コスメの真実 ~元化粧品開発者によるブログ~

cosmedeinと申します。十数年、大手化粧品会社で化粧品の研究開発を行ってきました。その知識と経験を活かし、皆様に、『コスメの真実』をお伝えします。普段のお化粧に、是非参考にしてください!

発毛・育毛市場が変わる!?大正製薬 リアップ特許切れによる後発品参入の動き!

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先日、大正製薬リアップに関するニュースが流れました。

内容は、大正製薬リアップの特許が切れて、『後発品参入』の動きがあるというものです。

これにより、発毛・育毛市場が大きく変わる可能性があります。

今回はこの件について、化粧品開発者の私の見解を述べさせていただきます。

 

1.大正製薬リアップ特許切れ


リアップは、『ミノキシジル』を配合した、『壮年性脱毛症における発毛効果』が認められている『医薬品』です。

これまで、育毛効果が認められた製品はありましたが、『発毛』『脱毛(抜け毛)の進行予防』の効果を認められたのは、リアップが『日本初』です。

ミノキシジルは、毛包に直接作用し、細胞の増殖やタンパク質の合成を促進することによって発毛作用を発揮します。小さくなった毛包を大きく深く成長させることによって、太い毛髪に成長させます。

『ミノキシジル』を有効成分として配合した『リアップ』は、圧倒的な商品力で、発毛剤市場を20年間独占してきました。しかし今回、『特許』が切れ、『後発品参入』の新たな動きがみられるようです。

詳細は、以下ニュースをご確認ください。

www.msn.com


特許は出願から『20年間』有効です。この20年間は、特許権者しか権利を行使できませんから、『独占状態』が続きます。

※進歩性が認められ、特許が成立した場合

特許は出願後、しばらくたった後、広く公開されますから、権利者以外でも特許技術の詳細を知ることが出来ます。勿論、成立特許に関しては、権利期間中は、権利者しか行使できませんが、特許が切れた後は、誰でも真似することが出来ます。

今回、大正製薬のリアップに関する特許が切れたことで、他メーカーも真似ができる、他メーカーからリアップと同じ商品が発売出来るようになりました。

このようにして誕生する商品を『後発品』と言います。

後発品は、開発費用が大幅に抑えられるため、販売価格が低いのが常です。大正製薬にとっては、自社と同じ効果を有する商品が、自社よりも低い価格で発売されるということですから、かなりの危機感を覚えているでしょう。

また、今後、リアップの後発品が続々と発売されることで、個人的に非常に危惧していることがあります。

それが『安全性』

『安全性トラブルの増加』を、私は危惧しています。

 

2.リアップ後発品登場によって「安全性トラブル」が増加する!?

リアップが長年にわたり発毛剤市場を独占できた背景には、ミノキシジルの発毛効果の高さがあります。

勿論、個人差はありますが、リアップ(ミノキシジル)の発毛効果は素晴らしいです。

しかし本品は、『医薬品』であることを忘れてはなりません。

有効成分ミノキシジルを配合したリアップは、『医薬品』です。

化粧品や医薬部外品は、『安全』であることが大前提で、副作用はあってはなりません。一方『医薬品』は、効果の代償に『副作用』が認められています。

実際、医薬品であるリアップの説明書には、副作用の可能性として「頭皮の発疹」「めまい」「胸の痛み」「原因の分からない急激な体重増加」など、化粧品や医薬部外品では考えられない症状が記載されています。

しかも、化粧品や医薬部外品とは比較にならないほど高い割合で、何かしらの副作用が起きているようです。

※一番多い症状は「頭皮のかゆみ」

薄毛のユーザーの悩みは深刻ですから、多少の副作用があっても、薄毛の改善を選択される方は多いでしょう。リアップの効果は本物ですから、リアップは『医薬品』であり、『副作用の恐れ』があることを承知の上で使用されるのであれば全く問題ございません。

しかし今後、リアップ後発品が続々と登場すると、各社テレビCMなど、『積極的な宣伝戦略』を展開してきますから、さらに発毛剤市場が活発になり、発毛剤ユーザーが増える可能性があります。

これはつまり、『副作用の恐れ』をしっかり理解し納得して使わなければ、『安全性トラブル』を抱えるユーザーが増えるということです。

私はこれを危惧しています。

先ほども述べたように、薄毛の悩みは深刻ですから、リアップや後発品の使用は否定しません。

しかし私は、化粧品を生業とする者として、『育毛剤(医薬部外品)』をおすすめします。

『医薬部外品』は、医薬品とは異なります。医薬品ほどの効果は期待できませんが、医薬品以上の『高い安全性』を有します。

さらに現代は、技術が進歩し、高品質の育毛剤(医薬部外品)が数多く存在しますから、私は『育毛剤(医薬部外品)』の使用をおすすめします。

今最も注目の育毛剤が『ペルソナ育毛剤』です。

この商品、なんと、『遺伝子検査』をして、ユーザーの薄毛悩みに適した商品が届くという、『画期的な育毛剤』です。


『肌診断』
をして、ユーザーの肌状態にあったスキンケア品を届けるというシステムはすでにありますが(ポーラのアペックスが有名)、『遺伝子検査』を取り入れるとは、化粧品(医薬部外品含む)の技術力の進歩には驚かされます。

薄毛の原因は人によって様々です。市販の育毛剤は、万人受けするように作られていますから、全ての人に効果的かどうかは疑問です。

それを『遺伝子検査』をして、その検査で判明した薄毛リスクに応じて、成分を配合し、ユーザーに適したモノを提供する『ペルソナ育毛剤』は、『次世代の育毛剤』と言っても過言ではありません。

しかも、医学博士 古賀昭義先生が、「遺伝子検査を活用した薄毛対策の新しい可能性」についてコメントを寄せていますし、遺伝子検査の専門家、東京農工大学発のベンチャー企業が検査を実施しています。

一流の先生、一流の大学の関係者の方々が関わっています。素晴らしい技術レベルです。

『GMPガイドライン』を遵守した工場で製造していますから、品質管理も申し分ありません。

申し込み後の流れとしては、

  1. 遺伝子検査キットが届く
  2. 細胞の採取(ほほの内側)
  3. ポスト投函
  4. 検査結果を基にユーザーに適した育毛剤が届く


久しぶりに興味深い商品に出会えました。

ご興味がある方は、一度お試しください。

 

3.おわりに

いかがでしょうか?

ミノキシジルの効果は素晴しいですし、これを配合したリアップや、今後の後発品は、薄毛に悩む方にとって救世主となるべき商品でしょう。

しかしこれらは『医薬品』であり、様々な『副作用の恐れ』がある事を忘れてはいけません。

『医薬部外品(育毛剤)』は、医薬品ほどの効果は期待出来なくとも、医薬品以上の『高い安全性』を有します。

昨今の化粧品技術の進歩によって、これら医薬部外品(育毛剤)の品質は格段にアップしていますから、私は、薄毛対策には『医薬部外品(育毛剤)』をおすすめします。


<次世代の育毛剤(医薬部外品)>

 


※本記事の内容は個人の見解であって効果を保証するものではありません