オールインワンジェル コスメ分析

【プロが分析】 「ナチュリエ ハトムギ保湿ジェル」の評価・評判は?おすすめ?

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今、最も売れている化粧水の一つが、ナチュリエの『ハトムギ化粧水』です。ハトムギ化粧水については、以前記事にしています。

 

ナチュリエから、ハトムギのオールインワンジェルも発売されています。

それが『ナチュリエ ハトムギ保湿ジェル』です。

今回は、化粧品開発者の私が、ナチュリエ ハトムギ保湿ジェルを、プロの目で分析いたします。

ナチュリエ ハトムギ保湿ジェル

 

 

ジャンル

オールインワンジェル

 

メーカー

イミュ株式会社

 

価格 / 容量

972円 / 180g

 

全成分

水、グリセリン、DPG、ジメチコン、テトラヘキシルデカン酸アスコルビル、トコフェリルリン酸Na、ハトムギエキス、ラウロイルグルタミン酸ジ(コレステリル/オクチルドデシル)、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー、(アクリロイルジメチルタウリンアンモニウム/VP)コポリマー、BG、PEG-12ジメチコン、水酸化Na、カルボマー、ダイマージリノール酸ジ(イソステアリル/フィトステリル)、ミリスチン酸オクチルドデシル、トコフェロール、メチルパラベン

 

分析結果

低価格の割には丁寧な成分選択

ナチュリエのハトムギシリーズの最大の特長は『大容量&低価格』です。

化粧水は『500ml, 702円』(税込み)、そして、今回のオールインワンジェルは『180g, 972円』(税込み)ですから、たっぷりとジャブジャブと、しかもご家族で使用することが可能です。

化粧品にとって価格は重要な要素ですから、この容量でこの価格を実現しているナチュリエの企業努力は素晴しいと思います。

この価格を実現するために、配合成分的には、かなり無理があると思いますが、その中で、「テトラヘキシルデカン酸アスコルビル」や「ハトムギエキス」、「ラウロイルグルタミン酸ジ(コレステリル/オクチルドデシル)」、「ダイマージリノール酸ジ(イソステアリル/フィトステリル)」を配合している点は、例え配合量が極微量であっても評価出来ます。

「テトラヘキシルデカン酸アスコルビル」は、『油溶性のビタミンC誘導体』で、医薬部外品の美白の有効成分にもなる成分です。ただし、本品は化粧品のため、美白効果は期待出来ませんが、『保湿効果』は期待出来ます。

「ハトムギエキス」は、本シリーズの『メイン成分』です。

ハトムギエキスは、ハトムギの種皮を除いた種子より得られたエキスで、種皮を除いた種子を乾燥したものをヨクイニンとよび、漢方では強壮や利尿、浮腫、肌の荒れ、鎮痛などに用いられます。 

ハトムギエキスに一番期待される効果は『保湿』です。

肌荒れの肌では保水成分が流失し、角質層の水分量が低下します。ハトムギエキスを塗布することによって、角質水分量が増加し、肌荒れが改善されます。さらに、塗布を中止してもその後1週間は高い水分量を維持しており、これはつまり、『保湿力の持続性』も期待できるという事です。

また、ハトムギエキスには、『チロシナーゼ活性阻害』(美白効果)が認められています。美白の有効成分ではありませんから、ハトムギ=美白とは表現できませんが、保湿以外に様々な美肌効果が期待できる成分がハトムギエキスです。

「ラウロイルグルタミン酸ジ(コレステリル/オクチルドデシル)」と「ダイマージリノール酸ジ(イソステアリル/フィトステリル)」は、それぞれ、『機能性油剤』と言われる油(オイル)です。

『エモリエント効果』に優れ、適度なリッチ感を付与できることから、高級クリームに好んで用いられる成分です。

例え配合量が少なくとも、この価格帯でありながら、これだけの成分を選択し、配合している点を見ると、非常に丁寧な商品設計と言えるでしょう。

 

価格を追求した結果、低刺激性とは程遠い処方

価格を考慮すると丁寧な成分選択と言えますが、唯一、『ダメな点』があります。

それが『低刺激性』と言いながら、『パラベン』を配合している点です。

低刺激性と言いながらパラベンを配合する行為は、大変矛盾しており、『論理破綻』しています。

私自身、パラベンは悪い成分とは思っていません。パラベンに対し肌が弱い方を除き、少量で防腐力を発揮するパラベンは、安全且つ優れた成分だと思っています。パラベンフリーコスメこそ、危険になる可能性が高いのです。詳細は以下をご覧ください。

 

ただし、パラベンは、人によってはアレルギーなどの肌トラブルを引き起こす可能性がある『(旧)表示指定成分』です。

低刺激性を宣伝するコスメに配合すべき成分ではありません。

本品の場合、パラベンフリーにすることは簡単です。例えば、『エチルヘキシルグリセリン』(防腐剤ではない)や『フェノキシエタノール』(防腐剤)、プロパンジオールなどの『2価アルコール』(防腐剤ではない)を用いれば、低刺激かつ、パラベンフリーが出来ます。

ナチュリエ ハトムギ保湿ジェルがこの手法をとらなかったのは『コスト』でしょう。

パラベンフリー化にすることで、『原料価格』があがりますから、この容量・価格で提供することが難しくなります。

確かに、この価格で提供する事には大きなユーザーメリットがありますから、ナチュリエ側を厳しく責める事は出来ませんが、今の技術であればパラベンフリー化は簡単です。

コストを抑えるためだけに、パラベンを配合しただけですから、それならば『低刺激性』を宣伝するべきではありません。

これは、パラベンに対し肌が弱く、低刺激性コスメを求めるユーザーに対する裏切り行為ですから、もう少し真摯に、コスメ開発に取り組んで頂きたいと思います。

 

プロならコレを選ぶ!

オールインワン市場は熾烈ですから、様々なコスメがあります。

そんな中で、化粧品開発者の私がおすすめするオールインワンは、ドクタープログラムの『トリニティーライン ジェルクリームプレミアム』です。

トリニティーライン ジェルクリームプレミアム

 

ドクタープログラムは、あまり聞いたことが無いメーカーだと思いますが、あの製薬会社の『大正製薬グループ』です。

大正製薬グループという事で、ドクタープログラムが作るオールインワンは『製薬会社品質』です。

しかも、製薬と言えば、コスメの世界では、新日本製薬やメビウス製薬、サティス製薬などがありますが、大正製薬はこれら製薬会社とは『格』が違いますから、製薬コスメの特長である『高品質』『高効果』『高安全』を実現しています。

価格・容量面では、ナチュリエにかないませんが、『品質面』では圧倒しています。

是非、以下記事と合わせてご確認ください。

トリニティーライン ジェルクリームプレミアム

 

※本記事の内容は個人の見解であって効果を保証するものではありません

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