コスメの真実 ~元化粧品開発者によるブログ~

アクセスありがとうございます。cosmedeinと申します。数十年、大手化粧品会社で化粧品の開発を行ってきました。その経験を活かし、化粧品をお使いのすべての人々に、『化粧品の真実』をお伝えしたいと思います。普段のお化粧に、是非参考になって頂ければと思います!

化粧品会社の真実 【化粧品OEMってご存知ですか?】

化粧品会社・OEM

真実編、記念すべき第一回目の投稿です。

第一回目なので、何にしようか悩みましたが、コスメブログですので、基本中の基本、『化粧品会社』にしました。

『化粧品会社の真実』と題しまして、化粧品会社の裏をご説明します。

 

1.化粧品会社は何社ある?

化粧品会社・OEM

皆様、突然ですが、世の中に化粧品会社って何社位あるかご存知でしょうか?

テレビCMで見たことがある化粧品会社をあげると、資生堂、花王、コーセー、ポーラ、メナード、DHC、ファンケル・・・、20社?いや50社、ひょっとして100社?

 

違います。世の中に化粧品会社は『1000社以上』あると言われています。
1000社ってすごくないですか?でも、テレビCMでもそんなに見ないし、知っている化粧品会社をあげてもせいぜい20、詳しい方であれば50社位じゃないでしょうか?

何故そんなに多いのかと言うと、それには理由があります。

 

2.化粧品は儲かる!?

化粧品会社・OEM

先に挙げた、資生堂、花王、コーセー、ポーラなどは、いわゆる『化粧品大手』と言われる会社ですね。
でもネットを見れば分かるように、化粧品業界には、ちょっと失礼ですが、名前も聞いたことがないような中小の会社がたくさんあります。

また、ロート製薬第一三共など、製薬会社も化粧品事業に参入していますし、昨今では富士フィルムの勢いがすごいですね。

さらに、テレビCMでもおなじみ、小売り最大手のイオン(トップバリュセレクト)からも独自ブランドの化粧品が売り出されていますし、一時ほどではないですが、ドラッグストアからもオリジナル化粧品ブランドが誕生しています(PB : プライベートブランドと言います)。

つまり、ロートや富士フィルム、イオンなど、化粧品を主業態としない、『異業界』からの参入が多いのが化粧品業界なのです。

何故、異業界からの参入が多いのか?

それは、化粧品が儲かるからです!!

よく考えてみてください。化粧品の主成分は『水』です。化粧水の80%以上が、乳液、クリームの50%以上が水です。
水はタダですからね(管理費として費用がかかるので、全くのゼロというわけではありませんが・・・)。

化粧品価格、原価については、またいつか詳しく紹介しますね。

勿論、儲かるだけでなく、女性の美しくなりたいという願望は消えることがありませんので、景気に大きく左右されない安定した業界というのもありますし、女性支援という社会的役割も大きいですからね。企業のイメージアップにもつながります。
あと、参入のしやすさもあります(後程説明します)。

このように、化粧品業界はなかなか良い業界なので、異業種からの参入が後を絶たないわけです。

 

3.化粧品業界を支えるOEM

化粧品会社・OEM

『OEM』というのをご存知でしょうか?

OEMとは、Original Equipment Manufacturerの略で、他社ブランドの製品を製造する会社、メーカーのことを言います。
よく『OEMメーカー』という単語で使われますね。

このOEMメーカー、勿論、化粧品にもあります。現在は、このOEMメーカーが化粧品業界を支えているといってもいいでしょう。

化粧品大手は、自社の工場を持っています。自分たちで化粧品を企画し、開発し、製造し、販売するわけです。
でも、自社工場をもつのは大変ですからね。特に中小のメーカーは自社工場など持てるはずありません。

企画は企画が出来る人をヘッドハンティングすればいいから問題なし。販売はネットだから問題なし。でも、化粧品の開発と製造が・・・、さすがに自分達では出来ないと悩める『中小メーカー』
自分たちで開発と製造は出来るけど、今のトレンドが分からないから企画は出来ない。販路を持っていないし、ブランド力もないから販売は到底無理、と悩める『OEMメーカー』

