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<プロ解説>ヒアルロン酸は肌に浸透しない!浸透させる唯一の方法は○○だ!

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ヒアルロン酸はコスメにおけるもっとも有名な『美容成分』の一つですから、ヒアルロン酸配合コスメは多数存在します。

しかし、コスメに配合のヒアルロン酸は、分子量が非常に大きいため、肌に浸透することは出来ません

ですから、塗布するコスメで、ヒアルロン酸を肌の内側に届ける事は『不可能』です。

今回は化粧品開発者の私が、分子量が大きなヒアルロン酸を、肌の内側に届ける『唯一の方法』をご紹介します。

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コスメにおけるヒアルロン酸の役割

ヒアルロン酸・浸透・効果・マイクロニードル

ヒアルロン酸が、あたかも肌内部に浸透するかのような表現を使っているヒアルロン酸配合コスメは多数存在しますが、そもそも、分子量の大きなヒアルロン酸は、肌に塗布して内部に浸透することはあり得ません

分子量の小さな『加水分解ヒアルロン酸』であれば、角層上部への浸透は期待出来ますが、一般的にコスメに配合される『ヒアルロン酸Na』は、10万~100万と、分子量が大きいですから、肌への塗布で内部に浸透させることは不可能です。

コスメにおけるヒアルロン酸は、肌内部に浸透する訳ではなく、肌表面に留まって保湿性の『保湿膜』をつくり、空気中や化粧品中の水分を含んで、角層内(肌内部)に与えます。

これが、ヒアルロン酸の『保湿機能』であり、肌深部に浸透して、肌の内側からうるおいを与えるわけではありません

ですから、塗布型のコスメで、高分子のヒアルロン酸を肌内部に浸透させることは不可能なのです

 

ヒアルロン酸を肌に届ける唯一の方法

ヒアルロン酸・浸透・効果・マイクロニードル

塗布型のコスメでは、高分子のヒアルロン酸を肌内部に浸透させることは出来ません。

一般的に、コスメにおけるヒアルロン酸の正しい考え方は、肌の外から浸透させるのではなく、肌の内から増やすです。

人のお肌の奥、真皮には『線維芽細胞』が存在し、線維芽細胞が、今この瞬間も、ヒアルロン酸やコラーゲン等、お肌にとっての有用成分を産みだしています。

ですから、線維芽細胞に働きかけて、ヒアルロン酸の産生能力を高めることが、コスメにおける『正しいヒアルロン酸の考え方』です。

例えば、『アーティチョーク葉エキス』『ユズ果実エキス』には、有意なヒアルロン酸産生促進効果が認められています。

ですから、これら植物エキスを配合すれば効果が期待出来ますが、コスメにおいて、種々植物エキスの役割は、商品周りでは『保湿成分』としてしか表現出来ません。

肌の内側からヒアルロン酸を増やす植物エキスを配合しても、ヒアルロン酸産生促進効果と、直接的な表現がコスメでは認められていないわけです。

植物エキスで肌内部からヒアルロン酸を増やすという方法はありますが、コスメで、高分子ヒアルロン酸を肌に浸透させる方法は『一つだけ』あります。

それが『マイクロニードル』です。

マイクロニードルとは、『マイクロサイズ』(1000分の1ミリメートル)の『ニードル』(針)を敷きつめたシール状の『パッチコスメ』です。

ニードルが肌に刺さるため、ヒアルロン酸のような高分子量の美容成分であっても、直接、肌内部に届けることが出来ます

従来は注射でしか届けることが出来なかった成分を、ほぼ無痛で肌内部に取り込むことができ、さらには自宅で自分で施術が可能ですから、マイクロニードルは、美容・医療分野の新技術として大変注目されています。

そもそもマイクロニードルは、糖尿病患者の、毎日のインシュリン注射が及ぼす皮膚への影響(針を刺した部位が次第に硬くなる)を解決するために、アメリカで開発されましたから、眉唾物ではなく、『科学的根拠に裏打ちされた確かな技術』です。

針(ニードル)と聞くと、「痛い」・「危険」と思う人も多いと思いますが、針といっても、マイクロの名の通り、『1000分の1ミリメートル』という超極細ですから、多少の刺激(チクチク感)は感じるかもしれませんが、痛いというレベルではありません。

実際、日本NO.1の資生堂が商品化していますから、マイクロニードルは危険なモノではなく、今後の美容分野の常識を大きく変える優れたコスメと言えるでしょう。

『マイクロニードル』こそが、コスメで、高分子量のヒアルロン酸を肌内部に浸透させる『唯一無二の方法』です。

 

注目のマイクロニードルコスメ

マイクロニードルは、ヒアルロン酸のような高分子量の美容成分を肌内部に直接浸透させる唯一のコスメですから、最近、非常に増えてきました。その中でも私は、刺すプロテオグリカンと言われる『ハーリスモイストパッチ』に注目しています。

注目の理由は、ヒアルロン酸を凌ぐ保水効果を持つ『プロテオグリカン』のマイクロニードルという点です。

プロテオグリカンは、たんぱく質の「プロテイン」と、多糖類の「グリカン」の複合体です。たんぱく質に多数の糖(グリカン)が結合した構造をしており、糖と糖の間に水分を保持する働きがありますから、『保水性』に優れます。

その効果は、『ヒアルロン酸やコラーゲンを凌ぐ』と言われていますが、プロテオグリカンは、ヒアルロン酸やコラーゲンほど有名な美容成分ではありません。

何故なら当時、プロテオグリカンは、『1g 3000万円』と言われるほど高価な成分で、なかなか研究が進まず、コスメへの配合は困難だったからです。

現在では、製造技術が確立され、価格が落ち着いてきたため、コスメへの配合が可能になりました。と言っても、非常に高価な成分に変わりありませんから、プロテオグリカン配合コスメはまだ少ないのが現状です。

そんな中で、『ハーリスモイストパッチ』は、プロテオグリカン配合のマイクロニードルとして注目を集めています。

さらに、「ヒアルロン酸」「ユビキノン(Q10)」「加水分解乱卵殻膜」「プラセンタ」「コラーゲン」「フラーレン」「ビタミン類」「セラミド」「EGF」など、プロテオグリカン以外の美容成分も豊富に配合されています。

 

おわりに

いかがでしょうか?

ヒアルロン酸配合コスメの多くは、いかにも肌に浸透するかの表現で宣伝していますが、ヒアルロン酸は高分子のため、肌に浸透しません

コスメによって、高分子量のヒアルロン酸を肌に浸透させる唯一の方法が、『マイクロニードル』です。

是非一度、マイクロニードルコスメを体感してください。

<話題のマイクロニードル>

 

※本記事の内容は個人の見解であって効果を保証するものではありません

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