コスメの真実 ~元化粧品開発者によるブログ~

アクセスありがとうございます。cosmedeinと申します。数十年、大手化粧品会社で化粧品の開発を行ってきました。その経験を活かし、化粧品をお使いのすべての人々に、『化粧品の真実』をお伝えしたいと思います。普段のお化粧に、是非参考になって頂ければと思います!

最高の、究極のクリームって何だろうか? 

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突然ですが、『最高の、究極のクリーム』って何だと思いますか?

今回は、私が考える究極のクリームについて述べさせていただきます。

1.究極のクリームとは?

最高のクリーム・究極のクリーム

『究極のクリーム』

そのような、夢のようなクリームがあるとうれしいですね。

例えば、「ひと塗りするだけでお肌のトラブルが一瞬にして改善してしまう」、これは確かに夢のようなクリームですが、化粧品は『安全性』が一番重要なので、今後、どれだけ化粧品メーカーの技術力が進歩してもあり得ません。

▼ 化粧品の安全性については以下記事をご覧ください

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では、どのようなクリームが究極か?

それは、化粧品メーカー、ユーザーなど、立場によって考え方が様々かもしれませんが、元化粧品開発者である私の考えは、

究極のクリームとは、『死んでいるクリーム』です。

死んでいるクリーム?よく分からないと思うので、詳しくご説明しますね。


クリームに代表される化粧品は、『水』『油』で構成されています。水と油を『界面活性剤』『乳化』させています。

▼ 詳しくは以下記事をご覧ください

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クリームは『乳化物』の代表です。

※乳化させていない、非乳化物のクリームもあります。

水と油は『液体』ですね。これを乳化することで、クリームのような『硬い性状』になります。

※硬い性状=クリーム状とも言いますね。

液体同士(水と油)を乳化させたクリームは、硬い性状ですが、温度によって『硬さに差』が生じます。

温度が低ければ『硬く』なり、温度が高ければ『軟らかく』なります。

乳化物食品の代表であるバターやマーガリンを思い出してください。冷蔵庫から出した直後は非常に硬く、冷蔵庫から出してしばらくすると非常に軟らかくなりますね。

パンに塗る時に、硬いなー、塗りにくいなーといった経験を多くの方がされていると思います。

低温で硬く、高温で軟らかい、このように温度によって硬さが異なることを『温度勾配(こうばい)』と言います。

乳化物であるクリームは、この温度勾配が激しいんですね。つまり、低い温度の時と高い温度の時では、硬さにかなりの差があるということです。

ワセリンやセレシンなどの半固形状、固形状の油を配合したクリームは、さらに温度勾配が激しくなります。

温度勾配が激しいとどうなるか?

化粧品の『安定性』に影響が出ますが、ここではこのお話は無しにして、別の機会に、温度勾配と安定性についてご説明します。

温度勾配が激しいと、『使用感』に多大な影響を与えます。

「あれ?こんなにクリーム硬かったかな」「こんなに伸びが悪かったかな?」、反対に、「こんなにクリーム軟らかかったかな?」「こんなに伸び良かった?」と、季節によって、お使いの化粧品(クリーム)の使用感の変化にお気づきの方も多いのではないでしょうか?

それは当然です。温度勾配が激しく、温度によって全く硬さが異なりますから。

化粧品にとって重要なことは何か?

安全性?効果?価格?おしゃれさ?、色々ありますが、その中でも『使用感』は、重要な要素の一つであることは間違いありません。

何故なら、このブログでも再三申し上げている通り、大前提として、化粧品は安全でなければなりません。効果を得る代わりに多少の副作用を良しとする医薬品とは違います。

化粧品の場合、効果を得るためには、長く使っていただく必要があります。

そのためには、どのような環境下でも、どのような季節でも、心地よく使うことが出来なければなりません。これが化粧品です。

心地よさがないと長く使っていただけませんから。

ですから、温度勾配のために、時と場所によって使用感が異なってしまう今のクリームは、まだまだ究極のクリームとは言えないと私は思います。

つまり、究極である『死んでいるクリーム』とは、『温度勾配が全くないクリーム』のことです。

死んだとは少し言い過ぎかもしれませんが、温度勾配が全くないということは、どのような環境下でも全く硬さが変わらない、動かない、ということなので、死んだという表現を使いました。

温度勾配が全くなければ、いついかなる時でも、ユーザーは心地よく使うことが出来ます。心地よければ、効果が得られるまで長く使っていただけますから。

以上のように、私が考える究極のクリームは、どのような時でも同じ感触で使うことが出来る『温度勾配が全くないクリーム』です。

 

2.究極のクリームは存在するの?

乳化物のクリームで温度勾配が全くないものは、市場に存在しません。

市場にないからこそ『究極』と言えるわけですが。

どれだけ頑張っても、乳化物である以上、ある程度の温度勾配は生じてしまいます。

水と油から構成される化粧品(乳化物)には『水中油型(すいちゅうゆ)』『油中水型(ゆちゅうすい)』があります。

※多層型もありますが、ここでは割愛いたします。

▼ 水中油、油中水については以下記事をご覧ください

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市場の乳化型クリームは、『水中油型』が多いです。

水中油型は、油中水型よりも、感触幅が広い、安定性が高い、原価が安い、製造トラブルが少ないなど、様々なメリットがあるからです。

しかし、『温度勾配の高さ』も水中油型の特徴です。

一方、油中水型は水中油型に比べ『温度勾配が緩やか』です。低温でも高温でも硬さに大きな差はありません。

さらに油中水型の中で『ベントナイト』を用いたものは、温度勾配が無くなります。

※ゼロではありませんが。

このベントナイトを用いた、『ベントナイト油中水型クリーム』で有名なものが『ディセンシア』のクリームです↓↓。

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ベントナイト油中水型であるディセンシアのクリームは、どの乳化型クリームよりも温度勾配がありません。

ただし、究極のクリーム!とまではいきませんが、究極のクリームに近い?とは言えるのではないでしょうか。

 

3.おわりに

究極のクリーム、それは、死んでいるクリームと比喩される、『温度勾配が全くないクリーム』であると私は考えています。

しかし、温度勾配を無くすことだけに注力して、安全性に代表される、その他化粧品にとっての重要な要素を無視していいわけではありません。

ユーザーの肌悩みを解決する使命が化粧品にはありますから、温度勾配が全く無いながらも、肌トラブルを解決するようなクリーム(これぞ究極のクリーム)が誕生してほしいですね。

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