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ファンケルとキリンが資本業務提携!化粧品業界の勢力図が変わる!?

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2019年8月6日、キリンホールディングスとファンケルが『資本業務提携』を締結しました。

健康に関する社会課題の解決を通じて成長を目指すキリンの考えと、健康寿命の延伸に取り組むことで成長を目指すファンケルの考え方が一致したことが背景にあるようです。

キリンホールディングス

キリンは誰もが知る有名企業で、飲料を中心に、医療分野と、幅広い事業を展開しています。2018年度の売り上げは約2兆円、利益約2000億円と、日本を代表する大企業です。

紅茶市場NO.1をはじめ、多彩なブランド群を有していますし、2008年には協和発酵バイオを傘下に収め、化粧品、健康食品、医薬品用の様々な素材も開発しています。

特に、『発酵技術』を得意としており、ペプチド、アミノ酸といった化粧品に無くてはならない美肌成分の製造技術はトップクラスです。

私自身も、「ヒドロキシプロリン」や「アセチルヒドロキシプロリン」といった、協和発酵バイオ製のアミノ酸を扱っています。

健康食品用のアミノ酸やコラーゲン、ペプチドなども製造していますから、おそらく皆様も、知らないところで、協和発酵バイオ製の素材にお世話になっていると思います。

 

ファンケル

ファンケルは、1980年創業の化粧品会社です。

ファンケルと言えば『無添加』。1982年、世界初の『無添加化粧品』を開発し、その時の技術が、今のファンケルの基礎になっていると言えます。

ファンケルは、美と健康をメインに長年、『不の解消』に取り組んできました。

化粧品会社としての歴史は決して古くはありませんが、その一貫した『姿勢』(不の解消)と、それを実現出来るだけの『高い技術力』で、今では、化粧品通販大手、機能性表示食品市場NO.1にまで成長しました。

私は現役の化粧品開発者ですから、ファンケルと言えばオイルクレンジングの名品『ファンケル マイルドクレンジングオイル』。通称『マイクレ』

マイクレは、いまだにユーザー支持を集め、今や『クレンジング市場NO.1』です。

マイルドクレンジングオイル

 

また、ファンケルのグループ会社『アテニア』も絶好調で、アテニアは、私が最も好きな化粧品メーカーの一つでもあります。

 

今最も勢いのある化粧品メーカーの一つが、ファンケルでしょう。

 

業務提携

ファンケルは化粧品通販大手ではありますが、化粧品業界の中では、資生堂・ポーラ・花王(カネボウ)・コーセーの先頭集団に次ぐ、『第2集団』に位置します。

キリンの売り上げ約2兆円に対し、ファンケルは約1200億円ですから、会社規模で見ればキリンが圧倒していますし、キリンほどの会社であれば、先に示した、化粧品業界の先頭集団に位置するメーカーと資本提携出来るのでは?と思ってしまいます。

しかし、ファンケルの、不の解消に対する想い、それを可能にする技術は本物ですし、何より、ファンケルの強みである美と健康に対する技術が、キリンにとって非常に魅力的にうつったんだと思います。

また、ファンケルのグループ会社アテニアは、売り上げが伸び悩み、厳しい状況が続いていましたが、2016年のアテニア宣言を期に、『V字回復』を遂げています。

この、業務状況の健全さも、資本提携に至った要因の一つではないかと推測します。

記事を見る限り、ファンケルとキリンと共同で化粧品を開発するというより、『健康食品分野』に力を入れていくようです。

キリンの素材開発力とファンケルの商品開発力のシナジーによって、これまでにない魅力的な商品が誕生することを期待しています。

通販化粧品市場では、ファンケル、DHC、オルビスが鎬を削っています。

DHC、オルビスとも、健康食品にも力を入れていますから、ファンケルにキリンの力が加わることで、通販化粧品市場の勢力図が大きく変わるでしょう。

今後のファンケルとキリンの動きに要注目です。

マイルドクレンジングオイル

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