

この記事で分かること
- cosrxビタミンc23の使い方と、cosrxビタミンc23をおすすめしない明確な理由
「SNSで話題のcosrxビタミンc23、実際どうなの?」
美容好きの間で一気に注目が集まったこのアイテム、濃度23%のビタミンCを配合しているということで、期待と不安の声が交錯しています。
「どう使えばいいの?」「本当に効果あるの?」「刺激は強くない?」──そんな疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、cosrxビタミンc23の使い方を徹底解説しつつ、現役の化粧品開発者の視点から“あえておすすめしない理由”も、正直にお話ししていきます。
さらに、プロが本当におすすめする代替アイテム「オルビスブライトローション」との違いも、成分・効果・価格までしっかり比較。
迷っているあなたが、自分の肌に合った最善の選択ができるよう、信頼できる情報をお届けします。
この記事を書いている人
コスメデイン
- 大手化粧品メーカーで15年以上化粧品開発を担当
- 今も現役の化粧品開発者
- 美容雑誌の監修経験あり
- 現役の化粧品開発者が業界の最前線で得てきた知見を「コスメの真実」としてお届けします!
美容雑誌の監修に協力させて頂きました(一部抜粋)
【結論】cosrxビタミンc23はおすすめしません!
話題の高濃度ビタミンC美容液「cosrxビタミンc23」ですが、化粧品開発のプロとしては使用を推奨できません。
たとえ正しい使い方をしていたとしても、安定性・安全性・肌への負担の観点から見るとリスクが大きすぎるのが実情です。
cosrxビタミンc23 |
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水、アスコルビン酸(ビタミンC)、プロパンジオール、ジメチコン、トロメタミン、パンテノール、エチルアスコルビン酸、スクワラン、カフェイン、塩化ナトリウム、ヒアルロン酸ナトリウム、亜硫酸ナトリウム、EDTA-2Na、グルタチオン、アデノシン、アセチルグルコサミン、クチナシ果実エキス、アラントイン、デキストリン、トコトリエノール、トコフェロール、アブラヤシ油、ブチレングリコール、アルギニン、ナイアシンアミド、ペンチレングリコール、変性アルコール、ヒマワリ種子油、カンゾウ根エキス、メチルトリメチコン、ベニバナ種子油、ツバキ種子油、ニンジン根エキス、β-カロテン |
■ 高濃度ビタミンCがもたらすリスク
まず知っておいていただきたいのは、「ビタミンC23%」という濃度は、業界的にも極めて高濃度であるということです。
ビタミンC(アスコルビン酸)は、10%を超えると刺激性や酸化不安定性が顕著になります。
特に、「ピュアビタミンC」は、水や空気に触れるとすぐに酸化し、成分が変質してしまうほどデリケートです。
確かにcosrxのような高濃度処方は、短期的なトーンアップ効果は期待できます。
しかし、肌への刺激・乾燥・かぶれといったトラブルを招くリスクも高まることを、十分に理解しておく必要があります。
正直に言って、これは“劇薬級”の処方です。使い方を間違えれば、肌に深刻なダメージを与える可能性もあります。
■ 肌への刺激が強く初心者には不向き
23%という高濃度ビタミンCは、肌にとっては“攻めすぎ”の処方です。
特に、以下のような方には注意が必要です。
- 敏感肌・アトピー肌の方
- ニキビ跡や傷がある部位に使用したい方
- レチノールやピーリング成分を併用している方
実際にSNSや口コミでも「ピリピリした」「赤くなった」「肌が荒れた」といった声が後を絶ちません。
これは明らかに、成分による刺激反応が肌に出てしまっている状態です。
このような症状が出ているにも関わらず使用を継続するのは、バリア機能を破壊してしまう危険性があります。
肌は「ゆっくり・丁寧に・継続して」整えるもの。一発逆転を狙うような刺激の強い美容液は、特に初心者には向いていません!
