コスメの真実 ~元化粧品開発者によるブログ~

アクセスありがとうございます。cosmedeinと申します。十数年、大手化粧品会社で化粧品の開発を行ってきました。その経験を活かし、化粧品をお使いのすべての人々に、『化粧品の真実』をお伝えしたいと思います。普段のお化粧に、是非参考になって頂ければと思います!

マナラ VS オルビス VS スキンビル・・・ おすすめのホットクレンジング(温感クレンジング)は?

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『クレンジング』には様々なタイプがあります。

「オイル」・「リキッド」・「温感(ホット)」・「クリーム」・「ソリッド」など。

その中でも、『温感タイプ』のクレンジングとして有名なのが『マナラ ホットクレンジングゲル』です。

販売本数『800万本突破』(2017年8月時点)という、ものすごい販売実績を誇ります。

しかし、温感タイプのクレンジングは、「マナラ」の他にも、「オルビス(CARE-NA ホット クールジェル)」、「skinvill(スキンビル ホットクレンジングジェル)」、「ドクターシーラボ(VC100 ホットピールクレンジングゲル)」など、様々なメーカーから発売されています。

では、温感クレンジング(ホットクレンジング)でおすすめはどの商品か?

マナラ? オルビス? スキンビル? シーラボ?

今回は、元化粧品開発者の私が、『おすすめの温感クレンジング(ホットクレンジング)』をご紹介します。

 

1.温感クレンジングはおすすめ?

温感クレンジング・マナラ・オルビス・毛穴

『温感クレンジング』は、何故、あたたかく感じるのか?

これまでも解説していますが、再度、ご説明します。

保湿成分として有名な成分に『グリセリン』がありますが、この「グリセリン」、水に触れると『水和熱』と言われる『熱』を発生します。

この『水和熱』が、温感クレンジングの熱の正体です。

温感クレンジングには、水がほとんど配合されておらず、大部分がグリセリンです。これを塗布すると、肌上の水分に反応して『水和熱』を発生します。

ただし、この「水和熱」は、「熱い!」と感じる程の高温ではなく、「あたたかい」と感じるレベルです。また、長時間、持続するものではありません。さらに、肌上の水分と反応するということは、人によって肌の水分量は違いますから、人によって感じる温感レベルは異なります。

通常の基礎スキンケア品(化粧水・乳液・クリーム)にも、「グリセリン」は配合されていますが、熱を感じることはありません。何故なら、通常の基礎品には、『水』が配合されていますから、製造時、「グリセリン」と「水」が触れた瞬間に、既に水和熱が発生しています。

水和熱は、持続するものではありませんし、一度水和したら、再度、熱を発生することはありませんから、グリセリン配合の基礎品を使用して、熱を感じることはありません。

熱を感じる温感クレンジングでは、「大部分がグリセリンであること」と、「水が配合されていないこと」が絶対条件になります。

温感クレンジングで、水が表示されているケースが多々ありますが、これは『エキス由来』の水であり、非常に微量なため、水和熱及び、温感に影響を与えることはありません。

以上が、温感クレンジングの特長になりますが、実は、私自身、クレンジングとして温感タイプをおすすめしません

何故なら、クレンジングと言いながらも、温感クレンジングは、肝心な『クレンジング力が劣る』からです。

クレンジングに配合されている、メイク汚れを落とす成分は、『油』『界面活性剤』です。

「オイルクレンジング」や「ソリッドクレンジング」、「クリームクレンジング」では、主に『油』がメイク汚れを落とし、「リキッドクレンジング」では、『界面活性剤(親水性)』がメイク汚れを落とします。

しかし、「温感クレンジング」には、メイク汚れを落とす源である、「油」や「界面活性剤」が、十分な量、配合出来ません。微量であれば配合可能ですが、メイクを落とすほどの量を配合すると、必然的にグリセリンの量が少なくなりますし、場合によっては、水和を邪魔して、温度を感じなくなります。

「温感」を重視すれば、「クレンジング力」が劣り、「クレンジング力」を重視すれば、温感レベルが極端に下がる。

つまり、『温感』『クレンジング力』は相反するものであり、両立させることは、本質的に不可能であると私は考えています。

実際、温感タイプのクレンジング力は、オイルタイプやリキッドタイプに比べ、かなり劣ります。

ですから、クレンジングとしての温感タイプに私は否定的で、クレンジングであれば、オイルタイプの『アテニア スキンクリア クレンズオイル』、リキッドタイプの『オルビス クレンジングリキッド』の方が圧倒的に優れています。

▼ アテニア スキンクリア クレンズオイル(オイルクレンジング) 

