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コスメの疑問&誤解

<プロ解説>弱酸性化粧水をお探しの方必見!注目の弱酸性化粧水は?

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このブログでは、大変ありがたいことに、『弱酸性コスメ』に関する記事がご好評いただいています。

そこで今回は、弱酸性化粧水をお探しの方のために、『注目の弱酸性化粧水』をご紹介します。

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弱酸性化粧水を探す時の注意点

弱酸性化粧水・オルビス

花王のビオレのおかげで、お肌には弱酸性の化粧品が良い、ということは今や一般常識になりました。だからこそ、コスメアイテムの中で一番使用頻度の高い化粧水(ローション)に、『弱酸性タイプ』を求めるユーザーが増えてきていると思います。

では、弱酸性化粧水を探す際、何を重視すれば良いのでしょうか?

あくまで私の考えですが、答えは、『特に重視すべきものはない』です。何故なら、『ほぼ全ての化粧水は、弱酸性だから』です。

もう少し詳しくご説明します。

市販の化粧水は、『ほぼ全て弱酸性』です。「ほぼ」という表現にしたのは、さすがに全ての化粧水を調べたわけではないので、万一、弱酸性以外の化粧水が存在するかもしれません。

しかし、化粧品開発者の立場から言わせていただくと、例えば、「尿素」を多量配合した化粧水であれば、経時で弱アルカリ性になっている可能性はありますが、これら特殊なケースを除き、一般的な化粧水であれば、『弱酸性』以外考えられません。その理由は3つあります。

① 安全性(お肌への刺激)

冒頭で、ビオレの件に触れましたが、化粧品は弱酸性であるべきと、世の中に広く認知されていますから、あえて弱酸性以外に設定する必要性がありません。
また、洗顔などの洗い流し品を除き、弱アルカリ性~アルカリ性の化粧品は、『お肌への刺激の懸念』がありますから、長時間お肌の上に存在するスキンケア基礎品には不適切です。


② 防腐力

化粧品は製造後3年間の品質保持が義務付けられています。品質保持とは主に、3年間、化粧品としての性状を保つという『安定性』と、腐敗しないという『防腐性』です。つまり、消費期限を明記する場合を除き、化粧品は製造後3年間、腐敗してはならないのです。この腐敗を防止するために、化粧品には『パラベン』に代表される『防腐剤』や、『抗菌物質』が配合されるのです。

弱アルカリ性の場合は、弱酸性に比べ、防腐力の付与が比較的困難です。ですから、『防腐力の観点』からも、化粧水は弱酸性に設定されます。


③ 成分安定性

化粧水にはとろみを付与する目的で『増粘剤』が配合されるケースがあります。増粘剤で一番配合されるものは『カルボキシビニルポリマー(カルボマー)』と言われるもので、これは、弱アルカリ性領域では増粘効果を発揮せず、『弱酸性領域で最大の増粘効果』を発揮します。

また、美白コスメ(医薬部外品)の場合、美白の有効成分の一つである『アスコルビン酸2グルコシド(ビタミンC誘導体)』は、弱アルカリ性領域では不安定なため、必ず『弱酸性』に設定しなければなりません。

このように、『成分安定性の観点』からも、化粧水は弱酸性であるべきなのです。

これらは、化粧水だからと言うわけでなく、化粧水を含むスキンケア基礎品、ベースメイク品にも該当します。

少し前の、乳化タイプのリキッドファンデーションであれば、界面活性剤にアニオン系を用いることが多かったため、pH8位の弱アルカリ性のモノもありました。

しかし現在では、スキンケア基礎品やベースメイク品など、長時間お肌の上に存在するアイテムに関しては、アニオン系の界面活性剤の使用を避ける傾向にあり、弱アルカリ性のものはほとんど存在しません

ですから、弱酸性の化粧水を探す時、ほぼ全ての化粧水は、前述した3つの理由から『弱酸性』ですから、特に注意する必要はありません。

弱酸性かどうかというよりむしろ、敏感肌、ニキビ、美白、エイジングケアなど、『ご自身の肌悩み』でお選びください。

注目の弱酸性化粧水は?

注目の弱酸性化粧水と言えば、私は『オルビス』を真先に挙げます。

オルビスの化粧水は全て『弱酸性』です。また、『様々な肌悩みに対応したスキンケアシリーズが存在する』のもオルビスの特徴です。

様々な注目ポイントがありますが、その中でも、私が注目している点は、オルビスの『品質と価格』です。

オルビスほど化粧水の研究開発に適したメーカーは無く、化粧水開発において、オルビスの技術力は『一段と高いレベル』にあると言えます。

何故なら、化粧水というのは、一部を除き、基本、油性成分は含まれておらず、大部分が『水性成分』です。『水性成分』を中心に、研究開発・処方開発を行い、誕生するのが化粧水です。

「オイルフリー」を企業理念とするオルビスは、30年以上に渡り水性成分の研究を続けてきましたから、その技術は他を圧倒し、一段と高いレベルにあると私は考えています。

さらに、オルビスは『ポーラグループ』ですから、そのバックにはあの『ポーラ研究所』がついています。

ポーラ研究所と言えば、化粧品会社のオリンピックとも言われる国際学会『IFSCC』での豊富な発表歴、受賞歴、そして何より、話題の『日本初、シワ対応医薬部外品の開発』で知られる、世界トップレベルの研究開発力を有する研究所として有名です。

そして『価格』

オルビスは非常にお求めやすい価格設定になっています。

これだけの品質のモノを、何故この価格で提供できるの?と疑問に思うくらいです。オルビスのコスパは素晴らしいです。

化粧品は「価格が高いほど効果が高い」、というわけではありません。後ほどご紹介する『アテニア化粧品』『オルビス』のように、お求めやすい価格でありながら高品質の化粧品は存在しますから、ユーザーの皆様にはそのような化粧品を使っていただきたいと思います。

特に化粧水は、『一番使用頻度の高い基礎品』ですし、『たっぷりじゃぶじゃぶ使うべきアイテム』なので、価格は重要な要素です。高価な化粧水を、もったいないからと言って、少しずつ使うようでは、せっかくの効果を得ることは出来ません。

オルビスには様々なシリーズがあるので、ご自身の肌悩みに合わせてお選びください。

<ニキビケアなら「薬用クリアローション(薬用化粧水)」>

<保湿なら「アクア」>


<エイジングケアなら「オルビスユー」>

「アテニア ドレスリフト」にも注目

オルビスと並び、コスパに優れた化粧品会社と言えば『アテニア化粧品』です。

アテニア化粧品はファンケルグループの一員であり、『高品質、低価格』をブランドコンセプトに掲げています。

その中でも、『アテニア ドレスリフト』は、今最も勢いのある『エイジンケアライン』の一つではないでしょうか?

ドレスリフトの『時計美容』は、化粧品開発者の私の目から見ても、分かりやすく、説得力のある考え方です。

勿論、化粧水は『弱酸性』です。

<エイジングケアの弱酸性化粧水なら「アテニア ドレスリフト ローション」>

おわりに

いかがでしょうか?

ビオレのおかげで、化粧品は弱酸性であるべきと、広く認知されるようになりました。しかし、長時間お肌の上に存在するスキンケア基礎品やベースメイク品は、もともと『弱酸性』なのです。

化粧水も同様で、弱酸性が基本ですが、弱酸性化粧水であれば、高い水性成分技術を有する『オルビス』も選択肢の一つではないでしょうか。

<弱酸性コスメは肌に優しいのか?>

※本記事の内容は個人の見解であって効果を保証するものではありません

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