■ 容器の構造上、酸化しやすく効果が落ちる
cosrxビタミンc23は、スポイトタイプのガラス瓶容器に入っています。
この構造自体が、ビタミンCにとっては大敵なのです。
なぜなら、開封・使用のたびに空気(酸素)に触れるため、ピュアビタミンCが急速に酸化してしまうからです。
酸化が進むと、ビタミンCは単に効果が落ちるだけでなく、肌への刺激物質に変化してしまう危険性もあります。
高濃度ビタミンC製品には、本来であれば以下のような容器設計が望ましいです。
- エアレスポンプ容器
- 二重構造ボトル
- 使用直前に混ぜる2剤式タイプ
cosrxのようなシンプルなスポイト瓶では、成分の安定化が極めて困難なのが現実です。
「遮光瓶だから大丈夫でしょ?」と思われる方も多いですが、酸化を進める最大の要因は“光”ではなく“酸素”なのです。
■ 化粧品開発者としてプロの視点で警鐘を鳴らしたい
私は現役の化粧品処方開発者として、数多くの美容液やスキンケア製品の処方設計と、安定性試験を担当してきました。
その立場から見て、cosrxビタミンc23は、成分設計と使用環境が釣り合っていない製品だと感じます。
見た目の濃度や「高機能」を打ち出すあまり、本来もっとも大切な安全性・安定性・継続性が軽視されているように思えてなりません。
さらに、高濃度ビタミンCを効果的に使うには、肌側にも準備が必要です。
バリア機能の強化、刺激への耐性がないまま使用するのは、まるで準備運動なしで全力疾走するようなものです。
“攻めるスキンケア”は、肌と向き合う基礎が整ってこそ効果を発揮する。その前提を無視した使用は、むしろ逆効果になりかねません。
私は成分の裏側を知っているからこそ、本当におすすめできる製品と、避けるべき製品の線引きができます。
cosrxビタミンc23は、そのラインを明確に超えていると判断しています。
結論
【理由】なぜcosrxビタミンc23をおすすめしないのか
前章で述べたように、cosrxビタミンc23は成分の濃度や安定性において、肌へのリスクが高い製品です。
ここでは、化粧品開発者の視点から、より具体的に「おすすめしない理由」を掘り下げて解説していきます。
■ ビタミンC濃度が高すぎて安定しにくい
前述したように、cosrxビタミンc23にはアスコルビン酸が23%という非常に高い濃度で配合されています。
確かにこの成分は、美白・くすみケア・毛穴への効果が報告されていますが、「安定した状態で肌に届く」ことが前提です。
しかしアスコルビン酸は、水や空気に非常に弱く、すぐに酸化・分解してしまうという性質があります。
濃度が高くなるほどこの不安定性も加速し、むしろ肌への刺激物質へと変質しやすくなるのです。
成分の処方設計を行う立場から言えば、ここまでの高濃度を安定化させるには高度な技術が必要で、現実的にはかなり難しいと思います。
■ スポイト式容器が酸化リスクを高める
すでに容器構造のリスクについて触れましたが、ここでもう少し詳しく見ていきましょう。
cosrxビタミンc23に採用されているスポイト式容器は、実は、ビタミンCにとって最も不利な形状のひとつです。
というのも、スポイトを使うたびに中身が空気(酸素)に触れてしまうからです。
そのたびに酸化が進み、徐々に変色・変質・匂いの変化が起こり、肌への刺激に変わってしまう危険性すらあります。
本来、高濃度ビタミンCを扱う場合は、以下のような設計が望まれます。
- エアレス容器(空気が入らない構造)
- 二重構造の特殊ボトル
- 使用直前に混ぜる2剤式
コスト面ではガラス瓶+スポイトは魅力的かもしれませんが、高濃度のピュアビタミンCには不向きな設計だと断言できます。
■ 保存方法がシビアすぎる
cosrxビタミンc23の取り扱いにおいて、「冷蔵庫保管」や「使用後すぐ冷やす」などの注意書きがあるのをご存知でしょうか?
これは、製品が非常に不安定である証拠です。
本来、スキンケア製品は常温での使用を前提として設計されるべきです。
しかし冷蔵保管が必要ということは、温度変化による劣化・酸化が非常に起きやすいことを示しています。
実際、日常生活で完璧な冷蔵管理を続けるのは難しく、使用環境が変わるたびに成分の変質リスクが高まります。
保存環境がシビアな製品は、効果が出たとしても再現性が低く、長期的な継続が難しいのが現実です。
■ 成分同士の相性が悪く併用不可成分が多い
cosrxビタミンc23は、その濃度と構成上、他の成分との相性が非常に悪いことも見逃せないポイントです。
たとえば以下の成分との併用は推奨されていません。
- AHA(フルーツ酸)、BHA(サリチル酸)
- レチノール
- ピーリング系アイテム全般
これらの成分とビタミンCは、不安定な組み合わせとなり、肌への刺激が倍増するリスクがあります。
その結果、cosrxビタミンc23を使うことでスキンケア全体の自由度が大きく制限されてしまうのです。
ここまで併用NGが多い製品は、スキンケアの計画が立てにくく、管理の手間も増えるため、続けるのが難しくなってしまいますね。
ここが重要!
