クレンジング コスメ分析

【プロが分析】 「シュウウエムラ アルティム8∞ スブリム ビューティ クレンジング オイル」の評価・評判は?おすすめ?

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日本で初めてオイルクレンジングを発売したブランド、それが、『シュウ ウエムラ』です。

『アルティム8∞ スブリム ビューティ クレンジング オイル』は、そんなシュウ ウエムラの最高峰のオイルクレンジングであり、化粧品クチコミサイト「@コスメ」での評価も非常に高いです。

そこで今回は、化粧品開発者の私が、アルティム8∞ スブリム ビューティ クレンジング オイルを、プロの目で分析いたします。

シュウウエムラ アルティム8∞ スブリム ビューティ クレンジング オイル

ジャンル

オイルクレンジング

メーカー

シュウ ウエムラ

価格 / 容量

4,600円(税抜) / 150ml

11,500円(税抜) / 450ml

全成分

トウモロコシ胚芽油、パルミチン酸エチルヘキシル、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、ミリスチン酸イソプロピル、ジオレイン酸ポリグリセリル-10、ジカプリン酸ポリグリセリル-6、オレイン酸ポリグリセリル-2、メドウフォーム油、フェノキシエタノール、リナロール、スクワラン、ツバキ種子油、ホホバ種子油、ラウロイルサルコシンイソプロピル、サフラワー油、ジカプリリルエーテル、炭酸ジカプリリル、トコフェロール、ゲラニオール、ダイズ油、クエン酸ステアリン酸グリセリル、シア脂、リン脂質、オタネニンジン根エキス、ダイサンチクエキス、クエン酸、香料

分析結果

自然由来成分にこだわった贅沢なオイルクレンジング

アルティム8 スブリム ビューティ クレンジング オイルが、2017年にリニューアルされたのが、『アルティム8∞ スブリム ビューティ クレンジング オイル』です。

リニューアルポイントは、「新アルティム8コンプレックス」・「洗浄システム」・「利便性の強化」の3点。

新アルティム8コンプレックスとは、シア脂・サフラワー油・スクワラン・ホホバ種子油・トウモロコシ胚芽油・ツバキ種子油・オタネニンジン根エキス・ダイサンチクエキスから成るコンプレックスで、この中で、「スクワラン(オリーブ由来)」・「オタネニンジン根エキス」・「ダイサンチクエキス」を『新配合』されました。

また、シュウ ウエムラこだわりの『カシミヤ テクスチャー』は健在で、とろみ感をキープしながら、ナチュラル由来原料配合率『98%』を実現しています。

通常のオイルクレンジングでは、「石油系油剤」か「合成油剤」をメイン配合するのが一般的です。

何故なら、オイルクレンジング中のオイル配合率は90%を超えるため、『原料価格』の問題から、高価なナチュラル由来原料(植物油など)はメイン配合出来ないからです。

シュウ ウエムラは、植物油をはじめ、ナチュラル由来の油を中心に、98%のナチュラル由来原料配合率』を達成していますから、非常に贅沢なオイルクレンジングと言えるでしょう。

搭載技術に進化がない

ナチュラル由来原料へのこだわりは素晴しいですし、カシミヤ テクスチャーが示すように、使用感の良さも認めますが、それ以外の、『搭載技術に進化が無い』と私は思います。

オイルクレンジングは、メイク汚れを優しく包み込むように確実に落とす『クレンジング力』と、すすぎの水でしっかり洗い流せる『洗い上がりの良さ』が重要です。

勿論、使用感は重要な要素ですが、これは、クレンジング力や洗い上がりの良さといった『機能面』が充実している事が大前提であって、いくら使用感が良くとも、全然メイク汚れが落ちなかったり、洗い上がり後の肌がヌルヌルしていたら、クレンジングとしての価値は大きく下がります。

ナチュラル由来の油にこだわっているようですが、ナチュラル由来の油にする事で、クレンジング力には大きな影響を与えません。むしろ、合成油剤に比べクレンジング力は劣ります。ナチュラル由来油剤にする事のメリットは、『イメージの良さ』くらいではないでしょうか?

