

この記事で分かること
- ユンス美容液でシミは消えるのか?
- ユンス美容液の真の効果
「ユンス美容液で、本当にシミが消えるの?」
そんな疑問を抱えてこのページに辿り着いた方も多いのではないでしょうか。
SNSや口コミで話題の生ビタミンC美容液「ユンス」。1回分ごとの個包装・高濃度のビタミンC配合という先進的な処方に惹かれて、購入を検討している方も少なくありません。
でも、ちょっと待ってください!
現役の化粧品開発者の立場から言うと、ユンスには「確かにすごい」と思える部分がある一方で、肌質によっては注意が必要なポイントもあります。
この記事では、「本当に効果はあるのか?」という疑問に対して、開発者の視点から成分を徹底解析し、さらに、「ユンスが合わない人が選ぶべき他の美白コスメ」まで、わかりやすくお伝えします。
ぜひ最後までお読みいただき、ご自身の肌に最適なスキンケア選びの参考にしてください。
この記事を書いている人
コスメデイン
- 大手化粧品メーカーで15年以上化粧品開発を担当
- 今も現役の化粧品開発者
- 美容雑誌の監修経験あり
- 現役の化粧品開発者が業界の最前線で得てきた知見を「コスメの真実」としてお届けします!
美容雑誌の監修に協力させて頂きました(一部抜粋)
【結論】ユンス美容液でシミは消えない!化粧品開発者の評価
「ユンス美容液でシミが消えるって本当?」と気になる方に、化粧品開発者の視点から結論をお伝えします。
■ ユンスで“シミが消える”は本当?実際のところ
「ユンスでシミが薄くなった!」という口コミを見ることがありますが、本当に消えるのかというと…そこはちょっと冷静に考える必要があります。
まず、ユンスは医薬部外品で、有効成分としてビタミンC(アスコルビン酸)が含まれています。
このビタミンCは、メラニンの生成を抑える働きがあるため、「シミを防ぐ」には効果的です。
でも、今あるシミを「完全に消す」というのは、正直難しいです。
なぜなら、化粧品では既存のシミを除去することはできないと薬機法で定められているから。
よくある「シミが薄く見える」「肌が明るくなった感じがする」といった感想も、実際は肌の明るさやツヤ感の変化による“見え方の違い”であることが多いです。
つまり、ユンス美容液は“予防”には高評価ですが、“消える”という言葉は誇張すぎです。
化粧品開発者としては、ここは正直に伝えたいところですね。
■ ユンスの本当の実力とは?
ユンスの一番の魅力は、なんといっても生ビタミンCの高濃度・個包装設計です。
ビタミンC(アスコルビン酸)は酸化しやすく、とてもデリケートな成分。そのため、「肌にちゃんと届ける」のが意外と難しいんです。
でも、ユンスは1回分(1ml)を密封したパウチにしていて、開封後30秒以内に使い切るという仕様。
これ、本当にすごい処方設計です。
しかも、配合されている成分はたったの2つ。
- アスコルビン酸(ビタミンC)
- プロピレングリコール(PG)
水すら使わないミニマル処方で、防腐剤・香料・着色料も不使用。敏感肌に配慮した内容と言えるでしょう。
ただし、注意点もあります。
PGは保湿に役立つ一方で、肌に刺激を感じやすい成分でもあります。実際に、「ピリピリする」「熱く感じる」といった口コミが多いのは、このPGの影響が大きいと考えられます。
つまり、処方技術は◎だけど、全ての肌質に合うとは限らないというわけですね。
自分の肌に合っているか、しっかり見極めて使うことが大事です。
■ 化粧品でできること・できないこと
ここで一度、「化粧品の限界」を整理しておきましょう。
分類 | できること | できないこと |
---|---|---|
化粧品 | 保湿、予防、肌表面の整え | シミの除去 |
医薬部外品(ユンス) | メラニン生成の抑制、しみ・そばかすを防ぐ | 既存のシミを消す |
美容医療 | レーザー、トラネキサム酸内服など | ※副作用のリスクあり |
このように、ユンスはあくまで「予防」に向いた化粧品です。
すでにあるシミを消したい!という人は、美容医療の力を借りるのが現実的でしょう。
もちろん、ユンスにもメリットはたくさんありますが、「できること・できないこと」を理解したうえで使うのが後悔しないポイントです。
結論
- ユンス美容液は、シミを“予防”する効果は期待できるが、すでにあるシミを“消す”ことはできない
- 処方設計(高濃度ビタミンCの個包装)は優秀だが、刺激を感じる人もいるため、肌質に合うかどうかを見極める必要がある
- シミを根本的に除去したい場合は、美容医療の選択肢を検討するのが現実的
ユンス美容液の悪い口コミは本当?
「ユンス美容液の悪い口コミは本当なのか?」成分や処方の観点から検証していきます。
■ ピリピリする・熱く感じる理由とは?
