コスメの真実 ~元化粧品開発者によるブログ~

cosmedeinと申します。十数年、大手化粧品会社で化粧品の研究開発を行ってきました。その知識と経験を活かし、皆様に、『コスメの真実』をお伝えします。普段のお化粧に、是非参考にしてください!

夏こそオールインワン!おすすめの美白オールインワンはこれだ!!

f:id:cosmedein:20161127113251p:plain

今、コスメ市場では『オールインワンジェル』が人気です。

私は大手化粧品会社の研究開発員でしたから、1品で済ます「オールインワン」よりも、「シリーズ使い」を推奨しています。

しかし、「シリーズ使い」以上に、「オールインワン」をおすすめする『時期』があります。

それが『夏』

今回は、化粧品開発者の私が、夏に「オールインワン」をおすすめする理由と、おすすめの「オールインワンジェル」をご紹介します。

 

1.夏こそ「オールインワンジェル」

夏・おすすめオールインワン・シミウス

2016年のセルフ化粧品市場は、対前年比『98.5%』と、鈍化傾向に歯止めが掛かりません。化粧水や乳液、美容液など、多くのアイテムが売り上げを下げる中、『オールインワン』のみが、対前年比『113%』の伸びを見せて、堅調に推移しています。

これはユーザーの『時短ニーズ』を見事にとらえた結果でしょう。

私は大手化粧品会社の研究員でしたから、「オールインワン」よりも「シリーズ使い」を推奨しています。

何故なら、いくら「オールインワン」といっても、化粧水・乳液・クリームなどの機能を十分に補うことは困難だと考えているからです。

実際、「オールインワン」をお使いのユーザーも、『同じ不安』を抱えているのではないでしょうか?

メーカー側が「オールインワン、洗顔後はこれ1本」と言いながらも、実際ご使用中のユーザーは、少なからず、「本当に1本で問題ないのか?」と『不安・疑問』に思っているはずです。

結論から言えば、『1本では不十分』だからこそ、私は「シリーズ使い」を推奨していますが、例えば、「健常肌」の方や「脂性肌」の方であれば、「オールインワン」で十分でしょうが、「乾燥の時期」や「乾燥肌」の方は「シリーズ使い」をすべき。

このように、『肌質』『時期』によって「オールインワンジェル」を使い分けるのが理想でしょう。

特に『夏』は、「シリーズ使い」が逆に、肌にとって悪影響になる可能性があり、『夏こそオールインワン』と私は考えています。

夏は汗や皮脂量が多く、人にとっては過酷な環境ではありますが、肌にとっては最高な環境です

汗や皮脂が多い夏の時期は、水分量や弾力、キメなどの『肌状態』が、一年で最も良いです。

我々化粧品開発者は、新商品開発の終盤、新商品の肌への効果を確認するために、人を対象とした『有効性試験』を実施します。

1ヶ月~3ヶ月間、対象者に使用して頂き、使用前後の水分量や肌弾力、肌色、バリア能などを測定し、新商品を使い続けることで肌状態がどれだけ改善されたかを確認します。

この『有効性試験』は、夏の時期を避けるのが一般的です。何故なら、先ほども申し上げたように、夏の時期は肌状態が最高に良いですから、効果を得ることが困難ですし、仮に良い結果が得られても、新商品の影響か時期的な要因かが分からないからです。

ですから、肌状態が最高に良い『夏』の時期に、「シリーズ使い」のような『しっかりケア』が必要でしょうか?

勿論、乾燥肌や敏感肌の方の中には、夏の時期であっても、シリーズ使いの「しっかりケア」が必要な方はいらっしゃると思いますが、大きな肌トラブルを抱えていないユーザーにとって、肌状態が最高に良い夏の時期の「しっかりケア」は必要ありません。

夏の時期の「しっかりケア」は、ニキビを助長するなど、場合によっては肌に悪影響を及ぼす可能性すらあります。

化粧品会社のシリーズ品を見ても、サマー品はクリームを無くすなど、夏の時期の肌状態を考慮したアイテム設計にしているモノが多いです。

このような理由・背景から私は、夏の時期であれば、1本で済むオールインワンが最適であって、『夏こそオールインワン!』と考えています。

ただし、どんなオールインワンでもいいというわけではなく、『夏に最適なオールインワン』というモノが存在します。

それが『美白の医薬部外品』

オールインワン1品で済ませるなら、『質の高いケア』をすべきです。たとえ1本で済ませたとしても、ケアの質が高ければ何ら問題ありません

紫外線が強い夏の時期であるからこそ、『美白の医薬部外品』のオールインワンが最もおすすめであり、これであれば『質の高いケア』が可能です。

「美白のオールインワン(医薬部外品)」はそれほど種類はありませんが、次項では、化粧品開発者の私がおすすめする『美白のオールインワン(医薬部外品)』をご紹介します。

 

2.夏におすすめ!美白のオールインワンジェル(医薬部外品)

 

2-1.株式会社ピカイチ 「Psホワイトクリーム」

オールインワンと言えば、パーフェクトワンの「新日本製薬」、コラリッチの「キューサイ」、メディプラスゲルの「メディプラス」などが有名で、いずれの会社もビッグネームです。

それに比べて「株式会社ピカイチ」って、ほとんどの方が聞いたことがないと思いますし、通常であれば、会社名だけでスルーしてしまいそうです。

しかし、『商品設計』は大変評価できる内容であり、「商品設計」だけを見れば、パーフェクトワン・コラリッチ・メディプラスといった超有名オールインワンをしのぐ勢いです。

