おすすめしないコスメ

【プロが解説】ホットクレンジング(温感)が危険でおすすめしない、たった一つの理由とは?

投稿日:

f:id:cosmedein:20161127113251p:plain

ホットクレンジングが大人気です。ホットクレンジングは、クレンジング時に温かくなるクレンジングで、『マナラ』が有名です。

また、ナイーブ ボタニカルの「ホットクレンジングバーム」も話題のようで、化粧品クチコミサイト、@コスメのモニターメンバーの方々にも大変好評です。

しかし、化粧品開発者の私は、ホットクレンジングをおすすめしませんし、むしろ『危険』と考えています。

今回は、ホットクレンジングを危険と考えおすすめしない、『たった一つの理由』をご説明します。

ホットクレンジングとは?

ホットクレンジングとは、温かくなるクレンジングです。『温感タイプ』とも言います。

熱の正体は、グリセリンによる『水和熱』です。

グリセリンを肌に塗布すると、肌上の『水分』と反応して『熱』(水和熱)を発生します。

これが、ホットクレンジングの熱の正体です。

グリセリンは、『保湿剤』としてコスメに頻繁に配合されますが、熱を発生させるには条件があります。

それは、水を全く or ほとんど配合しない事

化粧水やクリームにもグリセリンは配合されますが、これらを使用しても温かくなりません。何故なら、グリセリン配合の化粧水やクリームには、『水』が含まれており、グリセリンと水が混じり合った時(製造時)、既に水和熱が発生し、塗布時には発生しないからです。

ですから、ホットクレンジングの特長として、「グリセリンが高配合」・「水が全く or ほとんど配合されていない事」が挙げられます。

「ほとんど」と言ったのは、ホットクレンジングにも水が配合されるケースはあります。しかしそれは、エキス由来の水で、『極微量』であるため、塗布時の熱には影響を与えません。

ホットクレンジングの全成分を見て頂ければ、グリセリンが一番初めの表示で(配合量多い)、水が表示されていても表示順序が後ろだという事(配合量少ない)がお分かりになると思います。

ホットクレンジングが危険なたった一つの理由とは?

化粧品開発者の私は、「マナラ」や「ナイーブボタニカル」の人気は認めますが、ホットクレンジングは危険であり、使うべきでないと考えています。

そのたった一つの理由が、『クレンジング力』です。

ホットクレンジングのクレンジング力は十分とは言えず、クレンジング力が不十分でクレンジングを続けることは、肌に大きなダメージを与えるからです

クレンジングがメイク汚れを落とすのは、クレンジング中に配合される『オイル(油)』『界面活性剤』のおかげです。

オイルクレンジングであれば『オイル』が、リキッドクレンジングであれば『界面活性剤』がメイク汚れを落とします。

しかしホットクレンジングには、これらクレンジング成分がほとんど配合されていません。何故なら、ホットクレンジングはどちらかと言うと『水系』のため、オイルの配合が困難ですし、熱を発生させるためには、グリセリン高配合が必須条件であり、結果として十分な量の界面活性剤が配合出来ないからです。

ですから、オイルタイプやリキッドタイプのクレンジング力に比べて、ホットクレンジングのクレンジング力は『無いに等しい』です。

クレンジング力が不十分なモノでクレンジング行為を続けたらどうなるでしょうか?

残ったメイク汚れが酸化する

メイク汚れは油です。だからこそ、オイル(油)リッチのオイルクレンジングは、数あるクレンジングタイプの中で最もクレンジング力に優れるのです。

もし、クレンジング力が不十分であればどうなるか?

クレンジング力が不十分な場合、メイク汚れが完全に落とせない可能性があります。例えば、毛穴の奥に残ってしまうとか。

これが日常的に続いた場合、メイク汚れは油汚れですから、油が『酸化』します。酸化した油は『異臭』を放ちますし、『肌荒れ』の原因ともなります。

ですから、クレンジングの一番重要な機能は『クレンジング力』であり、メイク汚れを完全に落とす必要があるのです。

物理的力によって肌を傷つける

メイク汚れ(油汚れ)は、肌荒れを防止するためにも、完全に落とす必要があります。

仮に、不十分なクレンジング力のモノを使った場合、皆様はどうされるでしょうか?

多くの方が、完全に落とそうと、『物理的な力』でゴシゴシ擦るのではないかと思います。

この、物理的力によってゴシゴシ擦る行為は大変危険です。何故なら、この行為によって、肌を傷つけますし、まぶたの裏側の筋肉にダメージを与え、数十年後、目が小さくなる恐れがあるからです。詳細は以下記事をご覧ください。

物理的な力から肌、及び目を守るためにも、クレンジング力が劣るモノを使い続けることは危険なのです。

おすすめのクレンジングは?

クレンジングを選ぶ際に一番重要な事は『クレンジング力』です。

世の中には、クレンジングに『保湿』を求めたり、『優しさ』を求めるケースがありますが、仮に、「保湿」や「優しさ」といった機能が必要なのであれば、クレンジング後の基礎スキンケア(化粧水・乳液・クリーム)で補えばよく、これら機能はクレンジング力を犠牲にしてまで優先すべきではありません

ですから私は、クレンジングの中でも、最もクレンジング力に優れる『オイルクレンジング』をおすすめします。

オイルクレンジングであれば、アテニアの『スキンクリア クレンズオイル』が最もおすすめです。

アテニアは『ファンケルグループ』です。

ファンケルと言えば、クレンジングの名品である「マイクレ」が有名ですが、アテニアの「スキンクリア」には、「マイクレ」の技術が水平展開されていますから、品質の高さに疑いの余地はありません。

それでいて、コスパにも優れていますから、現在のオイルクレンジング市場を牽引する、最も有名なオイルクレンジングの一つと言えるでしょう。

おわりに

いかがでしょうか?

私は、ホットクレンジングが嫌いなわけではありませんし、完全否定しているわけでもありません。

クレンジングにとって重要な事は『クレンジング力』ですが、『ご自身のメイクスタイルに合わせる事』も非常に重要です。

つまり、アイシャドウやウォータープルーフのサンスクリーンなど、『しっかりメイク』をされる方は、最もクレンジング力が優れるオイルクレンジングがおすすめです。

しかし、『薄付きメイク』の方は、そもそも落とすものがありませんから、オイルクレンジングを選ぶ必要はありません。無駄な負担を肌に与えるだけです。

薄付きメイクの方や、毛穴ケアをしたい方であれば、熱を発するホットクレンジングはおすすめです。

ただし、ホットクレンジングは、肌上の水分と反応して熱を発します。肌上の水分量の違い(乾燥してるかしてないか)によって、熱の感じ方には個人差がありますからご注意ください。

<しっかりメイク派にはオイルクレンジングがおすすめ>

<薄付きメイク派にはリキッドクレンジングがおすすめ>

※本記事の内容は個人の見解であって効果を保証するものではありません

-おすすめしないコスメ

Copyright© コスメの真実 , 2019 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.