コスメの真実 ~元化粧品開発者によるブログ~

cosmedeinと申します。十数年、大手化粧品会社で化粧品の研究開発を行ってきました。その知識と経験を活かし、皆様に、『コスメの真実』をお伝えします。普段のお化粧に、是非参考にしてください!

プロが選ぶ おすすめのドクターズコスメは? ドクターズコスメランキング!

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化粧品業界には『ドクターズコスメ』と言われるモノがあります。

このブログでも、製薬会社が作る「製薬会社コスメ」を紹介していますが、製薬会社コスメが「製薬」が持つ圧倒的に良いイメージを武器にしているのと同じように、『ドクターズコスメ』は、ドクター(医者)が持つ『信頼』を武器に、ユーザー支持を拡大しています。

しかし、中には「本当にドクターズコスメ?」と疑問に思うコスメが存在するのも事実。

「ドクターズコスメ」と言えば、『ドクターシーラボ』が超メジャーですが、今回は、メジャーなドクターズコスメではなく、まだまだメジャーとは言えないながらも、化粧品開発者の私から見て、これはおすすめ出来ると思うドクターズコスメをご紹介します。

 

1.ドクターズコスメとは?

ドクターズコスメ・おすすめ・シーラボ

『ドクターズコスメ』の最大の武器は、ドクター(医者)がもつ『信頼』です。

我々化粧品開発者も、医師(皮膚科医)のアドバイスを聞きながら、医師と一緒に肌生理学を研究し、コスメ開発に活かすケースはよくあります。

医師(皮膚科医)は、我々化粧品開発者には認められていない研究も出来ますし、何より皮膚(肌)の専門家ですから、我々以上の知識を持っています。

「化粧品会社が作るコスメ」と「ドクターズコスメ」はライバル関係にある競合同士の関係にある、という方もいますが、私自身そのように考えていません。

「化粧品会社のコスメ」と「ドクターズコスメ」は、そもそもターゲット層が異なります。また、先に述べたように、化粧品会社は医師の協力を得ながらコスメを開発していますし、何より、医師に一目置いています。

ですから、これらは共存可能で、様々なユーザーニーズに応えるためには必要不可欠な存在です。

ただし、「怪しいドクターズコスメ」は別です。医師の持つ信頼度だけを利用し、ドクターズコスメの体を成さないコスメは、ユーザーへの優良誤認につながり、ユーザー側が不利益を被る恐れがあります。

実際、このような「怪しいドクターズコスメ」が数多く存在しますが、これは「ドクターズコスメ」の定義が『不明確』だからでしょう。

「ドクターズコスメ」に明確な定義はありません。医者が全く関係しておらず、医療現場で用いられている成分を配合しただけでドクターズコスメと言ったりするコスメも存在します。

私が考える、信頼のおける、本物の「ドクターズコスメ」の条件は2つ。


① 医師が監修、または、医師が開発したコスメ

これは当然ですね。そもそも医師が開発に関わっていないコスメは、ドクターズコスメとは言えません。

② 医師本人が、顔出ししているコスメ

ドクターズコスメの最大の武器は『信頼』です。ですから、どのような医師が関わったかどうか分からないコスメよりも、医師の顔と肩書を公表しているコスメの方が圧倒的に信頼度は増します。

しかも、医師の本業はコスメ開発ではなく、『医療』ですから、顔と肩書を公表しているにも関わらず、低レベルなコスメを開発したら、本業に関わります。

ですから、医師本人の顔出しは、そのコスメに対する『絶大な自信の表れ』です。


次項では、上記2つの条件を満たす、化粧品開発者の私がおすすめする「ドクターズコスメ」をご紹介します。

 

