コスメの真実 ~元化粧品開発者によるブログ~

cosmedeinと申します。十数年、大手化粧品会社で化粧品の研究開発を行ってきました。その知識と経験を活かし、皆様に、『コスメの真実』をお伝えします。普段のお化粧に、是非参考にしてください!

化粧下地は必要か? それとも消えゆくアイテムか? 【化粧下地について真剣に考えてみた】

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近年、存在感が薄くなってきたコスメアイテムがあります。

それが『化粧下地』

今回は、化粧下地は必要か?はたまた消えゆくアイテムか?、化粧下地について真剣に考えてみたいと思います。

 

1.化粧下地は必要? 消えゆくアイテム?

化粧下地は、スキンケア基礎品でお肌を整えた後、パウダーファンデーションの前に、お肌に塗るコスメアイテムです。

その役割は、『お肌とパウダーファンデーションの接着を高め、ファンデーションの仕上がり(均一塗布、化粧モチなど)を飛躍的に高めること』です。

このように、非常に重要な役割を担っている化粧下地ですが、現在、存亡の危機にあり、消えゆくアイテムであると、私は考えています。

その理由は2つあります。

 

1-1.ユーザーのパウダーファンデーション離れ

化粧下地・消える・必要

私が化粧品業界に入った1990年代後半は、ファンデーションと言えば『パウダー』というくらい、パウダーファンデーションが全盛の時代でした。

私も当時、何品ものパウダーファンデの製剤化を担当しました。

しかし、現在はどうでしょうか?

BBクリームの影響もあると思いますが、メイクは、長時間(朝~昼~夜)お肌の上にありますから、『メイクにも美容効果を』『メイクにも保湿効果を』というのが現在の主流です。

ですから、ファンデの中でも、美容効果・保湿効果が高い『リキッド(クリーム)ファンデーション』が大人気で、パウダーファンデには一時期の勢いはありません。

しかも、化粧品メーカーにとって、パウダーファンデは利益を生みにくいアイテムです。

リキファンに比べ、圧倒的に『原材料価格(原価)』が高いんですね。

考えてみてください。

リキファンの大部分は『水』です。しかし、パウダーファンデには水は含まれておらず、水より圧倒的に原料価格が高い『粉体』『油』で構成されています。

また、リキファンの容器は『チューブ』が多いですね。パウダーファンデは『コンパクト』です。チューブとコンパクトでは、包材価格が全く違います。圧倒的にコンパクトの方が包材価格は高いです。比べ物になりません。

さらに、パウダーファンデは、割れるなど、落下や衝撃による『品質トラブル』が起きやすく、ユーザークレームが多いアイテムでもあります。

以上のことから、化粧品メーカーも、『高原価』『品質トラブル』になりやすいパウダーファンデよりも、リキファンに力を入れたいのが本音で、ユーザーがメイクに美容効果を求め、ユーザーニーズがパウダーよりもリキッドに傾いているのであればなおさらです。

ただし、パウダーファンデーションが無くなることはありません。

ファンデーションの一番の役割は『お肌を綺麗に見せる(演出する)』です。

タイプによって一長一短はありますが、『仕上がり』という点において、パウダー以上のものはありません。

が、化粧下地が消えゆくこの現状の一因が、ユーザーのパウダーファンデーション離れにあることは間違いないでしょう。

 

1-2.多機能コスメの誕生

化粧下地・消える・必要

2000年に入った頃から、化粧下地の機能を併せ持つ、いわゆる『多機能タイプ』のコスメアイテムが誕生し、瞬く間にユーザーの支持を得ていきました。

それが『BBクリーム』『オールインワンジェル』です。

昔の化粧下地は、パウダーファンデーションの仕上がりを高めるという機能だけで、その他の機能はありませんでした。

しかし、BBクリームであれば、化粧下地は当然のことながら、美容液、日焼け止め、ファンデーション、コンシーラーなど、様々な機能があります。

オールインワンジェルであれば、化粧下地は当たり前、化粧水、乳液、クリームといった基礎品の機能まであります。

『多機能タイプ』は、『時間』『手間』、さらに化粧品にかける『お金』が節約できますから、ユーザーにとってなくてはならないアイテムに成長しました。

ですから、よほどのことがない限り、ユーザーは、単機能(仕上がり向上)だけの化粧下地ではなく、多機能タイプを選択しますよね。

現に、昨今のBBクリームとオールインワンジェルの勢いはすごいです。

以上のように、これら多機能コスメの誕生により、益々、化粧下地の存在が危うくなってきました。

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2.化粧下地は今後どうなる?

