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コスメの真実 ~元化粧品開発者によるブログ~

アクセスありがとうございます。cosmedeinと申します。数十年、大手化粧品会社で化粧品の開発を行ってきました。その経験を活かし、化粧品をお使いのすべての人々に、『化粧品の真実』をお伝えしたいと思います。普段のお化粧に、是非参考になって頂ければと思います!

おすすめのクレンジングは? クレンジングランキング! 厳選8選!! 【専門家の目で勝手にランキングしてみました】

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どうもコスメデインです。

今回は、数あるクレンジングの中から、元化粧品開発者であった私の独断と偏見で、ランキングを発表いたします。

私は元化粧品開発者であったので、『製品の全成分』『価格・容量』『ホームページなどでの宣伝内容』『搭載技術』を中心に、その製品を評価し、ランキングにいたしました。

あくまで私個人の意見ですので、これが全てではありません。製品選びの参考にしていただければと思います。

1.ランキングの前に・・・評価する項目

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クレンジングの場合、以下の項目を評価します。

 

①クレンジング力

クレンジングですから、当然ですね。

 

②洗い上がり

クレンジングをしっかり落とさないと、その後の化粧水での『うるおい補給』に支障が出ますし、洗い上がりが悪く、長時間お肌の上にクレンジングや汚れが残った状態は、『炎症』『ニキビ』の原因ともなるので、洗い上がりの良さは非常に重要です。

 

③搭載技術

元化粧品開発者ですから、どのような技術が搭載されているかを、かなり大切にします。

 

④コストパフォーマンス

クレンジングは毎日使うモノです。用量、価格、品質、搭載技術から、コストパフォーマンスを評価いたします。

 

⑤その他特記事項

①~④の他に、特筆すべき点があれば、評価いたします。


これらを、★5段階で評価し、★の獲得数=点数にしてランキングいたします。

満点は、★5×5項目の『25点』です。

 

2.クレンジングランキング 


第一位 : アテニア スキンクリア クレンズオイル・・・23点



【タイプ】 オイルタイプ・化粧品

【用量・価格】 175mL・1836円(税込)

【全成分】

エチルヘキサン酸セチル、ジイソノナン酸BG、ジイソステアリン酸ポリグリセリル-10、オクタイソノナン酸ポリグリセリル-20、ヘキサカプリル酸ポリグリセリル-20、(ベヘン酸/エイコサン二酸)グリセリル、シスツスモンスペリエンシスエキス、ヘリクリスムイタリクムエキス、バオバブ種子油、アルガニアスピノサ核油、アメリカネズコ木水、レモングラス油、ベルガモット果実油、ビターオレンジ花油、ラベンダー油、パーム油、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、パルミチン酸アスコルビル、ステアリン酸イヌリン、トコフェロール、香料、フェノキシエタノール


【①クレンジング力】 ★★★★★ 5点

オイルタイプなので、クレンジング力は高いです。さらに、鉱物油などの『無極性油』ではなく、『エチルヘキサン酸セチル』『ジイソノナン酸BG』といった『極性油』を配合しています。

メイク汚れは極性を持っています。ですから、無極性油より、極性油の方がクレンジング力は高いんです(メイク汚れと馴染みやすいため)。

この商品は、『オイルタイプ』で、さらに『極性油』メインですから、最高峰のクレンジング力を有します。


【②洗い上がり】 ★★★★☆ 4点

一般的な常識として、オイルクレンジングは、クレンジング力は優れますが、洗い上がりが悪く、すすいでも後肌が『べとべとヌメヌメ』します。

オイルベースですから当然と言えば当然ですし、高いクレンジング力を得る代償として、洗い上がりを犠牲にしないといけないのがオイルクレンジングかもしれません。

ですが、洗い上がりが悪いと、クレンジングや汚れがお肌に残りますし、その後の化粧水のお肌への浸透をも邪魔します。

かといって、W洗顔は面倒ですし・・・。

この商品、オイルクレンジングでありながら『W洗顔不要』なんです。ものすごく洗い上がりがいいんですね。

これを可能にしたのが『微細乳化処方』です。


まず、極性油がメイク汚れと馴染み、メイク汚れを浮き上がらせ、包み込みます。その後、すすぎによって多量の水がくると、メイク汚れを包み込んだ油が『乳化』され、微細な粒子状になって分散されて、洗い流されます。