2.おすすめのドクターズコスメ

2-1.ドクターシムラ「角質ケア化粧水」

しむら皮膚科クリニック院長 志村英樹先生が開発されたコスメが、『ドクターシムラ 角質ケア化粧水』です。

このコスメは、志村先生が監修され、先生自らが、これまでの経歴とともに顔出しされていますから、『信頼度MAX』の本物のドクターズコスメです。

しかも、志村先生の経歴が素晴らしく、ご自身のクリニックを開院し、一般皮膚科から手術・レーザー脱毛・ピアスなど、あらゆる施術を手がけるスペシャリストです。このような先生が開発されたコスメですから、品質の高さは言うまでもありません。

化粧品開発者の私から見て「ドクターシムラ」のすごい点は、『角質ケア』に着目した点です。 

肌のターンオーバーが乱れると、古い角質が肌表面を覆うようになります。この古い角質によって、肌の弾力は失われ、うるおいもなくなり、乾燥・肌あれを引き起こします。

日常的な乾燥・肌荒れは、しみ・しわ・たるみなど、様々な肌トラブルを引き起こしますから、古い角質を取り除く『角質ケア』は非常に重要です。

「角質ケア」に有効なのが、『ピーリング』です。「ピーリング」とは、専用のピーリング剤によって、強制的に肌表面(古い角質)を剥脱させる美容法です。

剥脱させた箇所は、古い角質が無くなった状態ですから、肌のコンディションが整い、理想的な肌環境になります。

「ピーリング」は効果が高く、即効性もありますから、『角質ケアに最も有効』です。しかし『デメリット』もあります。

それが、『肌への負担』です。

ピーリング剤は強力ですから、必要以上に肌を痛めてしまう可能性があります。また、日常的なピーリングは、肌にとって悪影響になりやすく、ピーリングの必要性・やめ時の見極めが、素人には難しいのが現状です。

ですからピーリングは、志村先生のような経験を積んだ熟練の医師による施術が望ましいです。

コスメの世界での角質ケアは、ピーリング剤として「サリチル酸」や「グリコール酸」を配合する場合がありますが、私自身、先に示したピーリングのデメリットから、これら成分配合のコスメには否定的です。

化粧品会社が「サリチル酸」や「グリコール酸」を配合することには否定的ですが、志村先生のような医師監修の『ドクターズコスメ』であれば話は別です。

「ドクターズコスメ」は医師が監修・開発していますから、ピーリング(角質ケア)に関しては、化粧品会社よりもはるかに上のレベルですし、非常に低い確率だと思いますが、万一、肌に合わなかったり、肌トラブルを抱えたりしても、志村先生のような医師であれば、化粧品会社以上の的確な対応(アドバイス)をしてくれます。

「ドクターズコスメ」のすごい点はまさにここで、肌に良いと分かりつつも、肌への負担を考慮した場合、なかなか商品化できないコスメであっても、『ドクターの知識と技術』であれば、高い次元で商品化が可能になります。

化粧品会社もピーリングがもたらす肌への効果が素晴らしいことは分かっていますが、専門知識・技術を持たない化粧品会社が手を出すべき領域(商品)ではありません。

『角質ケアコスメ』(ピーリングコスメ)こそ、専門の知識と技術を有する医師が開発・監修した『ドクターズコスメ』が担うべき役割ですし、『ドクターズコスメ』を選ぶべきです。

『ドクターシムラ 角質ケア化粧水』には、『グリコール酸』が配合されています。「グリコール酸」は角質細胞同士の接着を弱め、皮膚表面の古い角質を取り除くピーリング剤の一種ですが、超強力というわけではなく、さらに「ドクターシムラ」では、適度なグリコール酸濃度にしていますから、肌に優しい使い心地です。

特に、これまで角質ケアをしていない人は、『角質ケア後の肌状態』に驚かれると思いますし、今現在、ドクターズコスメではない角質ケアコスメをご使用中の人には、『角質ケアのデメリット』にも目を向け、ドクターズコスメを選んで頂ければと思います。

 