【使いたい方へ】cosrxビタミンc23の正しい使い方
前章まででお伝えした通り、cosrxビタミンc23は、非常に高濃度で不安定な成分構成を持つため、扱いには十分な注意が必要です。
それでも「どうしても試してみたい」「肌に合えば使いたい」という方向けに、正しい使用方法を多角的に解説します。
スキンケアの順番、使用頻度、保存方法まで、できる限り肌への負担を減らすためのポイントを押さえておきましょう。
■ 使用する順番(スキンケアの流れ)
まずは、スキンケアステップにおける使用順序です。cosrxビタミンc23は導入美容液のような位置付けになります。
ステップ | 使用アイテム |
---|---|
1 | 洗顔 |
2 | 化粧水(保湿系・アルコールフリー推奨) |
3 | cosrxビタミンc23(スポイトで3〜4滴を手のひらに) |
4 | 乳液やクリームでフタをする |
ビタミンCは肌がまだ少し湿っているタイミングで塗布すると、浸透性が高まります。化粧水の直後、時間をおかずに使いましょう。
■ 朝と夜どちらで使うべきか?
前述したように、ビタミンCは光や熱、酸素に弱く非常に不安定です。そのため、基本的には「夜」の使用をおすすめします。
高濃度ゆえに日中使用での刺激リスクや酸化リスクが高まりやすく、特に、初心者や敏感肌の方は注意が必要です。
もし朝使いたい場合は、必ずSPF50+の日焼け止めを塗りましょう。肌への負担を避けるためにも、最初は夜のみの使用が安心です。
■ 使用頻度と推奨量
cosrxビタミンc23は「劇的な効果」をうたう反面、肌への負担も大きいアイテムです。週2〜3回からのスタートが安全です。
肌に赤み・ヒリつき・乾燥が出ないか様子を見ながら、徐々に頻度を上げていくのが理想的です。
使用量は、スポイトで3〜4滴程度が適量。顔全体にやさしく広げましょう。塗りすぎは刺激になりますので避けてください。
■ 保存方法と使用期限の注意点
すでに前章でも述べたように、cosrxビタミンc23は酸化しやすい非常に不安定な処方です。そのため、保存方法が非常に重要です。
公式の推奨では「開封後は冷蔵庫保存」「1ヶ月以内に使い切る」ことが求められています。
常温に放置するとビタミンCが急速に酸化し、「黄色 → 茶色」に変色してしまいます。こうなった場合は使用を中止してください。
保存がシビアなため、忙しい方やズボラな方には不向きです。
成分の不安定さが使用管理の難しさにつながっているのが現実です。
【徹底比較】cosrxとオルビスブライトローション、どっちがおすすめ?開発者の本音で解説!
これまで紹介してきたように、cosrxビタミンc23は非常に高濃度でデリケートな美容液です。
「じゃあ、もっと安心して毎日使えるアイテムはないの?」と気になる方も多いはず。
そこで、現役の化粧品開発者として本気でおすすめしたいのが「オルビスブライトローション」です。
ここでは、両者を成分・安全性・容器・コスパの4軸で徹底比較してみましょう。
■ 成分で比較|攻めのcosrx、守りのオルビス
オルビス ブライトローション |
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【有効成分】L-アスコルビン酸 2-グルコシド、グリチルリチン酸ジカリウム 【その他の成分】水、1,3-ブチレングリコール、1,2-ペンタンジオール、ポリオキシエチレングリセリン(26E.O.)、ジプロピレングリコール、ポリオキシプロピレンジグリセリルエーテル、ポリオキシエチレンメチルグルコシド、トレハロース、白糖、ジグリセリン、水酸化カリウム、フェノキシエタノール、クエン酸ナトリウム、クエン酸、ジエチレントリアミン五酢酸五ナトリウム液、キサンタンガム、濃グリセリン、2-メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・メタクリル酸ステアリル共重合体、異性化糖、ソルビトール発酵多糖液、パウダルコ樹皮エキス、ジラウロイルグルタミン酸リシンナトリウム液、油溶性甘草エキス(2)、ヒアルロン酸ナトリウム(2)、メチルフェニルポリシロキサン、水素添加大豆リン脂質 |
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▶ 公式サイトでオルビスブライトをチェック【贅沢体験セット 1,480円】 |
製品名 | ビタミンCの種類 | 特徴 |
---|---|---|
cosrxビタミンC23 | ピュアビタミンC(アスコルビン酸) | 即効性は高いが非常に不安定で酸化しやすい |
オルビスブライトローション | 安定型ビタミンC誘導体(L-アスコルビン酸2-グルコシド) | 肌に届いてから変換され、酸化しにくく安定性が高い |
cosrxは即効性を重視した「攻めのビタミンC」。
一方オルビスは、じわじわ効いて、刺激が少ない「守りのビタミンC」。
毎日使うなら、やっぱり安定していて刺激の少ない誘導体配合のオルビスが安心です。
■ 肌へのやさしさ|敏感肌さんなら迷わずオルビス
cosrxは23%という高濃度ゆえに、肌への刺激が強く出やすい点は注意が必要。
- 敏感肌 → 赤み・ヒリつき
- バリアが弱い肌 → 乾燥やかぶれ
さらに、ピュアビタミンCは併用NG成分も多く、扱いにはコツがいります。
対してオルビスは、厚生労働省が認めた医薬部外品で、肌へのやさしさと効果のバランスが優秀。
- パッチテスト・アレルギーテスト済み
- 敏感肌でも安心して使える低刺激設計
- 併用NG成分がないため、他のスキンケアとの相性も良い
“安心して毎日続けられる”ことが、美白ケアでは本当に大切です。
■ 容器と酸化リスク|cosrxは要冷蔵、オルビスはノーストレス
cosrxはガラス瓶+スポイト式のため、空気や光に触れやすく、酸化リスクが非常に高い設計です。
保存には冷蔵庫が必要で、使い切り期間も短め。管理に手間がかかるのが難点です。
一方でオルビスは、容器自体は一般的なボトルですが、成分そのものが安定型ビタミンC誘導体。
空気や光に強く、開封後も変質しにくいため、特別な保存は不要。常温でOKです。
「毎日、気軽に」「無理なく続けられる」点では、圧倒的にオルビスに軍配が上がります。
■ コスパで比較|オルビスはcosrxの約1/8のコスト!
