コスメの真実 ~元化粧品開発者によるブログ~

アクセスありがとうございます。cosmedeinと申します。十数年、大手化粧品会社で化粧品の開発を行ってきました。その経験を活かし、化粧品をお使いのすべての人々に、『化粧品の真実』をお伝えしたいと思います。普段のお化粧に、是非参考になって頂ければと思います!

無添加化粧品「ファンケル」は本当におすすめか?

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「敏感肌」や「自然派」を好むユーザーから支持を得ているのが、『無添加化粧品』です。

「無添加」と言えば『ファンケル』。「ファンケル」の無添加は、他の無添加化粧品と一線を画しています。

しかし、本当に無添加化粧品『ファンケル』はおすすめなのか?

今回は、「無添加とは何を意味するのか」をご説明するとともに、「無添加化粧品No.1ブランドのファンケルはおすすめか?」の疑問にお答えいたします。

 

1.無添加化粧品とは?

無添加化粧品・無添加コスメ・ファンケル

そもそも『無添加化粧品』とは一体どのようなものでしょうか?

実は、無添加に明確な定義はありません。ですから、同じ無添加化粧品でも、無添加に対する考え方は化粧品メーカーにより異なります。

最も一般的な定義は、『表示指定成分(旧表示指定成分)を配合しない』でしょう。

『表示指定成分』とは、人によりアレルギーなどの肌トラブルを引き起こす恐れがある成分で、2001年の全成分表示制度以前は、化粧品への表示が義務付けられていました。

2001年、全成分表示制度の始まりとともに、表示指定成分の表示が無くなりましたので、今ではこれら成分を『旧表示指定成分』と言います。

皆さんの馴染みがある成分として、『パラベン類』『セタノール』が「旧表示指定成分」ですが、他にも、特定の「防腐剤」・「界面活性剤」・「酸化防止剤」などが該当します。

ちなみに、防腐剤全てを「旧表示指定成分」と考えがちですが、防腐剤である「フェノキシエタノール」は旧表示指定成分ではありません。

これだけ無添加化粧品が市場に多く存在する現代ですから、化粧品メーカーは、自社の無添加の定義を示す必要があります

「ファンケル」の無添加は、『防腐剤』『香料』『合成色素』『石油系界面活性剤』『紫外線吸収剤』、これら成分を一切配合していないことを意味します。

上記は、「ファンケル」の公式ホームページにしっかり明記されています。

世の無添加化粧品は、「ファンケル」の真似みたいなものですから、無添加とは、旧表示指定成分フリーだけではなく、『防腐剤フリー』『香料・合成色素フリー』『石油系界面活性剤フリー』『紫外線吸収剤フリー』を意味する場合が多いようです。

無添加化粧品を選ぶ際は、そのメーカーの『無添加の基準』をしっかり確認するようにしてください。

 

2.無添加化粧品は低刺激?

世の「無添加へのイメージ」は、『低刺激』『敏感肌用』ではないでしょうか?

しかし、『無添加化粧品』は、低刺激ではなく、敏感肌用でもありません。

「無添加=低刺激、敏感肌用」は間違いであり、『コスメの誤解』です。

このブログでは、「コスメの誤解カテゴリー」があり、そこでは様々なコスメの誤解を解説しています。無添加に関しても、今後、そちらのカテゴリーに記事を投稿します。

その他の『コスメの誤解』はこちら

⇒ コスメの誤解 カテゴリーの記事一覧 - コスメの真実 ~元化粧品開発者によるブログ~


話しを戻しますが、「無添加=低刺激、敏感肌用」は間違いです。無添加だからと言って、低刺激で敏感肌用というわけではありません

勿論、パラベン類など、特定の成分に対してお肌が弱い方や、過去、肌トラブルの経験がある方は、対象の成分が配合されていないコスメを選んでください。

しかし、特定の成分に対する肌トラブルの経験がなく、健康的なお肌であるにも関わらず、『イメージ』だけで無添加化粧品を選ぶべきではありません。

何故なら、無添加にすることで、『代わりの成分』を配合する必要があり、この『代わりの成分』が、低刺激で、肌に優しいわけではないからです。

一番分かりやすいのが、『防腐剤』です。無添加化粧品には『防腐剤フリー』が多いですが、化粧品の場合、『製造後3年間の品質保持』が義務付けられています。これは、製造後3年間、『腐敗を防止する』ということです。

化粧品は腐ります。ですから、無添加化粧品であろうが、そうでなかろうが、全ての化粧品は、製造後3年間の腐敗防止が求められます。そのために化粧品には『防腐剤』を配合しますが、無添加化粧品(防腐剤フリー)の場合、防腐剤の代わりに、『抗菌力のある成分』を配合します。