これが微細乳化処方です。すすぎによって、べとべとヌメヌメの原因の油が、乳化され、分散され、綺麗に洗い流されますから、W洗顔が不要なんです。

オイルクレンジングなのにW洗顔不要。画期的な技術です。


【③搭載技術】 ★★★★★ 5点

私が考える、この商品の一番の特徴・技術は、やはり、先ほども述べた『微細乳化処方』です。

この微細乳化処方、実現には高度な技術が必要です。

これを可能にしたのは、『ジイソステアリン酸ポリグリセリル-10』『オクタイソノナン酸ポリグリセリル-20』『ヘキサカプリル酸ポリグリセリル-20』『(ベヘン酸/エイコサン二酸)グリセリル』といった、『界面活性剤』です。

この界面活性剤の『高度な配合技術』が、微細乳化処方を可能にしました。

アテニアには、スキンケアで培った高度な界面活性剤配合技術がありますから、これをオイルクレンジングに展開したようですね。


【④コストパフォーマンス】 ★★★★★ 5点

オイルクレンジングは、水が配合されておらず、大部分が油と界面活性剤ですから、『原料価格(原価)が高い』コスメアイテムの一つです。

しかも、クレンジング力を高めるために、さらに原価が高い『極性油』を配合していますから、この商品の原価は相当なものでしょう。

それでいて『175mL・1836円』

大変優秀です。ただし、オイルクレンジングとしては決して低価格ではありません。

ですから★4にしようと思いましたが、この商品はW洗顔不要、つまり洗顔が節約できますから、最高の★5にしました。


【⑤その他特記事項】 ★★★★☆ 4点

紫外線などの刺激を受けると、その刺激からお肌を守るために、酸素が『活性酸素』という物質に変化します。

この活性酸素、増えすぎると、角質層のタンパク質に付着して、お肌の『黄ばみ』『くすみ』になってしまうのです。

これが『肌ステイン』

『ロックローズオイル』には、角層にこびりついた、くすみの原因である肌ステインを、ゆるめて切り離す効果があります。

肌ステインに有効なロックローズオイルを、初めて化粧品原料として採用したのがアテニアです。

この商品にはロックローズオイルが配合されており、メイク汚れだけでなく、くすみの原因である肌ステインをも洗い流します。

ロックローズオイルに肌ステインを切り離す効果を見出した点、これを化粧品原料として初めて採用した点は高く評価できます。

▼ アテニア スキンクリア クレンズオイル

 

第二位 : DHC 薬用ディープクレンジングオイル・・・21点 

 

【タイプ】 オイルタイプ・医薬部外品

【用量・価格】 120mL・1604円(税込)

【全成分】

医薬部外品のため表示なし。

無香料・無着色・パラベンフリー・鉱物油フリー・石油系界面活性剤フリー


【①クレンジング力】
★★★★★ 5点

オイルタイプなので、クレンジング力は高いです。全成分表示がないので詳細は分かりませんが、本商品は『鉱物油フリー』ですし、実際に使った実感からも、クレンジング力が高い『極性油』メインの骨格だと思われます。

クレンジング力という点では最高レベルでしょう。


【②洗い上がり】 ★★☆☆☆ 2点

オイルクレンジングの中では洗い上がりはいい方だと思います。すすぎ時、多量の水がくると『乳化』されるよう、界面活性剤を工夫して配合しているのでしょう。

※石油系の界面活性剤は配合されていません。

しかし、リキッドタイプやクリームタイプのクレンジングと比較すると、やや洗い上がりは悪いです。

本品はW洗顔を推奨しています。


【③搭載技術】 ★★★★☆ 4点

クレンジング力と洗い上がりから、かなりの技術が詰まった商品です。

しかも、『オイルクレンジングの代表格』ともいえる程、昔から、多くのユーザーに支持され続けている商品でもあります。

オイルクレンジングと言えば、真っ先に名前が挙がる商品です。

支持され続ける『技術の不変性』は素晴らしいですが、昨今、アテニアのように、最新技術を搭載したオイルクレンジングが続々と登場してますから、『技術の進歩性』という点で若干劣るかなと考え★4にしました。


