子油、アッケシソウエキス、シスツスモンスペリエンシスエキス、ヘリクリスムイタリクムエキス、プルケネチアボルビリス種子油、メドウフォーム油、アルガニアスピノサ核油、ツボクサエキス、イソステアリン酸ポリグリセリル-2、ジグリセリン、イソステアリン酸PEG-20ソルビタン、水、ステアリン酸イヌリン、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、ヒマワリ種子油、PEG/PPG/ポリブチレングリコール-8/5/3グリセリン、トコフェロール、フェノキシエタノール
  • 無着色
  • 無香料、香料タイプあり
  • アレルギーテスト済
  • ノンコメドジェニックテスト済
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現役の化粧品開発者が見る!シュウウエムラの処方と価格のリアル

前章では、シュウウエムラのクレンジングオイル5種について、処方の中身を「成分」「界面活性剤」「価格」の観点から比較しました。

それを踏まえて、この章ではさらに一歩踏み込んで、「価格に見合った処方か?」という観点から開発者目線で分析していきます。

 

■ 原料コストと販売価格のギャップ

まず最初に気になるのが、「価格に対して、成分はどのくらい高級なのか?」という点です。

シュウウエムラのクレンジングオイルは、150mLでおおむね5,000〜6,000円台。いわゆる、高価格帯のクレンジングに分類されます。

しかし、前章で触れたように、使われている主なオイル成分は「パルミチン酸エチルヘキシル」「ミリスチン酸イソプロピル」「トウモロコシ胚芽油」「トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル」など、非常に汎用性が高く、化粧品業界では広く使われている安定性の高い油剤が中心です。

これらの原料は、品質こそ安定していますが、1kgあたり数百円〜1,000円台で仕入れ可能なケースも多く、いわゆる“高級オイル”ではないです。

つまり、価格=中身の原価ではなく、ブランディング・香りの設計・容器デザイン・ブランド体験といった“付加価値”が価格の大部分を占めているというのが実態です。

これは決して悪いことではなく、化粧品ではよくある構造なのですが、成分重視で商品を選びたい方にはギャップを感じる部分かもしれません

シュウウエムラは、“世界観に共感する人のためのブランド”という位置づけが非常に強いと言えるでしょう。

 

■ 界面活性剤技術の強みと限界

次に、界面活性剤の視点から見ていきましょう。

前章でもご紹介したように、シュウウエムラのクレンジングオイルには「ジオレイン酸ポリグリセリル-6」「ジカプリン酸ポリグリセリル-6」などの非イオン系界面活性剤が採用されています。

これらは、肌にやさしく、生分解性も良好な安全性の高い成分で、いわば“優等生”の処方です。

ただし、開発者の目で見ると、「安全性は高いが、技術的な新しさは少ない」という印象も否めません。

例えば、「濡れた手OK」「W洗顔不要」「まつエク対応」といった特長は、いまや多くのブランドで実現されており、特別な機能というよりは“現代の標準スペック”と言っていいほど一般的です。

それにも関わらず、シュウウエムラはこれらを「プレミアムな体験」として打ち出しています。

つまり、処方レベルとしては堅実で安心感はあるが、突出した技術ではないという評価になります。

製品としてのバランスはとても良いのですが、開発者目線では「この価格に見合った技術的な革新性があるか?」という疑問は残る部分ですね。

 

■ 濡れた手OK・ダブル洗顔不要の秘密

「濡れた手でも使える」「ダブル洗顔不要」といった仕様は、忙しい現代人にとって非常にありがたいポイント。

シュウウエムラのクレンジングももちろんこれらに対応していますが、この機能は特別な成分によるものではありません

前述したように、使用されているのはポリグリセリル系界面活性剤。これらは適切な濃度や組み合わせを工夫すれば、濡れた状態でも十分にメイクを落とせる設計にできます。

つまり、機能的には優れていても、成分的に見れば決して“目新しい技術”ではないというのがポイントです。

言い換えれば、同様の設計は他ブランドの、より価格を抑えた商品でも実現可能であるということ。

シュウウエムラのクレンジングは、この点でも「設計力の高さ」は感じられますが、技術革新という観点ではやや控えめな印象です。

 