ユンス美容液を使って「ピリピリした」「塗った瞬間熱かった」という口コミは少なくありません。
この原因は、主に配合されている成分「プロピレングリコール(PG)」と「アスコルビン酸(ビタミンC)」によるもの。
PGは保湿成分として使用される一方、濃度が高いと刺激を与える可能性があります。
また、アスコルビン酸はpHが低く酸性寄りの成分で、皮膚に敏感に作用することから、塗布時に「熱さ」や「ピリつき」を感じることがあります。
これらは処方上の副作用ではなく、成分がしっかり働いている証拠とも言えますが、敏感肌や炎症状態の肌には合わない場合もあるので、「痛み」や「赤み」が続く場合は使用を中止した方が安心ですね。
■ 乾燥肌・敏感肌には合わないの?
ユンスは高濃度ビタミンC美容液として効果の実感が高い反面、「乾燥肌」「敏感肌」の方にとっては使い方に注意が必要です。
アスコルビン酸には皮脂抑制作用があるため、乾燥を助長するケースがあります。
また、水を一切使わない処方であることにより、テクスチャーに厚みがあり、浸透力にムラを感じるという声も見られます。
「肌がひりついた」「赤くなった」という悪い口コミは、こうした成分と肌の相性によるものが大半です。
ユンスはあくまで「攻め」のアイテムですから、肌がゆらいでいる時や生理前などは、無理せず控えめに使ってくださいね。
■「効果なし」「コスパ悪い」
ユンスに対して「効果が感じられなかった」「コスパが悪い」といった口コミも一定数あります。
これらの口コミに共通するのは、次の3点です。
- 1〜2週間程度の短期間しか使っていない
- 高い即効性を期待しすぎている
- 濃いシミ・長年の色素沈着に使っている
美容液に求める効果は人それぞれですが、シミ改善はそもそも時間がかかるもので、1ヶ月以上の使用が前提となります。
また、何度も言うように、ユンスは医薬品ではなく、あくまで“予防的スキンケア”の立ち位置。「塗ったらすぐ消える」といった期待は現実的ではなく、定期的な使用と保湿ケアの併用が必要ですね。
ユンス美容液:4つのデメリット
ユンス美容液は画期的な商品ですが、デメリットも存在します。
ここでは、ユンス美容液の4つのデメリットについて解説いたします。
■ PG高配合による刺激性リスク
ユンス美容液は“生ビタミンC”の安定化のために、プロピレングリコール(PG)を高濃度で使用しています。
PGは保湿剤や溶剤として優れた性質を持っていますが、一定の割合で刺激やかゆみ、ピリピリ感を感じる方が存在する成分です。
特に、バリア機能が低下している肌や乾燥状態の肌では、PGによる刺激が起こりやすくなるため、注意が必要です。
この点については、別記事で詳細に解説していますので、詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
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■ 肌にのせた瞬間に「熱さ」を感じやすい
ユンスを使用した際、「塗った瞬間に熱くなる」「じんわりあたたかい感覚がある」という口コミが多く見られます。
この“温感”については、処方的な理由が明確に存在しますが、詳細なメカニズムや科学的背景については、以下の記事で詳しく解説しています。
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熱さの感じ方には個人差がありますが、成分に対する反応として正常な範囲であることが多いため、まずは少量で様子を見ながら使用することをおすすめします。
■ 乾燥肌・敏感肌には合わない可能性も
ユンス美容液は無添加・シンプル設計ではありますが、全ての肌タイプに優しいわけではありません。
特に注意してほしいのが、乾燥肌やゆらぎ肌、バリア機能が低下している時期に使用した場合のリスクです。
ビタミンCは元々、皮脂抑制作用があるため乾燥を助長する場合があるうえ、刺激性も持ち合わせています。
また、水を使っていない処方ゆえに、肌へのなじみが遅く、皮膜感やベタつきが気になるケースもあります。
ユンスを使った後には、しっかり保湿ケアを重ねることが大切。
乾燥がひどい時期や、肌がゆらいでいるタイミングでは、一時的に使用を控えるなど、肌の状態を見ながら調整するようにしましょう。
■ テクスチャーが悪い
ユンスは、油みたいでテクスチャーが悪いという特徴(デメリット)がありますが、これも、プロピレングリコールに由来します。
プロピレングリコールは水と馴染みはいいですが、水とは違うので、油性感があります。
ユンスは水を一切使わない美容液。大部分をプロピレングリコールが占めていますから、水に比べれば油みたいですし、テクスチャーも悪いのは当然。
ユンスをお使いの際は、ある程度、テクスチャーを犠牲にする必要はありますね。
ユンス美容液のデメリットの多くは、成分のプロピレングリコール(PG)が高濃度で配合されていることが原因です。
ただし、ユンスは、ビタミンCを有効成分とする医薬部外品として作られているため、このPGの高配合はどうしても必要になります。
つまり、ユーザーは次のような選択を迫られることになります。
- ビタミンCによる美白効果を優先して、多少の刺激を受け入れるか?
- それとも、肌刺激を避けて別の製品を選ぶか?
どちらを重視するかは、自分の肌質や目的に合わせて判断することが大切です。
ポイント
ユンス美容液ユーザーは、「ビタミンCの効果を得るのか?」「ある程度の肌刺激は許容するのか?」選択を迫られる!