話題のクレンジング 「アテニア スキンクリア クレンズオイル」の評価、評判は? 【専門家の目で分析してみた】 - コスメの真実 ~元化粧品開発者によるブログ~

▼ オルビス クレンジングリキッド

クレンジングリキッド


クレンジングの役割は『メイク汚れを落とす』こと。クレンジングに最も優先すべき機能は『クレンジング力』です。

クレンジング力が劣るモノを使い続ければ、メイク汚れが肌に残り、酸化し、炎症の恐れがありますし、なかなか落ちないため、日常的に、ゴシゴシと物理的な力で落とすようになり、このような行為は、確実に、お肌を傷つけます。

ですから、クレンジングであれば、温感タイプではなく、十分なクレンジング力を有する、「オイルタイプ」や「リキッドタイプ」をお使いになった方がいいと、私は思います。

 

2.温感タイプであれば『オルビス』がおすすめ

私は、温感タイプを全否定するつもりはありません。「クレンジングとして」であれば、否定的ですが、『毛穴用』であれば、温感タイプはおすすめと考えています。

「マナラ」もそうですが、世の温感タイプは、『クレンジング』として、ユーザーに使わせようとします。しかし、先程も述べたように、クレンジング力が劣る温感タイプでは、メイク汚れを落とすのは困難です

温感タイプがその力を発揮するのは、『毛穴用』です。温感タイプであれば、『温度』で毛穴を開かせ、毛穴の奥の汚れを綺麗に落とすことが期待出来ます。

以上を踏まえ、私がおすすめする「温感タイプ」は、『オルビス CARE-NA ホット クールジェル』です。

おすすめする理由は3つあります。

1つは、『毛穴用』であること。オルビスは、温感タイプの弱点(低いクレンジング力)をしっかり理解していて、温感タイプを『毛穴用』としています。

クレンジングには、十分なクレンジング力を有するリキッドタイプ(オルビス クレンジングリキッド)を準備しています。

2つ目の理由は、『最高レベルの温感』であること。配合成分のほとんどが『グリセリン』であり、「水」は配合されていますが、『エキス由来の水』のため、ごく微量であり、温感に影響を与えません。

最後3つ目の理由が、オルビスの『高い技術力』です。オルビスは、ポーラグループの一員ですから、そのバックには『ポーラ研究所』がついています。ポーラ研究所と言えば、日本でも屈指の研究開発力を誇る、世界的にも有名な研究所です。さらに、ポーラには、毛穴の分野では有名な研究員の方もいらっしゃいますから、温感クレンジングを使うのであれば、『最高品質のモノ』を使うべき、と私は考えます。

温感クレンジングであれば、『オルビス CARE-NA ホット クールジェル』がおすすめです。

CARE-NA ホットクールジェル

⇒ 話題のコスメ 「オルビス CARE-NA ホットクールジェル」の評価、評判は? 【専門家の目で分析してみた】 - コスメの真実 ~元化粧品開発者によるブログ~

 

3.その他の温感クレンジングは?

「マナラ」も「スキンビル」も、決してダメではありません。一定レベルの品質に達しているからこそ、ユーザーに支持され、素晴らしい販売実績があります。

しかし私は、「クレンジングとして」の温感タイプには否定的です。「マナラ」や「スキンビル」は、温感タイプでありながら、「クレンジングとして」売り出していますから、クレンジング力の低さが心配であり、疑問に思っています。

しかし、普段、メイクをしない方や、薄付きメイクをお好みの方であれば話は別です。これらユーザーは、落とすべきメイク汚れが少ないですから、クレンジング力に特化したクレンジング(オイル・リキッド)を、わざわざ選ぶ必要はありません。

このようなユーザーであれば、温感タイプの「マナラ」や「スキンビル」がおすすめではないでしょうか?

温感クレンジングである、「マナラ」や「スキンビル」であれば、メイク汚れを落とすと同時に、『毛穴ケア』まで出来ます。

ご自身のメイクスタイルに合わせて、ご検討ください。

▼ 温感クレンジング(ホットクレンジング)と言えば『マナラ』

ホットクレンジングゲル

 

▼ かなりお値打ち価格な『スキンビル』

スキンビル

 

4.おわりに

いかがでしょうか?

私は、『毛穴用』であれば、温感クレンジングをおすすめしますし、その中でも、『技術』『品質』『価格』の観点で、『オルビス CARE-NA ホット クールジェル』は、別格だと思います。

また、普段メイクをしない方や、薄付きメイクを好まれる方であれば、毛穴ケアも同時に出来る「マナラ」や「スキンビル」はおすすめです。

ご自身のメイクスタイルに合わせて、最適なクレンジングをお選びください。 

CARE-NA ホットクールジェル

 

 

※本記事の内容は個人の見解であって、効果を保証するものではありません