■ 処方品質からみるコスパ評価

ここまでの分析から見えてくるのは、「シュウウエムラのクレンジングオイルは処方品質は非常に安定しているが、価格に対するコスパは良くはない」という事実です。

もちろん、価格=中身のコストだけではありません。

香りやボトルデザイン、使用時の感動、ブランドの世界観など、「使う体験」にお金を払っているという考え方もあります。

そうした感性に価値を感じる方にとっては、シュウウエムラは非常に魅力的なブランドです。

ただし、成分や機能性を重視する方、コストパフォーマンスを大切にしたい方にとっては、もう一度冷静に選び直してもいいかもしれません。

例えば、ファンケルグループの「アテニア スキンクリア クレンズオイル」は、価格は175mLで税込1,980円と非常にリーズナブル。

しかも、界面活性剤の構成や設計が高度で、「濡れた手OK」「まつエクOK」「くすみケア」など、多機能性を高次元で両立しているのが特長です。

開発者の立場から見ると、「ブランド体験として選ぶならシュウ」「処方技術とコスパで選ぶならアテニア」というのがわかりやすい選び方だと思います。

どちらが正解ということではなく、「どこに価値を置くか?」で選んでほしいですね。

 

ここが重要!

  • シュウウエムラのクレンジングは処方設計が安定しており品質は高いが、使用されている成分は一般的で、価格に対する技術的な特別感は少ない
  • 価格の多くはブランド体験やデザインなどの付加価値に由来しており、成分重視・コスパ重視の人には他ブランドの選択肢も検討の余地あり
  • 「世界観を重視するならシュウ」「処方技術とコスパ重視ならアテニア」という明確な選び方ができる

 

アテニアと徹底比較!どちらが買いなのか?

前章では、シュウウエムラのクレンジングオイルについて「処方の安定性」と「価格に見合うか」という観点から深掘りしてきました。

そこで気になってくるのが、同じクレンジング市場の中で、シュウと双璧をなす存在として注目されている「アテニア」との比較です。

ここでは、高級感とブランド体験のシュウウエムラ vs 技術とコスパのアテニアという構図で、成分・処方・価格の観点から徹底的に見比べていきます。

まずは両ブランドの代表的な製品について、「容量」「価格」「1mLあたりの価格」という視点で比較してみましょう。

 

製品名 容量 価格 1mLあたりの価格
シュウウエムラ アルティム8∞ 150mL 6,270円 約41.8円
シュウウエムラ ブラック 150mL 5,720円 約38.1円
シュウウエムラ ボタニック 150mL 6,270円 約41.8円
シュウウエムラ A/O+ P.M.クリア 150mL 5,060円 約33.7円
シュウウエムラ ブランクロマ 150mL 5,060円 約33.7円
アテニア スキンクリア クレンズオイル 175mL 1,980円 約11.3円

 

ご覧の通り、アテニアは1mLあたり約11.3円という圧倒的なコスパ。一方でシュウウエムラは、33〜42円程度と、アテニアの約3倍の価格帯に位置します。

「高い=高品質」と思いがちですが、実際の処方や設計に目を向けると、必ずしもそうとは言い切れません。

次のセクションでは、価格だけでは見えない成分や処方の違いに迫っていきましょう。

 

■ アテニアの実力と背景(ファンケル技術)

「アテニア スキンクリア クレンズオイル」は、今や、“オイルクレンジングの名品”として知られる実力派のアイテムです。

その背景にあるのは、ファンケルグループという国内トップクラスの処方技術を持つ企業。あの「マイルドクレンジングオイル(マイクレ)」で培われた知見が活かされています。

無添加処方のパイオニアであるファンケルの技術がしっかり詰め込まれており、「濡れた手OK」「W洗顔不要」「まつエクOK」「香りの選択が可能」など、現代のクレンジングに必要な機能が一通りそろっている点が特徴です。

しかも、これだけのスペックで価格は税込1,980円(175mL)という破格の設定。

処方の技術力と価格のバランスで言えば、業界トップクラスのコスパです。

開発者目線で見ても、「この内容でこの価格はすごい」と思える仕上がりですね。

 

■ 成分・処方をガチ比較

では実際に、代表製品である「シュウウエムラ アルティム8∞」と「アテニア スキンクリア クレンズオイル」を、項目ごとに比較してみましょう。

 