【④コストパフォーマンス】 ★★★★★ 5点

全成分表示はありませんが、オイルタイプ無香料無着色パラベンフリー鉱物油フリー石油系界面活性剤フリーという成分特徴から察するに、かなりの原料価格です。

しかも、本品は『医薬部外品』です。

それで『120mL・1604円』は、W洗顔が必要であっても、かなりお値打ちです。大変優秀です。


【⑤その他特記事項】 ★★★★★ 5点

先ほども述べましたが、本品は、オイルクレンジングとして超有名で、発売からかなりの年月が経っていますが、いまだに支持され続けています。

その売上個数はなんと、『7100万個以上』(1995年12月~2014年10月末)

これだけ実績のあるオイルクレンジングは他にありません。

『市場実績』という点から文句なしの★5です。

⇒ DHC 薬用ディープクレンジングオイル SSL 150ML


第三位 : ファンケル マイルドクレンジング オイル・・・20点

マイルドクレンジングオイル

【タイプ】 
オイルタイプ・化粧品

【用量・価格】 120mL・1836円(税込)

【全成分】

エチルヘキサン酸セチル、ジイソノナン酸BG、ジイソステアリン酸ポリグリセリル-10、(カプリル酸/カプリン酸)カプリリル、オクタイソノナン酸ポリグリセリル-20、ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン、ヘキサカプリル酸ポリグリセリル-20、メドウフォーム油、ジメチコン、(ベヘン酸/エイコサン二酸)グリセリル、ダイマージリノール酸(フィトステリル/イソステアリル/セチル/ステアリル/ベヘニル)、トコフェロール、ステアリン酸イヌリン、パルミチン酸デキストリン


【①クレンジング力】 ★★★★★ 5点

オイルタイプなので、クレンジング力は高いです。

第一位のアテニア同様、『エチルヘキサン酸セチル』『ジイソノナン酸BG』といったメイク汚れと馴染みの良い『極性油』を配合しています。

ですから、クレンジング力は最高レベルです。


【②洗い上がり】 ★★★☆☆ 3点

W洗顔を推奨していますが、オイルクレンジングとして、洗い上がりは優秀です。

というのも、第一位のアテニアと全成分を比較してみてください。非常に近いです。

それもそのはず、アテニアは『ファンケルのグループ会社』なんですね。

ファンケルのオイルクレンジングは、DHCと並ぶほど有名ですから、ここ最近、アテニアのオイルクレンジングの評判が急上昇なのは納得。

ファンケルのオイルクレンジング製剤化技術を、アテニアに展開したようですね。

アテニアでもご説明しましたが、洗い上がりがいいのは、ジイソステアリン酸ポリグリセリル-10オクタイソノナン酸ポリグリセリル-20ヘキサカプリル酸ポリグリセリル-20(ベヘン酸/エイコサン二酸)グリセリルといった、『界面活性剤』のおかげです(アテニアにもファンケルにも配合されていますね)。

その中で私は、『オクタイソノナン酸ポリグリセリル-20』『ヘキサカプリル酸ポリグリセリル-20』に着目しています。

『ポリグリセリルー20』というのがポイントで、これは、グリセリンが20個くっついているという意味ですが(専門的なので詳細は割愛します)、グリセリンを20個くっつけることは大変難しいんです。

この種の界面活性剤は、他のメーカーや他の商品であまり見ないので、ファンケルグループ独自の原料の可能性があります(もしくは、限られたメーカーにしか流通させていないか)。

化粧品メーカーが、原料メーカーと共同で原料を開発し、自分達の商品にだけ配合するケースはよくあります。原料メーカーは、共同先の化粧品メーカーの同意を得られない限り、その原料を他メーカーに売ることは出来ません。

