この記事で分かること
- オルビスは、本当に買ってはいけない化粧品なのか?
オルビスといえば通販市場を席巻する一流の化粧品メーカー。
店舗販売も絶好調です。
お求めやすい価格でありながら、革新的な技術を投入し続けるオルビス。
一方で、「買ってはいけない化粧品 オルビス」という検索ワードが浮上するのも事実です。
このような背景には、どのような理由が隠されているのでしょうか?
そこで、現役の化粧品開発者がプロの視点で、オルビスの品質と信頼性を深掘りし、オルビスにまつわる誤解と真実を明らかにします!
この記事を書いている人
コスメデイン
- 大手化粧品メーカーで15年以上化粧品開発を担当
- 今も現役の化粧品開発者
- 美容雑誌の監修経験あり
- 現役の化粧品開発者が業界の最前線で得てきた知見を「コスメの真実」としてお届けします!
美容雑誌の監修に協力させて頂きました(一部抜粋)
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【結論】買ってはいけない化粧品 オルビス?
オルビスはポーラグループの一員です。
ポーラと言えば、日本が世界に誇る一流の化粧品メーカー。
そんなオルビスですが、「買ってはいけない化粧品 オルビス」という検索ワードが浮上します。
買ってはいけないなんて、本当に事実でしょうか?
結論から言うと、これは大きな間違い!
オルビスが、買ってはいけない化粧品なんてとんでもない!
ユーザーに寄り添い続け、革新的な技術を投入し続けるオルビスは、むしろ、買うべき化粧品ブランドです!
次項以降、現役の化粧品開発者の私がプロの視点で、オルビスの凄さをご説明します。
結論
- 「買ってはいけない化粧品 オルビス」は大きな間違い
- オルビスは買うべき化粧品ブランド
オルビスに関する誤解と真実
「買ってはいけない化粧品 オルビス」という検索ワードの背景
オルビス化粧品に関する「買ってはいけない」という検索ワードが出現する背景には、一般的な誤解や情報の歪曲があります。
実際に、オルビスは高品質な製品を提供する大手化粧品メーカーですし、その製品は多くのユーザーから高い評価を受けています。
後ほど詳しくご説明しますが、現役の化粧品開発者の私から見ても、オルビスの技術は圧倒的で他と一線を画しています。
にもかかわらず、このような検索ワードが生まれる原因の一つとして、化粧品業界全体における誇大広告や誤解を招くマーケティング戦略が挙げられるかもしれません。
この業界は競争が熾烈ですから、商品の魅力を伝えるために、誇大広告と思われても仕方がないような表現を使っている商品は山ほど存在します。
ただしそれは、オルビスにはあてはまりません!
オルビスはポーラグループの大手化粧品メーカーですから、薬機法を遵守し、ユーザーの誤解を招くような広告表現はしてないです。
これはプロの目から見れば明らかです。
化粧品は全ての人に合うわけではなく、個々の肌質や好みによって製品の評価が分かれます。
ですから、否定的な意見が出ることも当然あるわけで、一部の否定的な意見が拡散し、「買ってはいけない化粧品 オルビス」という検索ワードが出現する要因となっている可能性は高いと思います。
オルビスと他メーカーとの比較
オルビスと他メーカーの製品を比較すると、オルビスは特に肌にやさしい成分を使用し、シンプルながら効果的なスキンケアを提供する点で優れています。
ポーラグループの一員であるオルビスは、中価格帯でありながら、ポーラと同様の高品質な成分を使用しています。
そのような意味で、他メーカーと比較してもオルビスは、コストパフォーマンスと品質のバランスが優れており、幅広いユーザー層に適した選択肢を提供していると言えるでしょう。
オルビスはシンプルなスキンケアステップを提唱しており、忙しい現代人にとって手軽に使用できる製品を多く揃えている点も魅力の一つです。
オルビスよりもはるかに技術が劣り、誇大広告によって売る上げを伸ばしている商品は山ほど存在します。
本来そのようなモノが「買ってはいけない化粧品」であって、オルビスがそれに該当するなんてあり得ないことです。
プロ開発者の視点
圧倒的技術力を誇るオルビスは、買ってはいけない化粧品ではなくむしろ、買うべき化粧品
何故オルビスの技術力は高いのか?