今回のリニューアルポイントの2つ目に『洗浄システム』があります。「先進の洗浄システムにアップグレードし、落ちにくいメイクもするりと落ちる」と宣伝していますが、商品ページ、及び、配合成分を見る限り、特段の洗浄システムなるものは存在しません

また、洗い上がりに関しても、界面活性剤の配合種を見る限り、特に洗い上がりが良いというわけでもありません。

さらに、リニューアルポイント3つ目、『利便性の強化』で、「マツエクにも使える」と宣伝していますが、一般的なシアルアクリレート系のグルーの場合、オイルクレンジングOKというのは、すでに常識です。特別な技術など必要なく、オイルクレンジングであれば、どのメーカーのものであっても、マツエクOKです。

わざわざ、リニューアルポイントで宣伝するほどの事ではありませんから、よほど、リニューアルポイントが乏しかったのでは?と推測してしまいます。

ですから、ナチュラル由来原料、カシミア テクスチャーにこだわるのは素晴しい事ですが、『それ以外の技術レベルが低すぎる』と言わざる得ません。

また、アルティム8∞ スブリム ビューティ クレンジング オイルは、『W洗顔不要』と宣伝していますが、オイルクレンジングでW洗顔不要とするには、すすぎの水で綺麗に洗い流せるようにするための技術が必要不可欠です。しかし、この商品には、そのような『明確な技術』が存在していませんから、科学的根拠のない、あくまで宣伝文句にすぎないでしょう。

しかも、価格面を見ても、オイルクレンジングとして、4,600円(税抜) / 150mlは、『高価格』です。

高価格の割には技術が伴っていませんから、化粧品開発者の私の目から見れば疑問が残る商品です。

ただし、「アルティム8∞ スブリム ビューティ クレンジング オイル」は、ナチュラル由来油剤とカシミア テクスチャーにこだわった結果、化粧品クチコミサイトでの評価も大変素晴らしいですから、これは、世のユーザーから、一定の支持を得ている証拠とも言えます。

あくまで技術面から見れば、その他にも素晴らしいオイルクレンジングは存在しますが、シュウ ウエムラが創り出す『世界観』に共感を覚えるユーザーが多数いらっしゃるのではないでしょうか?

プロならコレをおすすめ!

オイルクレンジングであれば、『アテニア スキンクリア クレンズオイル』をおすすめします。

この商品、誕生が2016年と、シュウウエムラのオイルクレンジングの歴史と比較すれば、足元にも及びません。

ですが、その品質の素晴らしさが評価され、誕生年の2016年と2017年、『2年連続』でアットコスメ ベストコスメを受賞しています(クレンジング部門)。

それもそのはず、アテニアはファンケルのグループ会社です。ですから本品には、オイルクレンジングの名品『ファンケル マイクレ』の技術が水平展開されています。

シュウウエムラでは、W洗顔不要に対する明確な技術が存在していませんでしたが、アテニアには、W洗顔不要を可能にするため、洗い上がりを向上させる『微細乳化処方』という技術が搭載されています。

微細乳化処方とは、すすぎの際、多量の水がくると、メイク汚れと馴染んだ油が『乳化』され、微粒子レベルに分散されて、流されるという技術です。

この技術によってアテニア スキンクリアは、洗い上がり後のべとべとヌメヌメの原因である油が、微粒子レベルに細かく分散されて流れるので、『W洗顔不要』なのです。

これは、ファンケルで培った高い『界面活性剤配合技術』があってこそ、可能となったアテニア(ファンケルグループ)独自の技術です。

プロの目から見れば、『アテニア スキンクリア クレンズオイル』の技術レベルの方が、圧倒的に優れています。

アテニア スキンクリア クレンズオイルは、価格面でも『1836円 / 175ml』と、シュウウエムラ(4,600円(税抜) / 150ml)を圧倒。

オイルクレンジングを日本で初めて発売したシュウ ウエムラの先見の明は評価すべきですが、その後の進化がいまいちなので、私だったら迷うことなく、『アテニア スキンクリア クレンズオイル』を選びます。

※本記事の内容は個人の見解であって効果を保証するものではありません

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