パウダーファンデーション離れや、多機能コスメの台頭で、化粧下地の存在が危ういのは事実です。

ですが、化粧下地という『アイテム』『カテゴリー』が消えそうなだけであって、『化粧下地機能』そのものは消えません。絶対に必要です。

何故なら、先ほども述べた通り、『仕上がり』という点においてパウダーファンデ以上のものはなく、パウダーファンデの市場規模は小さくなったとしても、無くなることはあり得ないからです。

それならば、今後の化粧下地はどうあるべきか? かつての地位を取り戻すために何をすべきか?

私は、原点に帰って、化粧下地としての本来の機能を強化し、とことん突き詰めるべきだと考えています。

つまり、何度も言うように、化粧下地の一番重要な機能は、パウダーファンデーションの『美しい仕上がりを実現する』ことです。

美しい仕上がりとは、パウダーファンデーションが、均一塗布される時間が経っても美しい状態を維持している(崩れない、くすまない)ことを意味します。

BBクリームやオールインワンジェルに下地機能はありますが、BBクリームに配合されている酸化チタンや酸化鉄といった『粉体』、オールインワンジェルに配合されている各種『美容液成分』に、『美しい仕上がりを実現する役割』はあるのでしょうか?

そのような役割はありません。

BBクリームに配合されている、酸化チタンや酸化鉄などの粉体は、『紫外線防御』『ファンデーション』の役割のため、オールインワンジェルの各種美容液成分は、『美肌(保湿)効果』を得るために配合されているのです。

決して、パウダーファンデの美しい仕上がりを実現するために配合されているわけではありません。

つまり、これからの化粧下地は、化粧下地としての本来の役割を強化すべく、『パウダーファンデの美しい仕上がりを実現するための研究』を続け、酸化チタンや酸化鉄などの余分な成分は配合せず、『美しい仕上がりを実現するためだけの成分を配合』すればいいと、私は考えています。

BBクリームやオールインワンジェルでは到底達成できない、『驚くべき仕上がりを実現する化粧下地』が誕生すれば、自然とユーザーは戻ってくるはずです。


化粧下地の進化を期待しつつも、一方で、現在は「オールインワンジェル」人気が示すように、1本で済む『時短コスメ』が人気です。

化粧下地を使うことは、その後のパウダーファンデーションの使用を意味しますから、現在の『時短ブーム』と逆行しています。

そのような意味で、下地とファンデーション、両機能を有し、BBクリーム以上に仕上がりの良さを実現したCCクリーム』はおすすめです。

CCクリームであれば、コーセーブランドの『KOSE米肌 澄肌CCクリーム』

 

コーセーと言えば、日本屈指の超一流化粧品メーカーです。そのコーセーが開発した製品ですから、『品質の高さ』は間違いありません。

KOSE米肌 澄肌CCクリーム」は、下地とファンデーションだけではなく、『1品6役』の多機能ファンデーションです。

紫外線カットスペックは国内最高レベルの『SPF 50+, PA++++』

『仕上がり』『美容成分』『紫外線カット』、いずれも最高峰の技術が搭載されています。

<仕上がり>

本品は『CCクリーム』ですから、『光学効果』によって仕上がりが格段にアップしています。ここが、BBクリームとの違いであり、BBクリームではなく『CCクリーム』をおすすめする一番の理由でもあります。

