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【プロが分析】 「エトヴォス モイスチャライジングセラム」の評価・評判は?おすすめ?

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化粧品クチコミサイト、@コスメの乳液部門ランキングで、急上昇の注目の商品があります。

それが、ETVOS(エトヴォス)の『モイスチャライジングセラム』です。

『セラミドスキンケア』とも言われ、セラミドにこだわった美容液です。

今回は、化粧品開発者の私が、話題のセラミドスキンケア、『ETVOS モイスチャライジングセラム』をプロの目で分析いたします。

ETVOS モイスチャライジングセラム

 

ジャンル

美容液(乳液)

 

メーカー

ETVOS(エトヴォス)

 

価格 / 容量

4,320円 / 50ml (税込)

 

全成分

水、グリセリン、ラベンダー花水、BG、1,2-ヘキサンジオール、セラミド1、セラミド2、セラミド3、セラミド5、セラミド6Ⅱ、フィトスフィンゴシン、コレステロール、フィトステロールズ、ヒアルロン酸Na、PCA-Na、セリン、グリシン、グルタミン酸、アラニン、アルギニン、トレオニン、プロリン、タウリン、ロイシン、バリン、イソロイシン、チロシン、フェニルアラニン、アスパラギン酸Na、リシンHCl、ヒスチジンHCl、イノシン酸2Na、グアニル酸2Na、アラントイン、スクワラン、ホホバ種子油、メドウフォーム油、シア脂、アロエベラ葉エキス、クズ根エキス、クロレラエキス、ローマカミツレ花エキス、トウキンセンカ花エキス、ヤグルマギク花エキス、カミツレ花エキス、セイヨウオトギリソウ花/葉/茎エキス、フユボダイジュ花エキス、ベヘニルアルコール、水酸化K、キサンタンガム、カルボマー、水添レシチン、ペンタステアリン酸ポリグリセリル-10、ラウロイルラクチレートNa、ステアロイルラクチレートNa、ラベンダー油、エチルヘキシルグリセリン、フェノキシエタノール

 

 

分析結果

セラミドにこだわった美容液

ETVOS モイスチャライジングセラムは、『セラミドスキンケア』と言われるように、セラミドにこだわった美容液です。

本品には、『5種のセラミド』(セラミドI, II, III, V, VI II)が贅沢に配合されています。

角質層には『細胞間脂質』が存在し、これが、細胞間の隙間を埋め、水分を抱え込むことで、『肌バリア機能』を発揮します。

しかし、敏感肌や乾燥肌では、細胞間脂質が欠損し、隙間が出来ます。この隙間から水分が蒸散し、肌内部の水分量が劇的に減少してしまいます。

この状態が、『肌バリア機能の低下』です。

肌バリア機能の回復には『セラミド』が最も有効です。何故なら、細胞間脂質の主成分が『セラミド』であり、セラミドが細胞間脂質の欠損箇所を埋める事で、水分を抱える事が出来るからです(肌バリア機能の回復)

以下記事も参考にしてください。

 

ETVOS モイスチャライジングセラムには、5種のセラミドが配合されていますが、これらセラミドは『ヒト型セラミド』です。

セラミドには様々な種類がありますが、人が持つセラミドと全く同じ構造になるように合成された『ヒト型セラミド』は、肌なじみが良く、安全性が高いと言われています。

その分、他のセラミドに比べ非常に『高価』ですが、ETVOS モイスチャライジングセラムは、高価なヒト型セラミドを5種も配合していますから、セラミドスキンケアに恥じない商品設計と言えるでしょう。

 

ナチュラル由来成分にこだわった美容液

・石油系界面活性剤フリー

・鉱物油フリー

・シリコンフリー

・タール系色素フリー(有機系色素フリー)

・合成香料フリー

・パラベンフリー

本品は、上記『6つのフリー』によって、肌に優しい『低刺激処方』を実現しています。

また、成分的には、数多くのナチュラル由来原料を配合していますから、『植物のチカラ』でうるおいのあるお肌に導きます。

実際、美的の読者が選ぶ2018年ベストコスメ ナチュラル&オーガニック部門 スキンケア編で『第3位』を受賞しています。

このブログでも申し上げていますが、ナチュラル由来原料だからと言って、肌に優しい、低刺激というわけではありません。詳細は以下記事をご覧ください。

しかし、特に『抗菌成分』の配合を見ると、コスメの事をよく理解していて、非常に丁寧な成分設計と言えるでしょう。

低刺激処方の根拠がいまいち

唯一気になるのが、『ステアロイルラクチレートNa』という成分。

これは『アニオン界面活性剤』ですが、おそらくETVOSは、この成分を含む『複合物』を使用しています。

この「複合物」は、簡単に乳化が出来るという点が非常に優秀ですが、反面、肌刺激性の懸念があるアニオン界面活性剤を含むという点が『デメリット』でもあります。

特に本品は、『低刺激処方』を宣伝していますから、低刺激処方の商品にアニオン界面活性剤を配合することは、『論理破綻』しています。

簡単な乳化という目的のためにアニオン界面活性剤を用いるのではなく、低刺激処方を宣伝するのであれば、自社の処方化技術で、ノニオン界面活性剤を用いた乳化法を選択して欲しかったです

 

プロならコレを選ぶ!

ETVOS モイスチャライジングセラムの美肌成分へのこだわりは好感が持てますが、低刺激処方であるにもかかわらず、アニオン界面活性剤を使用している点が賛同できません。

ですから私であれば、セラミドスキンケアなら、『ディセンシア』をおすすめします。

【アイテム訴求・「ヒト型ナノセラミド」配合・美容液】アヤナストライアルセット

ディセンシアは『ポーラグループ』ですから、研究母体が『ポーラ』です。

ETVOSの美肌成分へのこだわりは評価出来ますが、さすがにポーラと比較すれば、技術力に差がありすぎます。

ディセンシアもセラミドを配合していますが、通常のセラミドの『1/20サイズ、4倍の浸透力』を発揮します。

これが『セラミドナノスフィア』

ポーラの技術力があってこそ実現した事であって、ETVOSには無い技術です。

敏感肌コスメ・ディセンシア・セラミド

また、処方面を見ても、アニオン界面活性剤は使用せず、『自社の高い技術力』で処方化しています。

技術面から見れば、その差は歴然なので、化粧品開発者の私は、セラミドスキンケアであれば、『ディセンシア』をおすすめします。

【アイテム訴求・「ヒト型ナノセラミド」配合・美容液】アヤナストライアルセット

 

※本記事の内容は個人の見解であって効果を保証するものではありません

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