『ポリグリセリルー20』の界面活性剤はかなりの『親水性』を示しますから、アテニアでもご説明した『微細乳化処方の要』となっているのでは?と推測します。

というのも、微細乳化処方実現には、クレンジングの油が、すすぎの際の水で『水中油型』『乳化』される必要があります。

瞬時に水中油型になるには、『親水性の界面活性剤』が必要となりますので、このポリグリセリルー20がその役目を担っているのでは?と私は考えています。

本商品は、アテニアと違い、『W洗顔を推奨』していることから、ポリグリセリルー20の界面活性剤の配合量が、アテニアとは違いかもしれませんね。

▼ 界面活性剤の親水性とは? 水中油型とは? 以下を参考にしてください

www.cosmedein.com 

www.cosmedein.com



【③搭載技術】 
★★★★★ 5点

W洗顔を推奨しているといっても、洗い上がりがいいことに変わりはありません。

本商品のホームページ上には、「微細乳化処方」の文言は一切ありませんが、『洗い流し時にオイルが瞬時に分散される』と書いてあります。

これはアテニアでいう微細乳化処方そのものですが、アテニアと同じ技術だとしても(アテニアがファンケルのグループ会社なので、アテニアがファンケルと同じ技術、という表現の方が正しいですね)、本商品に搭載されている技術レベルの高さは、間違いなく★5です。


【④コストパフォーマンス】 ★★★★☆ 4点

これだけの品質で『120mL・1836円』は優秀です。

ですが、第一位のW洗顔不要のアテニアが「175mL・1836円」、第二位の医薬部外品のDHCが「120mL・1604円」。

これらと比較すると、少し見劣りしてしまうので★4にしました。


【⑤その他特記事項】 ★★★☆☆ 3点

本商品、特徴の一つに『うるおいバリア成分を大切に』とあります。

このうるおいバリア成分とは『ピロリドンカルボン酸(PCA)』のことで、PCAは『NMF(天然保湿因子)』の一つですから、お肌のうるおい維持に重要な成分です。

本商品は、一般的なオイルクレンジングと比較して、「PCAの溶出が少ない=お肌からPCAが逃げにくい」ことを、グラフとともに証明しています。

これはつまり、この商品でクレンジングしても、メイク汚れは落とすがうるおいは残しますと、アピールしているのです。

これは確かにすごいことですが、本商品を使っても、PCAは溶出しますし(全く溶出しないということではない)、そもそも私自身が、クレンジングに『保湿機能』をあまり求めていないので★3にしました。

クレンジングで一番重要なことは『クレンジング力』、次に『洗い上がり』。保湿はその後の化粧水、乳液で補うべきと考えているからです。

ただし、クレンジングに保湿機能を求める方であれば★5かもしれません・・・

 

マイルドクレンジングオイル

 

第四位 : オルビス クレンジングリキッド・・・19点

クレンジングリキッド


【タイプ】 
リキッドタイプ・化粧品

【用量・価格】 150mL・1440円(税込)

【全成分】

DPG、水、トリイソステアリン酸PEG-20グリセリル、イソステアリン酸PEG-20グリセリル、ヤシ油脂肪酸PEG-7グリセリル、ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン、ジイソステアリン酸PEG-12、ステアリン酸PEG-45、グリセレス-12、イソステアリン酸PG、シクロペンタシロキサン、プロパンジオール、グリチルリチン酸2K、セリン、グリシン、アラニン、ヒアルロン酸Na、ローズマリーエキス、BG、クエン酸、クエン酸Na、トコフェロール


【①クレンジング力】 ★★★☆☆ 3点

リキッドタイプですから、クレンジング力はオイルタイプに劣ります。
ウォータープルーフタイプのポイントメイクを落とすのは困難でしょう。

ですが、リキッドタイプのクレンジングの中では、最高レベルのクレンジング力だと思います。

通常のメイクであればこれ一本で十分落ちます。


【②洗い上がり】 ★★★★★ 5点

リキッドタイプは水ベースですから、洗い上がりは抜群です。
メイク汚れとともに、すっきり洗い流すことが出来ます。

界面活性剤も配合されていますが、『親水性』のため、水で簡単に洗い流せます。


【③搭載技術】 ★★★★★ 5点

本商品はリキッドタイプです。リキッドタイプの場合、『DPG』という多価アルコールにもクレンジング力はありますが、主に、『親水性の界面活性剤』でメイク汚れを落とします。