2-2.ドクターソワ「APP-Cフラセラム」

APP-Cフラセラム

こちらはかなり有名ですね。広尾プライム皮膚科院長 谷先生監修のドクターズコスメが『ドクターソワ』です。

ドクターソワの『APP-Cフラセラム』は、シミケアに特化した美容液です。

超浸透型ビタミンC誘導体『APPSC(パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na)』を筆頭に、『フラーレン』『大豆イソフラボン』など、皮膚の専門家である医師らしい成分選択です。

超浸透型ビタミンC誘導体「APPSC」は、水溶性ビタミンC誘導体の代表格、「アスコルビン酸2グルコシド(AA2G)」と比較して、『100倍以上』の浸透力があります。

※ 表皮内のビタミンC量が100倍以上, 真皮内のビタミンC量も、比較にならない程「APPSC」が上回ります

また、細胞内の活性酸素を取り除く成分「フラーレン」を、ある濃度以上コスメに配合すると、ラジカルスポンジマーク』が与えられますが、この商品は、フラーレン高濃度の証である『ラジカルスポンジマーク』を取得しています。

谷先生の信頼度も高く、先生の高い信頼度が、ドクターソワの高品質を裏付ける最大の要素でしょう。

本品は『美容液』ですから、普段お使いの化粧ステップに、本品を加えてご使用するのがおすすめです。

APP-Cフラセラム

 

2-3.㈱アメジオ「SKIN&LAB ビタK レッドX トナー」

こちらは、韓国のドクターズコスメです。開発者はパク博士で、現在、韓国ソウルで皮膚科クリニックを開院されています。

「ビタK レッドX トナー」は『赤ら顔に対応したコスメ』で、多くの臨床経験を土台に、長年の研究を経て誕生しました。

「ビタK レッドX トナー」は、『ビタミンK』を配合したコスメです。 「ビタミンK」は、なかなか日本のコスメではお目にかかれない成分ですが、目のクマや妊娠線の改善効果があると言われています。

「ビタミンA」と「ビタミンK」を配合したクリームを用いた臨床試験によって、明らかに目のクマのL値が上昇し(白さ、明るさが上昇)、目のクマが改善されたとの報告事例があります。

※Fragrance Journal, 32(2), 27-28(2004)

ビタミンKの目のクマに対するメカニズムは、詳細には解明されていませんが、毛細血管のうっ血を減少させるためと言われており、日本のドクターズコスメ「ドクターシーラボ」も、『ビタミンK様作用成分』を配合した「赤ら顔用ローション」を販売しています。

このように、日本のドクターズコスメも、『ビタミンKの効果』を認めています。

『ビタミンK』は、認知度が低いビタミン類ではありますが、皮膚科医が認めているということもあり、興味深い成分ですね。

 

3.おわりに

いかがでしょうか?

化粧品開発者の先輩の中には、「ドクターズコスメ」に対して否定的なことをおっしゃる人もいますが、私自身、はじめに述べたように、「化粧品会社のコスメ」と「ドクターズコスメ」は、そもそもターゲット層が異なりますから、『共存可能』だと考えていますし、皮膚の専門家である医師を尊敬もしています。

ただし、世の中には「怪しいドクターズコスメ」が存在するのも事実で、これらが「ドクターズコスメ」の価値を下げているかもしれません。

志村先生や谷先生、パク博士のように、しっかり経歴を明らかにし、堂々と顔を出されていれば、先生方の医師としての信頼にも関わってきますから、中途半端なコスメは開発できません。

これはつまり、このような先生方が開発したコスメは、『高品質』であることを物語っているのではないでしょうか?

記事でご紹介したような、化粧品会社が肌への負担を考えすぎて、なかなか商品化できない、「角質ケア」や「集中シミケア」、「赤ら顔」などのお悩み分野に、医師の高い知識と技術を駆使して開発したコスメこそ、本来の「ドクターズコスメ」であると私は思います。

 

※本記事の内容は個人の見解であって効果を保証するものではありません