コスメの真実 ~元化粧品開発者によるブログ~

cosmedeinと申します。十数年、大手化粧品会社で化粧品の研究開発を行ってきました。その知識と経験を活かし、皆様に、『コスメの真実』をお伝えします。普段のお化粧に、是非参考にしてください!

ポーラ?資生堂?コーセー?おすすめの「しわコスメ」は?しわコスメランキング!

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2017年、ポーラと資生堂から立て続けに『しわ改善コスメ(医薬部外品)』が発売されました。しわ改善の医薬部外品は大変な快挙であり、これを期に、しわ改善コスメの競争が始まったと言えるでしょう。

ポーラと資生堂の後を追うように、2018年、コーセーからもしわ改善コスメ(医薬部外品)が発売されました。

さらに、乾燥による小じわを目立たなくする『しわ改善コスメ(化粧品)』も数多く存在します。

一体、どのしわ改善コスメがおすすめでしょうか?

ポーラ?資生堂?コーセー?

そこで今回は、化粧品開発者の私が、おすすめのしわ改善コスメを、ランキング形式でご紹介します。

 

1.しわ改善コスメとは?

しわコスメ・おすすめ・ランキング・ポーラ・資生堂

ランキングの前に、しわ改善コスメとは何なのかをご説明します。

しわ改善コスメには、化粧品と医薬部外品の『2種類』あります。

 

1-1.しわ改善コスメ「化粧品」

2010年まで日本では、「しわに効く」とか「しわが目立たなくなる」といった表現を化粧品にすることは出来ませんでした。

しわに対する効果効能表現が認められていなかったわけです。

しかし、しわに対して改善効果のある化粧品は、ユーザーニーズが高く、現に、欧米ではしわ改善効果を化粧品に表示し、販売することが認められていました。

このような背景から、業界団体(日本化粧品工業連合会)が、かねてより厚生労働省に要望し、2011年、『乾燥による小じわを目立たなくする』という表現を、『化粧品』に表示し販売することが可能となったのです。

この表現を『化粧品』に表示したり宣伝する場合は、「化粧品機能評価法ガイドライン」に基づく試験、もしくは、これと同等以上の試験を、化粧品メーカーの責任において実施し、その効果を確認したうえで、試験を行なったことを製品に表記(効能評価試験済み)する必要があります。

このように、『化粧品』のしわ改善コスメは、『乾燥によるしわ』に対して効果的なのです。

※しわ改善以外の「医薬部外品」でも、上記に示す試験を実施し、効果が認められれば表現できます。

 

1-2.しわ改善コスメ「医薬部外品」

化粧品のしわ改善コスメの場合、『乾燥によるしわ』に対し、『医薬部外品』の場合は、加齢・紫外線・乾燥など『総合的なしわ』に対し効果が期待出来ます。

ただし、『医薬部外品』のしわ改善コスメになるためには、国がしわ改善効果を認めた『有効成分』を、有効濃度配合しなければなりません。

2018年11月現在、国がしわ改善効果を認めた有効成分は、ポーラの『ニールワン』、資生堂の『純粋レチノール』、コーセーの『ナイアシンアミド』の3種のみです。

ですから現状、この3社のみが、しわ改善コスメ(医薬部外品)を販売することが出来ます。

化粧品に比べて医薬部外品のしわ改善コスメは、乾燥だけでなく、加齢・紫外線など、『総合的なしわ』に対し効果が期待出来ますから、より優れているとも言えます。

しかし一方で、製品化へのハードルが高く、製品化には莫大な費用と期間が必要となりますから、その分、製品価格がやや高価というのがネックと言えるでしょう。

では次項では、化粧品開発者の私がおすすめするしわ改善コスメを、ランキング形式でご紹介します。

 

2.しわ改善コスメランキング

第一位:第一三共ヘルスケア「ブライトエイジ」

化粧品開発者の私がおすすめするしわ改善コスメ第一位は、第一三共ヘルスケアの『ブライトエイジ』です。

本品は、しわ改善の医薬部外品ではなく、『トラネキサム酸』を有効成分として配合した『美白の医薬部外品』です。

美白の医薬部外品であるにも関わらず、シリーズ内の「乳液状美容液」(リフトホワイト パーフェクション)は、効果効能試験を実施し、ガイドラインの判定に基づいた結果、『乾燥による小じわを目立たなくする』ことに有用であることが立証されました。