より安全&快適にビタミンCコスメを使用するには?
ユンス美容液の工夫は素晴らしいです。しかし、ビタミンCの効果を得るのか? or ある程度の肌刺激を許容するのか?、選択を迫られるのは、正直、嫌ではありませんか?
ビタミンCの効果を得ながらも、極力、肌刺激なく使いたいし、さらに、浸透もせず油みたいなテクスチャーではなくて、快適なテクスチャーのものを使いたいと思うのが、皆様の本音ではないでしょうか?
その方法、実はあります!非常に簡単。
そもそも、水を配合せずプロピレングリコール超高配合がすべての元凶ですから、これをやめればいい。
そうすると、ビタミンCの安定化が困難ですから、ビタミンCではなく、より安定なビタミンC誘導体を有効成分とした医薬部外品にすれば、すべてが解決するのです!
ビタミンC誘導体を有効成分とした医薬部外品と言えば、オルビス ブライト。
オルビス ブライトであれば、すべての点において、ユンス美容液 同等 or それ以上
詳しくみてみましょう。
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■ 効果
ビタミンCとビタミンC誘導体を比べた時、「ビタミンCの方が効果がありそう」と思っている方、いらっしゃいませんか?
ビタミンC(ユンス 美容液)とビタミンC誘導体(オルビス ブライト)は、いずれも、これら成分を有効成分とした医薬部外品です。
医薬部外品となっている時点で、期待される効果は同じで、優劣はないです!
しかも、オルビス ブライトの有効成分は、アスコルビン酸2グルコシドで、この成分は古くから、医薬部外品の有効成分に用いられています。
ビタミンC同様、高い効果が期待できる、非常に優秀なビタミンC誘導体です。
効果面
ユンス美容液(ビタミンC)とオルビス ブライト(ビタミンC誘導体)の効果は同じで優劣はなし!
■ テクスチャー
テクスチャーは圧倒的にオルビス ブライトです。
何故なら、オルビス ブライトはビタミンC誘導体ですから、水の配合が可能で、非常に快適なテクスチャーです。
水が配合出来ないユンス美容液は、大部分がプロピレングリコールですから、浸透感は感じられませんし、油っぽいテクスチャーで、人によっては不快に感じるでしょう。
テクスチャー面
テクスチャーは圧倒的にオルビス ブライトが上!
■ 安全性
医薬部外品を含む化粧品は安全であることが大前提です。
そして、人によって合う合わないがありますから、医薬部外品を含む化粧品に対して、100%安全!と言い切ることはできません。
以上を踏まえたとしても、オルビス ブライトの方が圧倒的に安心・安全に使えます。
ユンス美容液のビタミンC安定化に対する工夫は素晴らしいながらも、旧表示指定成分であるプロピレングリコール超高配合は、やはり、肌に対して危険でしかないです。
安全性面
オルビス ブライトは、より、安心・安全に使うことができる!
■ コスパ
ユンス美容液とオルビス ブライト モイスチャーのコスパを比較してみましょう。
ユンス 美容液 | オルビス ブライト モイスチャー | |
分類 | 医薬部外品 | 医薬部外品 |
有効成分 | ビタミンC | ビタミンC誘導体 |
容量 | 1mL ×28包 | 50mL |
価格(税込) | 3,960円 | 2,200円 |
1mLの価格 | 141.4円 | 44円 |
コスパも圧倒的にオルビス ブライトですね。3倍以上のコスパの良さです。
コスパ面
オルビス ブライトが圧勝!
■ 技術
最後に技術面。
ユンス美容液は、ビタミンC安定化に対する工夫は素晴らしいながらも、ビタミンCをプロピレングリコールに溶解させただけです。
技術面で特筆すべき点はない
一方、オルビス ブライトには、最先端の技術が搭載されています。
技術の詳細に関しては以下をご覧ください。
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以上、
分解しやすいビタミンCを有効成分にした、ユンス美容液の工夫は素晴らしい。これは間違いのない事実です。
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これが、私がユンス美容液の工夫は認めながらも、オルビス ブライトをおすすめする理由。
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【まとめ】ユンス美容液が合わない人が試すべきスキンケア
ユンス美容液は、生ビタミンCを高濃度で安定的に届けるという点において、非常にユニークかつ優れた処方です。
1回使い切りの個包装や、無駄な添加物を省いたシンプルな設計は、化粧品開発者から見ても高く評価できます。
ただし、その一方で、プロピレングリコール(PG)の高配合による刺激性や、塗布時に感じる温感など、肌に合わないと感じる方がいるのも事実です。
特に、乾燥肌や敏感肌、ゆらぎ肌の方には、ピリピリ感や赤みが生じる可能性があり、「良さそうだから…」と安易に選んでしまうのはリスクもあります。
また、“シミが消える”という表現には過度な期待が先行しており、医薬部外品としてできる範囲(=予防)を超えた効果を求める方にとっては、期待はずれに感じるかもしれません。
ユンスはあくまで、“予防”や“肌トーンの調整・維持”を目的としたケアとして取り入れるのがベストです。
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