オルビスはオイルフリーを企業理念に掲げ、オイルフリーでありながら驚くべきテクスチャーを実現させるという、他社と一線を画した革新的技術で、通販市場を中心に大きくなった一流の化粧品メーカーです。
何故、オルビスは革新的技術を投入できたのか?
それは、オルビスがポーラグループであり、研究母体がポーラと同じだからです。
ポーラと言えば、日本が世界に誇る大手化粧品メーカーで、その技術力は圧巻です。
日本初のしわ改善有効成分ニールワンの開発が、ポーラの凄さを物語っています。
そんなポーラが研究母体のオルビスですから、革新的技術を投入出来るのは当然と言えば当然です。
オルビスはオイルフリーで大きくなった会社ですから、特に、オイルフリー技術=水系成分の処方化技術に関して、他社を大きくリードしています。
水系成分の処方化技術が最も発揮されるのが化粧水ですから、それを最も得意とするオルビスは、化粧水のトップオブトップと言っても過言ではありません。
これに関しては、以下に詳細が書かれていますから、是非ご参考ください。
他社を圧倒する水系成分処方化技術で、化粧水のトップオブトップのオルビスですが、様々なシリーズを取り揃えています。
化粧品開発者の私がプロの視点で、オルビスの各シリーズの違いとおすすめをご紹介します。
オルビス ユードット(エイジングケア)
引用:オルビス公式
オルビス ユードットは、オルビス ユーシリーズから誕生した、オルビス内における最高峰のエイジングケアシリーズです。
最高峰のエイジングケアブランドの名に恥じない見事な内容!
オルビスの最大の特徴として、どのスキンケアシリーズも、ウォッシュ・ローション・モイスチャー(クリーム)の3品で完結するシンプル設計となっています。
このラインナップは非常に理にかなっており、また、多くのアイテムを必要とせず3品で完結しますから、非常に簡便で、経済的にも優しいスキンケアステップです。
オルビス ユードットの最大の特徴は、加齢によって乾燥し、ハリ・ツヤが大きく低下した肌に対して美白しながらエイジングケアできる点!
オルビス ユードットは全品、医薬部外品。
ウォッシュは、グリチルリチン酸ジカリウムを肌荒れの有効成分として配合しており、ローションとモイスチャー(クリーム)には、トラネキサム酸が美白有効成分として配合されています。
ちなみに、オルビス ユードットのトラネキサム酸は、正真正銘、美白有効成分ですが、全てのトラネキサム酸=美白有効成分ではないので、ご注意ください。
詳細は以下をご覧ください。
オルビス ユードットは、オルビス内最高峰のブランドですから、価格的にはオルビスとしてはやや高価です。
しかし、ウォッシュ・ローション・モイスチャー(クリーム)、いずれも、5000円以内ですから、他社の価格と品質を考えると、抜群のコスパと言えるでしょう。
圧倒的な水系成分処方化技術で、化粧水のトップオブトップのオルビス内における最高峰エイジングケアシリーズ、それがオルビス ユードットです。
\オルビス最高峰エイジングケアシリーズ/
オルビスは化粧水のトップオブトップ!