ですからブライトエイジは、『美白の医薬部外品』であり、『しわ改善コスメ』でもあるのです。

しかしブライトエイジは、しわ改善の医薬部外品ではありません。総合的なしわに対し効果が期待出来るわけではありませんから、しわ改善医薬部外品であるポーラ・資生堂・コーセーに比べ、やや劣るという見方もあるでしょう。

ですが私は、ブライトエイジを、ポーラ・資生堂・コーセーを抑え、しわ改善コスメ『おすすめ第一位』に選びました。

理由は2つ。

まずは『価格』です。

前述した通り、しわ改善医薬部外品は、販売価格が高いです。一方、ブライトエイジのしわ改善コスメ、「乳液状美容液」(リフトホワイト パーフェクション)は、ポーラ・資生堂・コーセーのしわ改善コスメ(医薬部外品)に比べ、『半値以下』です。

※容量を考慮した場合

私も長く化粧品開発に携わっていますから、しわ改善コスメ(医薬部外品)の価値を考えると、ある程度の価格にならざる得ない点は理解できます。コスメの価格はそのコスメが提供する『価値』で決まるものであり、安易な低価格設定は、コスメの価値を下げる愚かな行為です。

しかし一方で、今回のしわ改善コスメのような画期的技術・商品は、より多くのユーザーの皆様に使って頂くべきモノであり、そのためには、現在のしわ改善コスメ(医薬部外品)の販売価格は高すぎます。

ブライトエイジの「乳液状美容液」(リフトホワイト パーフェクション)は、総合的なしわではなく、『乾燥によるしわ』への対応になりますが、お求めやすい価格であり、価格以上の価値がある一品だと私は思います。

2つ目の理由が『美白にも対応』と言う点です。

日本初のしわ改善コスメ(医薬部外品)「ポーラ リンクルショット メディカルセラム」の功績は素晴しく、品質・技術も申し分ありませんが、これは『しわケア』です。

女性の2大肌悩みが『しわ』『しみ』であり、ポーラ リンクルショット メディカルセラムはでは「しわ」しか対応できません。

一方、ブライトエイジはしわの医薬部外品ではありませんが、『美白の医薬部外品』です。

先程も述べたように、乾燥によるしわに効果的ですから、ブライトエイジをシリーズ使いすることで、女性の2大肌悩み、『しわ』『しみ』、両方に効果が期待出来るのです。

ブライトエイジの美白有効成分は『トラネキサム酸』

「トラネキサム酸」は第一三共が開発したオリジナル成分で、肝斑改善の『医薬品』として、活用されてきました。2005年、資生堂によって、「トラネキサム酸」は医薬部外品の『美白有効成分』として厚生労働省から認可され、今に至ります。

もともと「トラネキサム酸」は、第一三共が開発した成分ですから、第一三共は、トラネキサム酸を知り尽くしたメーカーです。「トラネキサム酸の研究」・「トラネキサム酸配合コスメ」で、第一三共ヘルスケアの右に出るメーカーはいないでしょう

ですからブライトエイジは、『美白コスメ(医薬部外品)』としても非常に優秀なのです。

以上のように、『価格』『美白にも対応』という理由から、化粧品開発者の私は、ポーラ・資生堂・コーセーを抑え、ブライトエイジをしわ改善コスメおすすめ第一位に選びました。

今であれば、トライアルキットがお値打ち価格でお試し頂けますから、ご興味のある方は是非一度、お試しください。

<第一三共ヘルスケア「ブライトエイジ」>

 

第二位:ポーラ リンクルショット メディカルセラム

おすすめ第二位のしわ改善コスメは、『ポーラ リンクルショット メディカルセラム』(医薬部外品)です。

資生堂・コーセーのしわ改善コスメ(医薬部外品)を抑え、『ポーラ』をおすすめ第二位にしました。

本品は『医薬部外品』ですから、乾燥だけでなく、加齢・紫外線など『総合的なしわ』に対し効果が期待出来ます。

本品は、正真正銘、『日本初』のしわ改善コスメ(医薬部外品)であり、ポーラの圧倒的技術力の結晶というべき名品です。

高価格にも関わらず、累計販売数『120万個以上』を誇る大ヒット商品です。

ポーラ リンクルショット メディカルセラムに配合のしわ改善有効成分が『ニールワン』

ニールワンは『新規成分』ですから、資生堂の「純粋レチノール」、コーセーの「ナイアシンアミド」とは異なり、『市販後調査』が義務付けられているため、販売戦略的に資生堂・コーセーに若干遅れをとります。