この「抗菌力のある成分」、種類と配合量によっては、刺激があり、肌トラブルを起こす可能性があるのです。

ですから、安易に無添加化粧品を選ぶべきではありません。肌に優しいと思いきや、逆に、肌にとって刺激になるケースがあります

これに関しては、以下記事に詳細が書かれていますので、是非ご覧ください

⇒ 【コスメの誤解】 「パラベンフリー、防腐剤フリーは肌に優しい」は間違いです! - コスメの真実 ~元化粧品開発者によるブログ~


ただし、上記は『ファンケル』には該当しません。「ファンケル」以外の、名ばかり無添加化粧品に該当します。「ファンケル」は、これらとは一線を画していますから、しっかりと対応しています。詳細は後ほどご説明します。

また、『敏感肌用コスメ』に無添加が多いのも事実ですが、敏感肌用コスメは、実は、非常に難しいです。「どうすれば敏感肌用コスメになるか?」、化粧品メーカーも悩んでいます。

『肌に悪そうなイメージの成分』を除いて、◯◯フリーにすれば、非常に簡単です。敏感肌用コスメに無添加が多いのはこのためです。

しかし、あくまで肌に悪そうな『イメージ』であって、敏感肌に適しているという『科学的根拠』はありません。

このような敏感肌市場ですが、その中でも、『ディセンシア』は、数少ない『科学的根拠』がしっかりしている敏感肌用コスメです。敏感肌にお悩みであれば、『ディセンシア』をおすすめします。

【敏感肌のためのエイジングケア】アヤナストライアルセット

⇒ 敏感肌化粧品の真実 【敏感肌化粧品、どう選べばいいの? おすすめは?】 - コスメの真実 ~元化粧品開発者によるブログ~

⇒ 敏感肌コスメ「ディセンシア」の、つつむ、サエル、アヤナス、どのシリーズを使えばいいの? - コスメの真実 ~元化粧品開発者によるブログ~


「無添加=低刺激、敏感肌用」は間違いです。無添加にすることで、配合しなければいけない『代わりの成分』の、肌への刺激の懸念があるからです。

しかし、先程も述べたように、『ファンケル』は違います。

では、無添加化粧品「ファンケル」は、本当におすすめでしょうか?

 

3.無添加化粧品ならファンケル

過去、特定の成分に対し肌トラブルがなく、比較的健康的なお肌の方であれば、肌に悪そうなイメージだけで、安易に無添加化粧品を選ぶべきではありません

『代わりの成分』が逆に、肌にとって悪い可能性は大いにあり得ますし、無添加化粧品は、やや価格が高めですから、無駄にお金をかける必要もありません。

しかし、「パラベンなど、特定の成分に対し弱い方」、「過去、肌トラブルがある方」、さらに「ご自身の信念で、添加物を含むコスメを使いたくない方」であれば、無添加化粧品をお選びください。

ただし、先程も述べたように、『代わりの成分の肌に対する刺激性』の懸念がある以上、ファンケル以外の無添加化粧品は選ぶべきではありません

無添加化粧品が必要な方であれば、『ファンケル』はおすすめNo.1です。ファンケル以外の無添加化粧品を選ぶ理由が、私には見当たりません。

理由は2つあります。

まず、「ファンケル」の、無添加に対する『考え方』

「ファンケル」は、無添加で品質を保つには『30mL』が限界とし、ファンケルの無添加化粧水・乳液は、30mLと『少容量』です。

また、『特殊な密閉容器』を採用しており、ユーザーがコスメを使うその瞬間まで、品質を守る対応をしています。

さらに、『製造年月日』と、品質を維持した状態で使える『フレッシュ期間』を明記しています。化粧品は3年間の品質維持(腐敗の防止)が求められますが、製造年月日や消費期限を明記すれば、3年間の品質保持は求められません(期間内に使い切るようにして下さい)。

このように「ファンケル」は、『少容量』『特殊な密閉容器』『製造年月日の明記』により、無添加でありながら、『代わりの成分』を配合する必要がないのです。

ですから、『代わりの成分の刺激性』を心配する必要は全くありません。

もう一つが、ファンケルの『技術』です。

「ファンケル」は、ホームページで『安全性評価基準』を公表していますが、元化粧品開発者の私の目から見ても、すごいです。

『3段階によるスクリーニング』、そして、「皮膚モデル毒性テスト」・「敏感肌パッチテスト」・「皮膚科医監修による使用テスト」などの『各種安全性試験』、これだけのことが出来るメーカーは限られます。

先程、無添加化粧品の、『代わりの成分の肌刺激性』が問題と言いましたが、この「代わりの成分」の安全性をしっかり評価し、『科学的根拠』をもって刺激は無いと判断出来れば、全く問題ないのです。