製品名 | 価格(税込) | 容量 | 1mLあたりの価格 |
---|---|---|---|
cosrxビタミンC23 | 1,860円 | 20mL | 約93円 |
オルビスブライトローション | 1,980円 | 180mL | 約11円 |
オルビスはcosrxの、約1/8の価格で、たっぷり使える!
しかも、美白有効成分の安定性、安全性、使いやすさまで含めると、コスト以上の価値があると断言できます!!
■ ブランドの信頼性|オルビスはポーラグループの安心設計
オルビスは、日本を代表する化粧品メーカー「ポーラ・オルビスホールディングス」のグループ企業です。
このグループは、皮膚科学・成分研究・肌データ解析において業界トップレベルの実績を誇ります。
オルビスの製品は、そうした研究基盤の上で開発されており、成分の選定・処方設計・品質管理まで徹底された安心ブランドです。
信頼できる企業が作っているという「精神的な安心感」も、スキンケアでは大事な要素ですね。
■ 結論|cosrxよりもオルビスをすすめる理由
ここまでの比較を踏まえると、現役の化粧品開発者として私の答えは明確です。
cosrxは即効性はあるけれど、継続使用のハードルや刺激リスクが高く、人を選ぶ製品。
対してオルビスは、誰でも安心して使えて、毎日のケアに無理なく取り入れられる処方です。
- ✅ 医薬部外品で安全性・効果が公的に認可されている
- ✅ ポーラグループという圧倒的な研究力と品質保証
- ✅ 継続しやすい低刺激・高安定性処方
- ✅ 圧倒的なコスパで長く使える
「cosrxが悪い」と言いたいわけではありません。
でも、肌へのやさしさ・継続のしやすさ・実感のしやすさを求めるなら、オルビスに軍配が上がります。
スキンケアで本当に大事なのは「続けられる処方」。
だからこそ私は、毎日安心して使えるオルビスブライトローションを、心からおすすめします。
\今なら限定キャンペーン中!/
オルビス公式サイトからのお申し込みで、贅沢体験セット 1,480円(たっぷり3ヶ月分)!!
定期購入ではありません!
【まとめ】スキンケアは「正しく選ぶこと」から始まる
いかがだったでしょうか。
ここまで、cosrxビタミンc23の特徴とリスク、そしてオルビスブライトローションとの比較を通じて、スキンケアにおいて何を優先すべきかを詳しく見てきました。
確かに、「即効性」や「高濃度」という言葉は魅力的に聞こえるかもしれません。しかし、本当に肌のためになる製品とは、“毎日続けられる安全性と安定性”があってこそ。
cosrxは攻めのスキンケアとしてインパクトがある一方で、刺激性・酸化・保存管理などの面で継続性に課題がある製品です。
一方でオルビスブライトローションは、ポーラグループという信頼の研究力と製品開発力に支えられた、安全性・使いやすさ・効果のバランスが取れた製品。
スキンケアは「正しく選び、丁寧に続ける」ことが美肌への最短ルートです。
そのためにも、肌に寄り添いながら継続できるアイテムを選ぶことが大切。
これから美白ケアを始める方、肌にやさしい製品を探している方には、安心して続けられるオルビスブライトローションを強くおすすめします!
\ オルビス ブライト贅沢体験セット(たっぷり3ヶ月分)/
※本記事の内容は個人の見解であって効果を保証するものではありません