しかし私は、「ニールワン」が新規成分だからこそ、資生堂・コーセーを抑え、ポーラをおすすめしています。

資生堂の「純粋レチノール」、コーセーの「ナイアシンアミド」は、しわ改善有効成分ではありますが、ポーラの「ニールワン」とは違い、『既存成分』です。

もともと、「純粋レチノール」は『肌荒れ改善の有効成分』として、「ナイアシンアミド」は『美白の有効成分』として以前から配合されていましたが、両社が、これら成分に、しわ改善という『新たな効果効能』を見出し、国から認可を得ました。

もし、「純粋レチノール」と「ナイアシンアミド」が、しわに対し非常に有効な成分であれば、もっと以前に承認を得られていても良いのではないか?という疑問が残ります。

勿論、『経験則的』に、これら成分がしわに効果的だという事はあったかもしれませんが、私は、しわ改善という大きな願望に対し、これまでの技術(成分)では満足のいく結果が得られず、新規成分を模索し、開発、承認、製品化を実現させたポーラの『ニールワン』の方が効果が期待できると考えています。

「有効成分の効果に優劣は無い」というのが医薬部外品の基本的な考え方であり、上記にはエビデンスもなく、一概に「ニールワンの方が優れている」と言う事は出来ませんが、私は新規成分『ニールワン』に大きな期待を抱いています。




 

第三位:資生堂 バイタルパーフェクション リンクルリフト ディープレチノホワイト4

資生堂のしわ改善有効成分が『純粋レチノール』です。レチノールは非常に不安定な成分ですから、コスメへの配合はかなりハードルが高いです。

資生堂は、容器を工夫することで、このハードルをクリアしています。

さすが資生堂ですね。

資生堂のしわ改善コスメ(医薬部外品)と言えば、しわ改善医薬部外品販売数量NO.1の「エリクシール シュペリエル エンリッチド リンクルクリーム 」が有名ですが、私は、エリクシールを選ぶのであれば、『資生堂 バイタルパーフェクション リンクルリフト ディープレチノホワイト4』をおすすめします。

何故なら、本品は、しわ改善&美白の『ダブルの医薬部外品』だからです。

しわ改善には『純粋レチノール』を、美白には『4MSK(4-メトキシサリチル酸カリウム塩)』を有効成分として配合しています。

「4MSK」は『資生堂独自の成分』です。

先程の「第一三共ブライトエイジ」でも述べましたが、これであれば、2大肌悩みである『しわ&しみ』に対して効果的であり、これだけの商品は、資生堂しか実現できません。

その分、高価格ではありますが、それだけの価値ある一品です。

 

第四位:ワン バイ コーセー ザ リンクレス

 

コーセーのしわ改善コスメ(医薬部外品)が『ワン バイ コーセー ザ リンクレス』です。

コーセーのしわ改善コスメ(医薬部外品)には他にも、「コスメデコルテ iP.Shot アドバンスト」がありますが、『ワン バイ コーセー ザ リンクレス』は、ドラッグストアや量販店でも購入可能で、価格もリーズナブルです。

コーセーのしわ改善有効成分が『ナイアシンアミド』

先程も述べましたが、「ナイアシンアミド」は以前から、『美白の有効成分』として配合されてきましたが、今回コーセーが、しわ改善という『新たな効果効能』を見出しました。

ポーラ・資生堂に比べ、発売間もない事から、まだまだ実績はありませんが、コーセー程のメーカーが満を持して発売した商品ですから、今後の巻き返しが期待出来ます。


 

3.おわりに

いかがでしょうか?

しわ改善コスメには、化粧品と医薬部外品の2種類存在し、効果対象となるしわの種類が異なります。

今後、ポーラ・資生堂・コーセーに続けと、様々なメーカーからしわ改善コスメ(医薬部外品)が発売されると思いますが、現状私は、『乾燥小じわ』が対象ではありますが、『価格』『美白にも対応』という点から、しわ改善コスメには『第一三共ブライトエイジ』をおすすめします。

<ブライトエイジ>

 


※本記事の内容は個人の見解であって効果を保証するものではありません