KOSE米肌 澄肌CCクリーム」には、イエロー・ブルー・レッドの『3色の肌色コントロールパウダー』が配合されており、さらに、毛穴の開きを抑える『毛穴ロックポリマー』によって、気になる色ムラ・毛穴をしっかりカバーします。

これらは、高レベルの『メイク技術』です。

コーセーは、スキンケア・メイク・ヘアケアの『総合化粧品メーカー』ですから、高いレベルのメイク技術を有しており、その技術をCCクリームに展開したのでしょう。 さすがコーセーですね。

 

<美容成分>

これは先ほどの「仕上がり」同様で、今更説明の必要はないかもしれません。

コーセーは一流の総合化粧品メーカーですから、当然のことながら、スキンケア技術も素晴らしいです。

本品にメイン配合されている美容成分は、「米発酵液」や「米ぬか酵素分解エキス」、「ハトムギ発酵液」など、『米の発酵技術』を駆使したコーセーが得意とする技術・成分です。

他社では真似ができない、唯一無二のスキンケア技術(保湿技術)と言えるでしょう。

 

<紫外線カット>

KOSE米肌 澄肌CCクリーム」の紫外線カット機能は、国内最高レベルの『SPF50+ PA++++』です。

通常、これほどのハイスペックになると、「美容液」や「ファンデーション」など、日焼け止め以外の機能が落ちてしまいがちですが、さすがコーセーとも言うべきでしょうか。

国内最高レベルの紫外線カット効果を有しながら、他機能の出来も素晴らしく、これほどのCCクリームには中々出会えないと私は思います。

下地の使用を迷われている方、おすすめ下地・ファンデーションをお探しの方、『コーセー 澄肌CCクリーム』も選択肢の一つだと思います。

おすすめです。

 

<プロ厳選!おすすめコスメ>

化粧品開発者の私は、仕事柄、よく「おすすめのコスメは何ですか?」と質問を頂きます。

コスメには、美白・しわ・ニキビ・敏感肌など、様々な『肌悩み』がありますし、パラベンフリー・鉱物油フリーなどの『成分特長』もあります。また、『価格帯』も様々です。

私がコスメを評価するうえで重視するのが『技術』『コスパ』です。

私が現役の化粧品開発者だからという点もありますが、まずは、全成分と販売ページを見て、そのコスメに搭載されている『技術レベル』を判断します。

そして、価格を確認し、『コスパレベル』を判断します。

世の中には、1万円を超す高価格帯のコスメがたくさん存在します。コスメの価格は、ユーザーに提供する『価値』で決まりますから、それだけの価値があるならば、高価格帯のコスメを私は否定しません。

しかし、長く継続的に使って頂くためには、『買いやすさ』が重要であり、そのためには、技術が伴いながらも低価格な『優れたコスパ』は、コスメを選ぶうえで非常に重要です。

以上を踏まえ、化粧品開発者の私が、現在おすすめしているコスメを2つご紹介します。

 

・第一三共ヘルスケア「ブライトエイジ」

ブライトエイジは、トラネキサム酸を『美白有効成分』として配合した医薬部外品でありながら、シリーズ内の「乳液状美容液」(リフトホワイト パーフェクション)は、効果効能試験を実施し、『乾燥による小じわを目立たなくする』ことに有用であることが確認されています。

ですから、美白ブランドというより、美白は基本機能として備わっている、全方位型の『エイジングケアブランド』が、第一三共の『ブライトエイジ』です。

コスパは勿論ですが、『技術』が素晴らしいです。

トラネキサム酸は、今でこそ美白コスメには欠かせませんが、トラネキサム酸はもともと、第一三共が開発したオリジナル成分です。

第一三共は、肝斑改善の鍵となるトラネキサム酸を『医薬品』として開発・販売してきました。そして2005年、資生堂によって、トラネキサム酸は医薬部外品の『美白有効成分』として厚生労働省から認可され、今に至ります。

このようにトラネキサム酸は、第一三共と資生堂という、それぞれ、製薬分野・化粧品分野の超一流メーカーが実績を作ってきた成分ですから、『効果』は勿論、『安全性』も信頼できる成分です。