株式会社ピカイチの『Psホワイトクリーム』は、美白の有効成分に「テトラ-2ヘキシルデカン酸アスコルビルEX」を、肌荒れの有効成分に「グリチルリチン酸ジカリウム」を配合した、『美白&肌荒れのWの医薬部外品』です。

美白の医薬部外品オールインワンですから、『質の高いケア』が可能で、『夏の時期に最適なオールインワン』と言えるでしょう。

本品に配合の、美白有効成分「テトラ-2ヘキシルデカン酸アスコルビルEX」は、『油溶性ビタミンC誘導体』『VC-IP』とも言います。

失礼ながら、「株式会社ピカイチ」はあまり聞いたことがない会社ですが、この「VC-IP」を開発した原料メーカーは超有名で、ほとんどの化粧品メーカーがお世話になっています。

技術も超一流ですから、「VC-IP」(テトラ-2ヘキシルデカン酸アスコルビルEX)は、安心してお使い頂ける美白の有効成分であることに間違いありませんし、私は「VC-IP」が好きです。

個人的に、美白の有効成分として「VC-IP」を配合したオールインワンを探していましたから、『Psホワイトクリーム』に出会った時は少し感動すらしました。

美白の有効成分『テトラ-2ヘキシルデカン酸アスコルビルEX(VC-IP)』の効果を改めてご説明します。

ビタミンCは、化粧品を含む様々な分野で有用な成分として活用されています。特に『美白効果』は、一般ユーザーにも広く知られており、これまでも様々な『ビタミンC誘導体』が開発されてきました。

しかしその多くは、『水溶性ビタミンC誘導体』であるため、『経皮吸収性』『安定性』に課題があるとされてきました。

「VC-IP」は、油との相溶性が良い『油溶性ビタミンC誘導体』ですから、『経皮吸収性』『安定性』に優れています。

医薬部外品の有効成分として配合された場合、「安定性」は担保されていますから、それほど気にする必要はありませんが、『経皮吸収性』は非常に重要です。

ビタミンC誘導体は、肌に塗布され、肌に浸透して、肌内部の酵素でビタミンCに分解されてはじめて効果を発揮しますから、処方に配合するだけでは意味がなく、『肌への浸透性=経皮吸収性』がなければ効果は期待できません。

「VC-IP」の経皮吸収性は素晴らしく、最も有名な水溶性ビタミンC誘導体、「アスコルビン酸2グルコシド」以上の経皮吸収性を示すことが確認されています。

さらに、薬機法上、商品周りではなかなか表現できませんが、「細胞賦活」・「コラーゲン合成促進」・「コラーゲン分解酵素活性抑制」・「ニキビ改善」など、美白以外にも様々な効果が『VC-IP』には期待できます。

この『VC-IP』を美白の有効成分として配合した『Psホワイトクリーム』(医薬部外品)は、夏にこそふさわしいオールインワンです。

是非一度お試しください。

 

2-2.メビウス製薬 「ホワイトニングリフトケアジェル(シミウス)」

最も有名な美白のオールインワン(医薬部外品)が、メビウス製薬の「ホワイトニングリフトケアジェル」。通称『シミウス』

美白の有効成分に『プラセンタエキス』を配合した『美白の医薬部外品』ですから、『質の高いケア』が可能であり、夏の時期におすすめのオールインワンです。

「シミが薄くなる」を連想させる『シミウス』という言葉を浸透させた販売戦略は、見事としか言いようがありません。

「シミウス」は、1964年創刊の歴史を持つ医薬論文・医薬情報投稿誌『診療と新薬』2017528日発売号)にも掲載されており、『エビデンス』という点では、さすが『製薬』の名を冠した会社ですね。

また、プラセンタエキス以外の配合成分を見ても、コラーゲンやヒアルロン酸だけでなく、シコンエキスやスギナエキス、セイヨウノコギリソウエキス、カモミラエキスなどを配合しており、スキンケアをよく理解しているエキスの選択方法です。

効果にこだわり、しっかり作り込んだ商品と言えるでしょう。

結果、多くのユーザーに支持され、リピート率は驚きの『93.9%』

この「高いリピート率」と、医学雑誌への掲載という「実績」が、『商品力の高さ』を物語っています。

個人的には、美白の有効成分として「プラセンタエキス」よりも『VC-IP』が好きなので、先にご紹介した『Psホワイトクリーム』をおすすめしますが、「シミウス」には『マッサージ効果』が期待出来ますから、オールインワンにマッサージ効果を求める方には「シミウス」が最適です。

 

3.おわりに

いかがでしょうか?

肌状態が良い『夏』の時期であれば、『オールインワンジェル』がおすすめです。

夏の時期の「シリーズ使い」は、場合によっては毛穴を塞ぐなどして、ニキビを助長する可能性があります。

オールインワン1品で済ませるのであれば、『美白の医薬部外品オールインワン』が最もおすすめです。

紫外線が強い夏の時期に最適ですし、何より、1品であっても『質の高いケア』が可能となるからです。

また、健常肌の方で、肌に大きなトラブルを抱えていない方であれば、夏だけではなく年中通してのオールインワンでも問題ありません。

時短でありながら十分な効果を得られる美白のオールインワンは、非常に魅力的と言えるでしょう。





※本記事の内容は個人の見解であって効果を保証するものではありません