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プロだけが知る 日本初しわ改善コスメ リンクルショット メディカルセラムの真実

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2017年1月1日、日本初のしわ改善コスメ(医薬部外品)が誕生しました。

それが『ポーラ リンクルショット メディカルセラム』です。

あれから4年ほど経過し、様々なしわ改善コスメが発売され、しわ領域も大きく変化してきましたが、今のしわ改善コスメ領域を創ったのが、リンクルショット メディカルセラムと言っても過言ではありません。

今回は化粧品開発者の私が、『ポーラ リンクルショット メディカルセラム』の真実をお話しします。

日本初のしわ改善コスメの誕生

長らく日本では、『しわに効く』とか『しわが目立たなくなる』といった表現をコスメにすることは出来ませんでした。

『しわ』に対する効果効能表現が認められていなかったのです。
※メイクアップ効果の場合は除く

しかし、しわに対して改善効果のあるコスメは、ユーザーニーズが高く、現に、欧米ではしわ改善効果をコスメに表示し、販売することが認められています。

このような背景から、業界団体(日本化粧品工業連合会)が、かねてより厚生労働省に要望し、2011年、『乾燥による小じわを目立たなくする』という表現を、コスメに表示し販売することが可能となりました。

「化粧品機能評価法ガイドライン」に基づく試験、もしくは、これと同等以上の試験を、化粧品メーカーの責任において実施し、その効果を確認したうえで、試験を行なったことを製品に表記(効能評価試験済み)すれば『乾燥による小じわを目立たなくする』という表示が可能です。

また、ユーザーから問い合わせがあった場合、データを提示して効果の根拠を説明する必要もあります。

このように化粧品であっても、決められた試験を実施し、効果が確認されれば、『乾燥による小じわを目立たなくする』と、しわに対する効果効能表現を、商品周りやホームページなどで出来るようになったわけです。
※美白などの医薬部外品であっても、同様の試験を実施し効果が確認されれば表示は可能です。

しかし上記の場合、『乾燥による小じわ』にしか効果範囲はありません。

しわの原因は乾燥以外にも、『加齢』『紫外線』などが考えられますから、これら『総合的なしわ』に関しては効果効能が認められていませんでした。

そこで化粧品大手ポーラは、しわ改善効果がある有効成分『ニールワン』を開発し、ついに2017年1月1日、日本初のしわ改善コスメ(医薬部外品)『ポーラ リンクルショット メディカルセラム』が発売されました。

これによって、日本で初めて、乾燥・加齢・紫外線など、『総合的なしわ』に対して、しわ改善効果があるという効果効能が認められたわけです。

現在、しわ改善効果が認められた有効成分は『ニールワン』『純粋レチノール』『ナイアシンアミド』の3成分存在します。詳細は以下記事をご覧ください。

ポーラ リンクルショット メディカルセラムの真実

「ポーラ リンクルショット メディカルセラム」のしわ改善有効成分『ニールワン』、実は、誕生までに『10年以上』の歳月を費やしています。

医薬部外品の有効成分として国から認可されるためには、『効果』は勿論ですが、『安全性』『成分安定性』が求められますから、その苦労は並大抵の事ではなかったと容易に推測できます。

ここで予想外の事が起きました。それが、2013年の『カネボウ白斑問題』です。

これは、カネボウ独自の美白有効成分『ロドデノール』が原因ですが、これにより国の審査基準が厳格化されましたから、ニールワンの承認期間に大きな影響を与えたでしょう。

さらにニールワンは、しわ改善効果は素晴らしいものの、『水に不安定』という、コスメにとっては『致命的ともいえる特徴』があります。

化粧水、乳液、クリームなどのコスメには当然、水は多量に配合されますから、水に不安定なニールワンでは、医薬部外品に求められる成分安定性が担保できず、これら剤型は不可能という事になります。

そこでポーラが考えた策は、水を含まない『油性ゲル』に、ニールワンを細かく『分散』させるというものです。

「リンクルショットメディカルセラム」には水が含まれていますが、これはエキス類に含まれる微量なものですから、ニールワンを不安定化させるほどではありません。

ニールワンは水に対して非常に不安定です。言い換えれば、ニールワンは水分と非常に馴染みの良い成分という事です。

ですから、水を配合しない処方にニールワンを配合することで、肌につけた際、肌内部の水分によって、角質層よりもさらに奥、『真皮』まで浸透させる(引っ張られる)事が出来るのです。

これが『真皮浸透処方』です。

しかしこれは、おそらく『後付け』でしょう。

ニールワンの性質を考えれば、水を含まない『油性ゲル』でしか、医薬部外品としての成分安定性は担保できませんから、油性ゲル以外の商品化は不可能です。

しかも水を含まない油性ゲルは、非常に重く、閉塞感もあって、使用感的には不利です。

しかしこれを、『真皮浸透処方』と表現することで、理にかなった剤型選択になりますから、処方化が見事と言うより、真皮浸透処方と名付けた『販売戦略』が秀逸と言えます。

確かに水を含まない「リンクルショット メディカルセラム」は使用感的に厳しさはありますが、それは全顔使用の場合であって、ほうれい線や目尻など、しわが気になる箇所への『部分使用』であれば快適に使用出来ます。

2017年1月に発売された「ポーラ リンクルショット メディカルセラム」。

途中、資生堂(純粋レチノール)、コーセー(ナイアシンアミド)からのしわ改善コスメ(医薬部外品)発売の影響で、競争力低下による価格改定(値下げ)をする事がありましたが、このほど、『ポーラ リンクルショット メディカルセラムN』としてリニューアルされました。

<全成分表示>

有効成分:三フッ化イソプロピルオキソプロピルアミノカルボニルピロリジンカルボニルメチルプロピルアミノカルボニルベンゾイルアミノ酢酸Na(ニールワン)
その他の成分:ジメチコン、ワセリン、架橋型ジメチコン、メタクリル酸エステル樹脂粉末、トリエチルヘキサン酸グリセリル、セリサイト、シクロペンタシロキサン、トリメチルシロキシケイ酸、水添ポリブテン、シクロヘキシルグリセリン、スクワラン、油溶性アルニカエキス、油溶性カモミラエキス、油溶性桃葉エキス、ローヤルゼリーエキス、タイムエキス-1、スギナエキス、ヒドロキシアパタイト、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル・オクチルドデシル)、流動パラフィン、軽質イソパラフィン、トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリル、BG、水、無水ケイ酸、酸化亜鉛、香料

<価格 / 容量>

14,850円 / 20g

一流の技術を有するポーラが開発した『日本初のしわ改善コスメ(医薬部外品)』

是非ご自身で体験してみてください。

※本記事の内容は個人見解であって効果を保証するものではありません

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