トラネキサム酸は第一三共が開発した成分ですから、第一三共は、トラネキサム酸を知り尽くしたメーカーです。「トラネキサム酸の研究」・「トラネキサム酸配合コスメ」で、第一三共ヘルスケアの右に出るメーカーはいないでしょう。

それは『処方化技術』にもあらわれていて、トラネキサム酸を美白の有効成分として配合するには様々な課題があり、『高い技術』が必須です。例を挙げると、「トラネキサム酸」は結晶性が強く、経時で析出する恐れがあります。医薬部外品ですから、析出したらアウト、市場回収です。

この析出を抑えるため、ある程度の使用感を犠牲にするのが一般的ですが、ブライトエイジは使用感に優れますので、『一流の処方化技術』と言えます。

また、商品ページを見て頂ければお分かりになりますが、美容成分を肌の奥まで届ける技術(ナノフィーユミセル)や、うるおいを閉じ込める技術(3Dストレッチネット)は、大手化粧品会社にも引けを取らない『高度な技術』です。

さらに、徹底した衛生管理の製造環境や、肌の水分量・弾力などの有用性試験も実施していて、さずが『製薬会社』とも言うべき見事な対応です。

この『高い技術力』が認められ、幅広いユーザー支持を獲得していますし、化粧品開発者の私も、『ブライトエイジ』をおすすめしています。

 

・アテニア「ドレスリフト」

アテニアは、『ファンケル』のグループ会社です。

ファンケルと言えば、無添加化粧品のパイオニアで、DHC, オルビスとともに、通販化粧品市場を牽引する、超一流の化粧品メーカーです。

そのファンケルが研究母体ですから、アテニアの技術に疑いの余地はありません。

アテニアと言えば『抜群のコスパ』

アテニアの企業理念、「一流ブランドの品質を、1/3価格で提供することに挑戦し続けます」が示す通り、高い技術でありながらお求めやすいアテニアは、コスパに優れるコスメの代表格です。

「一流ブランドの品質」と、メーカー側が自ら訴えるのは少し説得力に欠けるかもしれませんが、アテニアの品質(技術)の高さは、化粧品開発者の私から見ても明らかですし、実際、アテニアはここ数年で『V字回復』を成し遂げていますから、ユーザー、そして市場が、アテニアの品質(技術)の高さを認めたと言えるでしょう。

アテニアと言えば、エイジングケアライン『ドレスリフト』

ここに搭載されている『3D美肌』『時計美容』は、この価格帯では考えられないほどの高度な技術です。

『3D美肌』とは、肌に厚みとハリをもたらすタテの弾力性だけでなく、表情の動きに耐えうるヨコの伸縮性が、年齢を重ねて平坦化しがちなお肌に、立体的で豊かな表情を与えるというものです。

つまり、これまでは『タテの弾力性』を与えることがエイジングケアの基本でしたが、『ヨコの伸縮性』も与える、タテとヨコの3Dということです。

エイジングコスメにおいて、タテの弾力性が重要だということは周知の事実ですが、今回、タテの弾力性に加え、『ヨコの伸縮性』も必要だということは、新知見ではないでしょうか?

そして、ドレスリフトのコア技術であり、ユーザーの心に響いたのが『時計美容』

私たちのお肌は、内的要因は勿論、外的要因のために、朝・日中・夜・真夜中と24時間、変化しています。

時計美容とは、一律に同じようなケアをするのでなく、『お肌の状態に合わせ、適切な時間に適切なスキンケアを行うことで理想的なお肌に導く』という美容法です。

ドレスリフトでは、ソープ、ローション、デイエマルジョン(ミルク)、ナイトクリームそれぞれに、最適な機能を持たせ、シリーズ使いすることで、時計美容を可能にしています。

企業理念が示す通りの『高い技術』『抜群のコスパ』、それが『アテニア ドレスリフト』です。



※本記事の内容は個人の見解であって効果を保証するものではありません