名ばかりの無添加化粧品には、安全性を評価する技術はありません。「ファンケル」には、高い次元で、(代わりの)成分の安全性を評価出来るだけの『技術』があります。

『考え方』『技術』が、他の無添加化粧品とは全く違いますから、私は、無添加化粧品であれば、「ファンケル」をおすすめしますし、「ファンケル」以外の無添加化粧品を選ぶ理由が見当たりません

ご自身のお肌や、信念で無添加化粧品が必要な方であれば、一度、『ファンケル』をお試しください。

以下に、「ファンケル」の、代表的な無添加化粧品をご紹介します。

 

3-1.マイルドクレンジングオイル

マイルドクレンジングオイル

ファンケルのマイルドクレンジングオイル、通称『マイクレ』は、超がつくほどの人気商品ですから、ご存知の方も多いはず。

『4秒に1本』売れている大ヒット商品です。

この商品があるからこそ、『アテニア  スキンクリア クレンズ オイル』が存在するわけで(アテニアはファンケルのグループ会社です)、アイメイクが綺麗に落ちる写真は、当時、衝撃的でした。

アテニア スキンクリア クレンズ オイルについては、以下記事をご覧ください。

話題のクレンジング 「アテニア スキンクリア クレンズオイル」の評価、評判は? 【専門家の目で分析してみた】 - コスメの真実 ~元化粧品開発者によるブログ~


『オイルクレンジング』の名品です。

マイルドクレンジングオイル

 

3-2.アクティブコンディショニング

ファンケルのアクティブコンディションEX

『美肌のカギは角層にあり』をコンセプトに開発された、角層コスメ、それが『アクティブコンディショニング』です。

化粧品の効果効能表現の範囲が角層まで、という事情もあると思いますが、分かりやすいコンセプトで、さすがの着眼点だと思います。

注目は『アクティブセラミド』という成分で、角層のもととなる細胞に働きかけて、肌の『自活力』を高め、美しい角層を育みます。

角層コスメですから、乾燥にお悩みの方におすすめです。『無添加角層コスメ』の名品です。

ファンケルのアクティブコンディションEX

 

3-3.ホワイトニング

無添加ホワイトニング

「ファンケル」の美白シリーズ(医薬部外品)、それが『ホワイトニング』です。当然、『無添加』です。

「ファンケル」は新たに、MIFという炎症たんぱくを発見しました。MIFは「メラニンを作れ!」という信号を送っている一番最初の原因物質であるため、このMIFが『シミのはじまり』とも言えます。

MIFの発見により、メラニンがつくられ始める段階の、メラノサイトまわりへの働きかけよりも、さらに早い段階でアプローチ出来ますから、そもそも『シミを作らせないケア』が可能になります。

「ホワイトニング」に配合の『ヤグルマギクエキス』は、これまでの成分の『約10倍の力』で、MIFに強力にアプローチするという優れものです。

無添加美白なら『ファンケル ホワイトニング』

無添加ホワイトニング

 

通常の無添加化粧品は、無添加にして終わり、が多いです。無添加にして、肌への優しさを宣伝するだけ、それがゴールなんです。

しかし「ファンケル」は、無添加は当たり前。無添加が『スタート』であり、そこから、独自の研究を続け、例えば、美白領域であれば、『MIF』を発見し、独自の美白理論を作り上げています。

これが「ファンケル」のすごさです。

無添加への『考え方』、代わりの成分の肌刺激性を評価出来るだけの『技術』、そして、無添加がゴールではなくスタートであり、真のゴールに向けて、無添加以外でも、『革新的な技術開発』を続けるという点が、「ファンケル」が、他の無添加化粧品と一線を画す、唯一無二の存在であり続ける理由だと思います。

 

4.おわりに

いかがでしょうか?

ご自身の肌質や、信念で、無添加化粧品が必要な方であれば、『ファンケル』はおすすめですし、「ファンケル」以上の無添加化粧品はないと私は思います。

しかし、過去、肌トラブルの経験が無く、比較的健康的なお肌であるにも関わらず、『イメージ』だけで「ファンケル」を選ぶ必要はありません。

無添加化粧品No.1の「ファンケル」ですが、やや価格が高いというのがネックです。これだけの技術と品質ですから、価格以上の価値はありますが、健康的なお肌の方であれば、余計なお金を使う必要はありません。

そのような方であれば、「ファンケル」のグループ会社である『アテニア』がおすすめです。「ファンケル」の技術が母体でありながら、非常にお手頃価格で、驚くべきコスパを誇るのが『アテニア』です。

以下が、「アテニア」に関する詳細記事なので、是非、ご覧ください(当ブログ人気記事です)。www.cosmedein.com

 

 

※本記事の内容は個人の見解であって、効果を保証するものではありません