オルビス アクアニスト(保湿)
引用:オルビス公式
水系成分処方化技術に特徴を持つオルビスにおいて、どのシリーズにおいても、水系成分=モイスチャー(保湿)は基本ではありますが、その中でもアクアニストは、モイスチャー(保湿)特化のスキンケアシリーズと言えます。
何度も申し上げている通り、オイルフリーを研究し、オイルフリーで大きくなったオルビスにとって、水系成分の処方化は最も得意とする技術の一つであり、だからこそ、その技術を最大限発揮できる化粧水が素晴らしいのです。
そして、水系成分=モイスチャーと考えると、このモイスチャーに特化したアクアニストは、オルビスの原点とも言うべきシリーズかもしれません。
冬だけでなく、年中乾燥している
しっかり保湿しても、すぐに乾燥する
最近、乾燥がひどくなった
生活のリズムが乱れ、肌が不調気味
上記の内、一つでも当てはまれば、オルビスが唱える乾燥スパイラル状態の可能性が高いです。
30年以上うるおいにこだわって研究してきたオルビスが誇る、モイスチャー(保湿)特化のオルビス アクアニストで、乾燥スパイラルを解消してみてはいかがでしょうか?
\保湿特化型シリーズ/
オルビスは化粧水のトップオブトップ!
オルビス クリアフル(ニキビケア)
引用:オルビス公式
オルビス クリアフルは、繰り返しニキビと毛穴に対応した、新時代のニキビケアシリーズです。
オルビスのニキビケアは非常に有名。
かなり前からシリーズ化されていて、技術革新によって、常に進化し続けるニキビケアシリーズです。
オルビス クリアフルは全品医薬部外品で、グリチルリチン酸ジカリウムを有効成分に配合しています。
ニキビケアの医薬部外品では、サリチル酸を有効成分としてを配合する場合もありますが、サリチル酸は殺菌剤ですから、効果は期待できますが、肌刺激の懸念があります。
医薬部外品であっても医薬品とは異なりますから、効果の代償に副作用(肌刺激)があってはなりません。
ですから、サリチル酸よりもグリチルリチン酸ジカリウムを有効成分とした医薬部外品を強くおすすめします。
また、オルビス クリアフルは以前から、和漢植物のチカラにこだわったシリーズですから、シコンエキスやヨクイニンエキスが配合されています。
シコンエキスは古くから、火傷に効果的な抗炎症成分として有名ですし、クリアフルは医薬部外品なのでヨクイニンエキスという表示ですが、これはハトムギ種子エキスのことです。
今は、ハトムギ化粧水が大ブームですが、ヨクイニンエキスを配合したオルビス クリアフルも立派なハトムギ化粧水ですし、敢えて商品名は伏せますが、市場のハトムギ化粧水なんて足元にも及ばないほど、オルビス クリアフルの品質は圧倒的!
特に、ニキビに悩む方にとっては、クリーム類よりも化粧水が非常に重要ですから、化粧水のトップオブトップのオルビスが誇るにニキビケアシリーズ、オルビス クリアフルは大変有効です。
\ニキビケアシリーズの名品!/
オルビスは化粧水のトップオブトップ!
その他「超おすすめ」の2品をご紹介
オルビス オフクリーム(クレンジングクリーム)
オルビス オフクリームは、私が最もおすすめするクレンジングの一つです!
オルビスオフクリームは、高内相クリームと言われるタイプで、圧倒的なクレンジング力と抜群の洗い上がりの良さを誇る、まさに、クレンジングの理想形と呼ぶにふさわしいクレンジングです。
高内相とは?
高内相って、あまり聞き慣れない言葉だと思います。
高内相とは、
クリームクレンジングはオイルでメイク汚れを落とします。
つまり、オイルがクレンジング成分。
クリームクレンジングは性状的に、
オイルクレンジングやバームクレンジングよりも、オイル(クレンジング成分)を高配合出来ない!
これが、クリームタイプが、オイルやバームよりもクレンジング力が劣る一番の理由です。
しかし、
クリームクレンジングであっても、オイルやバームと同等以上の高いクレンジング力を発揮するモノがある!
