コスメの真実 ~元化粧品開発者によるブログ~

cosmedeinと申します。十数年、大手化粧品会社で化粧品の研究開発を行ってきました。その知識と経験を活かし、皆様に、『コスメの真実』をお伝えします。普段のお化粧に、是非参考にしてください!

【資生堂】 エイジングケアリップ 「プリオール 美リフト リップCC」が進化して登場

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化粧品開発者の私cosmedeinが、コスメNewsをお届けします。

資生堂は、エイジングケアリップ 「プリオール 美リフト リップCC」を進化させ、2018年1月21日(日)よりリニューアル発売すると発表しました。

詳細は、以下引用先(公式HP)をご覧ください。

さっと塗るだけでふっくら血色感のある唇を演出するエイジングケア*リップが進化

~「プリオール 美リフトリップCC n」 2018年1月21日(日)より発売~

資生堂は、50代以上女性向け総合ブランド「プリオール」より、乾燥、くすみをカバーしふっくら血色感のある唇を演出する「美リフトリップCC n」【全1品目4品種 ノープリントプライス】を2018年1月21日(日)より発売します。

◆人気のエイジングケアリップ「プリオール 美リフトリップCC」の中味機能を強化。唇そのものをきれいに見せる透明感のある仕上がりはそのままに、くすみ・縦じわのカバー力が進化。
◆素肌を明るく見せる新色「チェリー」を新たに追加配置。
*年齢に応じたうるおいケアのこと

引用先:さっと塗るだけでふっくら血色感のある唇を演出するエイジングケア*リップが進化 | ニュースリリース | 資生堂グループ企業情報サイト

1.エイジングケアリップとは?

エイジングケアリップ・プリオール

リップでエイジングと聞くと、「?」とお思いの方が多いのではないでしょうか?

私もその一人です。リップの処方化の経験はありますが、『エイジング』という観点でリップの開発をしたことがなく、リップの開発では『発色の良さ』『持続力』に注力するのが一般的です。

プリオールのエイジングケアリップの「エイジング」は、『年齢に応じたうるおいケア』と言う意味です。つまり『保湿』ですね。

「保湿」に注力したリップ開発は決して珍しくありませんが、「保湿」を『エイジング』に置き換えるだけで、興味を引きますから、これも一種の販売戦略でしょうか。

 

2.商品特長(技術特長) 

2-1.保湿

「ワセリン」などの配合により、唇から水分が蒸散するのを防ぎます(エモリエント保湿)。エイジングケアリップの名の通り、エイジングケア(年齢に応じたうるおいケア)にはこだわっていますから、『エモリエント(保湿)効果』『持続性』には期待できるでしょう。

 

2-2.色が落ちにくい

資生堂には、『コーヒーカップなどにリップがつきにくい技術』があります。この技術は、化粧品会社のオリンピックといわれる国際的な学術大会『IFSCC』でも最優秀賞を受賞しており、世界に認められた技術です。

<IFSCCとは?>
IFSCCとは? 【化粧品のオリンピックです】 - コスメの真実 ~元化粧品開発者によるブログ~

<コーヒーカップにリップがつかない技術>
落ちないメイクの真実 【落ちない、崩れないメイクは本当?】 - コスメの真実 ~元化粧品開発者によるブログ~

ですから、リップの『色の持続性(落ちない)』という点において、資生堂の技術は素晴らしく、他社を大きく引き離していると言えるでしょう。この商品ではなんと、『6時間の仕上がり持続』を確認済みです。

 

2-3.唇の縦じわが目立たない

唇に塗布後、「パノラマカバーパール」や「透明パテ」が光を拡散するため、縦じわが目立たないようです。これは『ソフトフォーカス効果』ですね。

<ソフトフォーカス効果とは?>
シワ対応化粧品の真実 【シワ化粧品の正しい選択と使用方法】 - コスメの真実 ~元化粧品開発者によるブログ~

<ソフトフォーカス効果を発見したのは?>
リンクルショットでお馴染み「ポーラ」の真実 【技術力業界No.1! おすすめの化粧品会社です】 - コスメの真実 ~元化粧品開発者によるブログ~

 

3.おわりに

いかがでしょうか?

資生堂 「プリオール 美リフト リップ」のNewsでした。資生堂は、IFSCCでの受賞歴が物語っているように、リップの技術にも優れます。

資生堂であれば間違いない品質ですが、この商品、『SPF, PA表示』をしています。

この商品に限らず、リップのSPF, PA表示については、思うところがありますから、別途詳細を記事にいたします。