項目 シュウウエムラ(アルティム8∞) アテニア
価格(税込) 6,270円 / 150mL 1,980円 / 175mL
主なオイル成分 トウモロコシ胚芽油、パルミチン酸エチルヘキシル エチルヘキサン酸セチル、ジカプリリルエーテル
主な界面活性剤 ジオレイン酸PG-6、ジカプリン酸PG-6 ジイソステアリン酸PG-10、トリイソステアリン酸PEG-20グリセリル
技術の新しさ 安定重視(革新性は少なめ) 多機能型処方・最新トレンド反映
W洗顔不要 / 濡れた手 ◯ / ◯ ◯ / ◯
まつエク対応
香りの選択肢 1種類(製品により異なる) アロマタイプ or 無香料

 

この比較からも明らかなようにシュウウエムラは、“体験価値”で魅せるブランド、一方アテニアは、“機能性と価格”で選ばれるブランドです。

スペックだけで見れば、アテニアの圧倒的なコスパの良さが際立ちます。とはいえ、シュウの魅力はそれだけでは語れない部分にあるのも事実。

 

■ どんな人にアテニアがおすすめ?

アテニアが「安いのにすごい」と言われる理由は、価格以上の設計力と多機能性にあります。

以下のような方には、アテニアがぴったりです。

 

  • コスパ重視  :  品質を落とさず、毎日使いやすい価格がいい
  • 初めてのオイルクレンジング  :  失敗しにくい1本を探している
  • 肌が敏感・荒れやすい  :  界面活性剤や香料に配慮したい
  • 多機能性が欲しい  :  「まつエクOK」「W洗顔不要」など便利さ重視
  • 時短ケア重視  :  手早く落としてさっぱりしたい

 

デザインや高級感ではシュウウエムラに及ばないかもしれませんが、中身の実力で選ぶならアテニアは非常に満足度の高い選択肢です。

実際、「シュウからアテニアに変えても不満がない」「併用している」という声も多く、プロの現場でも採用されています。

 

■ シュウウエムラを選ぶ価値とは?

ここまで読むと、スペックやコスパの面ではアテニアが優れているように思えるかもしれません。

しかし、シュウウエムラにはスペックだけでは測れない“感性への訴求力”があります。

クレンジングを「ただ落とす作業」ではなく、「自分を労わるラグジュアリーな時間」にしたい方にとって、シュウは、香り・使用感・テクスチャー・デザイン・ブランドの哲学すべてが一貫していて、その世界観に魅了されるのです。

例えば、「疲れた夜に、あの香りに癒される」「洗い上がりで気持ちまで整う」といった体験は、まさに感情に響くコスメの力

また、「どれを選んでもハズレが少ない」という安心感も大きな魅力です。

ギフトにも選ばれる信頼性や、長年使い続けるファンが多いのも納得です。

つまり、機能性だけでなく、心地よさや高揚感も求めたい人にはシュウウエムラが合っているのです。

それに価値を感じられるなら、価格にも納得がいくはずです。

私自身、処方を分析する立場ですが、それ以上に「使って気持ちが上がるか?」という点も大切にしています。

シュウウエムラは、そうした“気分設計”がとにかく上手なブランド。中身か、体験か——あなたはどちらを重視しますか?

 

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定期購入ではないです!

 

まとめ:価値を決めるのは、あなたの「美意識」

いかがだったでしょうか。

シュウウエムラのクレンジングオイルは、処方の安定性・香り・ブランド哲学が見事に融合した、まさに“体験するコスメ”。

高価格帯であっても、そこに、ラグジュアリーな時間と気持ちの高揚感を求める方にとっては、代えの効かない存在です。

一方、アテニアは、最新の処方技術・多機能性・圧倒的なコスパという武器で、「中身で選ぶ人」に刺さるブランド。

実力派でありながら手に取りやすい価格設定で、日常的に賢く美しさを保ちたい方にぴったりです。

大切なのは、価格や成分だけでは測れない“自分にとっての価値”を見極めること

クレンジングという毎日の時間を、あなたはどう過ごしたいですか?

「中身か、体験か」――その選択こそが、あなたの美意識を映し出す鏡になるはずです。

 

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※本記事の内容は個人の見解であって効果を保証するものではありません

   
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