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コスメの疑問&誤解

<プロ解説>マイクロニードルは危険?おすすめ?効果あり?そのワケは?

更新日:

今話題のコスメがあります。

それが『マイクロニードル』

マイクロサイズのニードル(針)を敷きつめたシール状のパッチコスメで、ヒアルロン酸などの美容成分を肌内部に届けることが出来る優れものです。

しかし、ニードル(針)と聞くと、危険?と思う人もいると思いますし、そもそもマイクロニードルに、それほどの効果が期待できるのか?、疑問に思っている人も多いと思います。

そこで今回は、化粧品開発者の私が、今話題のコスメ『マイクロニードル』について、おすすめなのか?効果が期待できるのか?をご説明します。

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マイクロニードル

マイクロニードル・ダーマフィラー・危険・おすすめ

マイクロニードルとは?

マイクロニードルとは、『マイクロサイズ』(1000分の1ミリメートル)の『ニードル』(針)を敷きつめたシール状のパッチコスメです。

ニードルが肌に刺さるため、直接、美容成分を肌内部に届けることが出来ます

マイクロニードルには、成分そのものを針状にして肌内部に届けるタイプと、プラスチックなどの針を通して成分を届けるタイプがあります。

従来は注射でしか届けることが出来なかった成分を、ほぼ無痛で肌内部に取り込むことができ、さらには自宅で自分で施術が可能ですから、美容・医療分野の新技術として大変注目されています。

マイクロニードルは危険?

針(ニードル)と聞くと、「痛い」・「危険」と思う人も多いと思いますが、マイクロニードルは、危険ではなく、大きな効果が期待できる大変優れたコスメです。

針といっても、マイクロの名の通り、『1000分の1ミリメートル』という超極細ですから、多少の刺激(チクチク感)は感じるかもしれませんが、痛いというレベルではありません。

実際、日本NO.1の資生堂が商品化していますから、マイクロニードルは危険なモノではなく、今後の美容分野の常識を大きく変える優れたコスメと言えるでしょう。

そもそもマイクロニードルは、糖尿病患者の、毎日のインシュリン注射が及ぼす皮膚への影響(針を刺した部位が次第に硬くなる)を解決するために、アメリカで最初に開発された技術です。

マイクロニードルであれば、背中などにパッチを貼るだけで、痛みをほとんど感じずにワクチンを体内に注入することが可能ですから、美容分野だけではなく、医療分野での応用も大いに期待されています

マイクロニードルはおすすめ?

『ヒアルロン酸』はコスメにおける最も有名な美容成分です。ヒアルロン酸には高い『保湿能』がありますから、肌内部に取り込むことで、みずみずしくふっくらとしたお肌に導きます。

しかし、みずみずしくふっくらとしたお肌になるためには、ヒアルロン酸をお肌の中に浸透させることが必要ですが、ヒアルロン酸は『高分子』ですから、コスメを塗布するだけでは、お肌に浸透しません

世の中には、あたかも、高分子ヒアルロン酸が肌内部に浸透するように演出しているコスメが多くみられますが、高分子のヒアルロン酸は、肌に浸透せず、肌表面に留まるだけです。

肌に浸透させるために、分子量の小さい『加水分解ヒアルロン酸』を用いるケースはありますが、低分子ヒアルロン酸は高分子に比べ、保湿能が大きく劣ります

つまり、コスメで高分子ヒアルロン酸を肌内部に届ける手法は、現状、『マイクロニードル』だけです。

ですから、マイクロニードルは、高分子ヒアルロン酸などの、従来、塗布では肌に浸透しなかった美容成分を、肌に浸透させる事が出来る『唯一無二の方法』なのです。

実際、資生堂は、化粧品会社のオリンピックとも言われる学術大会の『IFSCC』で、マイクロニードルの有用性を口頭発表し、『最優秀賞』を受賞していますから、世界がその有用性を認めた技術と言えるのがマイクロニードルです。

注目のマイクロニードルコスメ

マイクロニードルは、ヒアルロン酸のような高分子量の美容成分を肌内部に直接浸透させる唯一のコスメですから、最近、非常に増えてきました。その中でも私は、刺すプロテオグリカンと言われる『ハーリスモイストパッチ』に注目しています。

注目の理由は、ヒアルロン酸を凌ぐ保水効果を持つ『プロテオグリカン』のマイクロニードルという点です。

プロテオグリカンは、たんぱく質の「プロテイン」と、多糖類の「グリカン」の複合体です。たんぱく質に多数の糖(グリカン)が結合した構造をしており、糖と糖の間に水分を保持する働きがありますから、『保水性』に優れます。

その効果は、『ヒアルロン酸やコラーゲンを凌ぐ』と言われていますが、プロテオグリカンは、ヒアルロン酸やコラーゲンほど有名な美容成分ではありません。

何故なら当時、プロテオグリカンは、『1g 3000万円』と言われるほど高価な成分で、なかなか研究が進まず、コスメへの配合は困難だったからです。

現在では、製造技術が確立され、価格が落ち着いてきたため、コスメへの配合が可能になりました。と言っても、非常に高価な成分に変わりありませんから、プロテオグリカン配合コスメはまだ少ないのが現状です。

そんな中で、『ハーリスモイストパッチ』は、プロテオグリカン配合のマイクロニードルとして注目を集めています。

さらに、「ヒアルロン酸」「ユビキノン(Q10)」「加水分解乱卵殻膜」「プラセンタ」「コラーゲン」「フラーレン」「ビタミン類」「セラミド」「EGF」など、プロテオグリカン以外の美容成分も豊富に配合されています。

おわりに

いかがでしょうか?

ニードル(針)と聞くと、危険?とお考えの人も多いと思いますが、マイクロニードルは決して危険ではなく、むしろ、これからの医療分野・美容分野を変える、『画期的な成分浸透技術』です。

その中でも、『ハーリスモイストパッチ』は、ヒアルロン酸以上の保水力を持つ『プロテオグリカン』配合のマイクロニードルです。

※本記事の内容は個人の見解であって効果を保証するものではありません

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