それが高内相
クリームクレンジングの場合、オイルを内相という言葉で表現しますから、内相量(=オイル量)が多いという意味で高内相と言います。
つまり高内相とは、クレンジング成分であるオイルが高配合されているという意味で、高内相タイプのクリームクレンジングであれば、オイルやバームと同等以上の高いクレンジング力を発揮するのです。
高内相タイプはクレンジングの理想形
高内相タイプは、塗布行為によって転相し、オイルがじゅわっと出てきます。
「クリーム(ジェル)からオイルに変化」と言う表現があると思いますが、まさにこれです。
その後、すすぎの水で乳化され、洗い流されます。
この、転相 ⇒ 乳化がスムーズなほど、優れた高内相クリームクレンジングと言えます。
オイルが高配合されているため、オイル・バームと同等以上の高いクレンジング力を有しながら、水系ベースであるので、洗い上がりも抜群。
「高いクレンジング力」と「洗い上がりの良さ」を両立する、高内相クリームクレンジングはまさに、クレンジングの理想形と言えるでしょう。
品質的に素晴らしい高内相タイプですが、実現には、特殊な製造方法と、充填ノウハウが必要なので、簡単ではありません。
また、転相時のテクスチャーが独特で、付加価値も付けやすいので、このタイプはデパートコスメに多いです。
デパートコスメと言うと、高価格なイメージがありますが、オルビス オフクリームは、高品質でありながら、比較的お求めやすく、超おすすめの高内相クリームクレンジングです。
ちなみに、高内相クリームクレンジングには特殊な乳化法が用いられており、この乳化法を開発したのが、ポーラの研究員だった方です。
業界では超がつくほどの有名人。
オルビス オフクリームには、その技術が展開されています。
機能(クレンジング力と洗い上がりの良さ)は勿論素晴らしいですが、テクスチャーも魅力的なので、是非一度、体験して頂きたいです。
一度体験されたら、虜になると思います。
\クレンジングの理想形!高内相タイプ/
オルビス クレンジングリキッド
これはまさに、リキッドクレンジングの名品とも言うべき一品です。
数あるオルビス商品の中で、売り上げNO.1を誇るのが、オルビス クレンジングリキッドです。
市場のリキッドクレンジングは、クレンジング力が物足りないものが多い。
何故なら、リキッドクレンジングには、クレンジング剤であるオイルを高配合できず、主に、界面活性剤をクレンジング剤として配合するからです。
界面活性剤を高配合すればある程度のクレンジング力を発揮するようになりますが、肌刺激が増し、テクスチャーにも悪影響を与えるので、なかなか出来ません。
しかし、オルビス クレンジングリキッドには、界面活性剤の高配合以外の、クレンジング力をアップさせる技術が搭載されています。
それが、DPG(ジプロピレングリコール)の配合
DPGは多価アルコールの一種で、コスメでは主に、保湿成分として配合されますが、クレンジング力補助成分として、オルビス クレンジングリキッドには高配合されています。
DPGは界面活性剤に比べ、肌に対して非常にマイルドですから、クレンジング力をアップさせながら、肌への優しさにも配慮した素晴らしい技術です。
今でこそ、DPGを配合したリキッドクレンジングは他にもありますが、オルビスは発売初期からこの技術を搭載していますから、さすがと言えます。
オイルフリーを研究しつくしたオルビスにとって、水系成分処方化技術は最も得意とする分野で、だからこそ化粧水開発に優れているのですが、リキッドクレンジングは水系ベースですから、オルビスが得意とするクレンジングタイプがまさにリキッドと言えるでしょう。
\リキッドクレンジングと言えばこれ!/
おわりに
いかがでしょうか?
「買ってはいけない化粧品 オルビス」という検索ワードが浮上しているようですが、これは大きな誤解です。
プロの私が断言します!
圧倒的技術を誇るオルビスは、買ってはいけないというよりむしろ、買うべき化粧品です!
是非、皆様の化粧品選びの参考にしてください。
※本記事の内容は個人の見解であって効果を保証するものではありません