こうして両社の利害が一致したのです。中小メーカーは自分たちで企画し、OEMメーカーに開発、製造を依頼する、そしてネットなどを通じて販売する。
私が化粧品業界に入った当時は、それほどOEMは盛んではありませんでした。しかし今は、OEM全盛期とも言えるでしょう。OEMメーカーのおかげで、化粧品業界へ参入しやすくなりました。その結果、中小メーカーが増え、業界全体を盛り上げているのです。

中小メーカーだけがOEMを利用しているわけではありません。製薬会社や小売り会社などもOEMを利用していると思いますし、化粧品大手と言われる会社もそうです。

化粧品大手といえど、全ての商品を自社で製造するのは無理です。その会社の方針によって、強みの領域、弱みの領域がありますから。
例えば、ファンデーションはうちの強みとして研究開発を続けるけど、アイカラーまでは手が回らない。でも販売の都合上、アイカラーをなくすわけにはいかない。このような場合、化粧品大手もアイカラーをOEMへ委託します。

OEMメーカーの中でも得意、不得意がありますから、得意なメーカーへ依頼するわけです。OEMメーカーの詳細は、またどこかで説明しますね。

 

4.化粧品大手 VS OEMメーカー

実は、化粧品大手もOEM事業をやっています。
カネボウとポーラがそうです(他にもあるかもしれません)。

工場の稼働率の問題から、大手と呼ばれる化粧品会社も自社の製品の製造だけでは大変なのかもしれませんね。

餅は餅屋というように、OEMを依頼するなら、OEMメーカーよりカネボウやポーラの方が良いとお思いの方もいると思います。ですが、一長一短があります。

大手化粧品会社に委託する場合、品質は問題ありません。これまで培ってきた技術がありますから。素晴らしい製品が出来ることでしょう。問題は『コスト』です。

大手の場合、人件費が高いので、コスト面で課題になります。
反対に、OEMメーカーの場合は、コストが安く、問題となるのは『品質』です。

『品質』の大手化粧品会社OEMか、『コスト』のOEMメーカーか。

でも最近、この対決に変化が現れてきました。
大手化粧品会社OEMはコストを下げる努力をしていますし、OEMメーカーの品質はどんどん向上していて、大手もうかうかとしていられません。

このような双方の企業努力によって、今後益々、化粧品業界が盛り上がるとうれしいですね。

 

5.まだまだ負けない化粧品大手

総合力という点では、まだまだ大手化粧品メーカーが上ですね。

今、勢いのあるメーカーの一つが『アテニア化粧品』ではないでしょうか?

アテニアは『高品質・低価格』をブランド理念においています。

※アテニアはファンケルグループの一員です

『ドレスリフト』は高品質でありながら、エイジングケアブランドとは思えない低価格ですし、『オイルクレンジング』は、No.1クレンジングになるだろうと予測できるほどの一品です。

『BBクリーム』も同様です。

さすが大手化粧品メーカー、アテニア。

大手は、『コスト面』でOEMメーカーに、絶対に勝てないと言われますが、アテニアのこの価格であれば、OEMと互角に渡り合えそうですね。


▼ アテニア ドレスリフト

 

▼ アテニア スキンクリア クレンズ オイル

 

▼ BBクリーム

  

6.おわりに

いかがでしたでしょうか?
テレビCMで見る会社だけが化粧品会社ではありません。大手は勿論ですが、中小、異業界、OEMメーカーを含めると、化粧品会社って世にたくさんあるんです。

逆に多すぎて、どこのメーカーが良いのか?選ぶユーザーの皆さんの方が大変かもしれませんね。


以下は、化粧品OEMの『三省製薬』の製品です。
三省製薬は、化粧品OEMとしては超一流で、且つ、同社の高い企画力、研究開発力により『独自ブランド』も展開しています。
ご興味のある方は是非。

 

三省製薬株式会社 DERMED      デルメッド

 

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