本商品の場合は、『トリイソステアリン酸PEG-20グリセリル』『イソステアリン酸PEG-20グリセリル』『ヤシ油脂肪酸PEG-7グリセリル』『ジイソステアリン酸PEG-12』『ステアリン酸PEG-45』らが、親水性の界面活性剤です。

リキッドタイプは、クレンジング力の源(親水性界面活性剤)の配合量が、オイルクレンジングに比べ圧倒的に少ないです。オイルクレンジングのクレンジング力の源は、『油』『界面活性剤』ですから。

ですから、リキッドタイプはオイルタイプに比べてクレンジング力が劣るんですね。

リキッドタイプでクレンジング力をアップするには、親水性の界面活性剤の配合量を増やすしか方法がありません。しかし、あまり増やしすぎると、『お肌への刺激』につながります。

オルビス クレンジングリキッドは、リキッドタイプの中では最高レベルのクレンジング力でしょう。しかし、オルビスは『お肌にも、お客様にも優しい会社』として有名ですから、お肌への刺激(安全性)を無視し、クレンジング力だけを追求して、界面活性剤を増やしているとは思えません。

つまり、お肌への刺激をゼロにして、クレンジング力をギリギリまでアップさせた商品こそ、クレンジングリキッドではないかと思います。

それには、界面活性剤の配合技術は勿論、安全性を評価する高い技術も必須です。

そのような意味で、かなり高度な技術が搭載されていると思います。


【④コストパフォーマンス】 ★★★☆☆ 3点

『150mL・1440円』です。

大変お値打ちで、お求めやすい価格であることは間違いありませんが、リキッドタイプは、オイルタイプに比べ『原料価格(原価)は安い』です。水がほとんどですから。

先に挙げた、オイルタイプのクレンジング達と比較すると、もう少し安くてもいいのかなと思って★3にしました。品質を考えると大変お値打ちですが・・・・。


【⑤その他特記事項】 ★★★☆☆ 3点

この商品も、長い間、多くのユーザーに支持され続けています。
1997年に登場し、リニューアルを繰り返し現在に至っています。

『14年連続オルビス売り上げNO.1』『1ヶ月売上50万本』、とんでもない実績ですね。

実績という点では★4。ただし、この商品、ホームページ上で『濡れた手でも使える』と、比較的大きく宣伝しています。

濡れた手でも使えることがすごいのは、『オイルタイプ』です。

本品は、水ベースのリキッドタイプですから、濡れた手で使えるのは当たり前です。

これだけの商品ですから、もっと他にアピールする点はあるだろうと思い、★3にしました。

お肌への優しさという点ではNo.1のクレンジングです。

▼ オルビス クレンジングリキッド

クレンジングリキッド

 

 

同率四位 : ラミナーゼ モイストクレンジングバーム・・・19点

ラミナーゼ クレンジングバーム


【タイプ】 クリームタイプ・化粧品

【用量・価格】 120g・4500円(税別)
        初回定期:1500円(税別) 2回目以降:4050円(税別)

【全成分】

水、BG、DPG、グリセリン、シクロヘキサシロキサン、エチルヘキサン酸セチル、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、ステアリン酸グリセリル(SE)、ステアリルアルコール、PEG-60水添ヒマシ油、トリイソステアリン酸PEG-20グリセリル、イソステアリン酸、ホホバ種子油、イソステアリン酸ポリグリセリル-2、ベヘン酸、アルギニン、シクロペンタシロキサン、デキストリン、グリチルリチン酸2K、トコフェロール、パパイン、PVP、アルニカ花エキス、オドリコソウ花エキス、オランダカラシ葉/茎エキス、ゴボウ根エキス、セイヨウアカマツ球果エキス、セイヨウキズタ葉/茎エキス、ニンニク根エキス、ローズマリー葉エキス、ローマカミツレ花エキス、フラーレン、香料


【①クレンジング力】 ★★★★☆ 4点

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本品は、市場ではめずらしい、『ラメラ構造』のクレンジング(クリームタイプ)です。

クリームタイプのクレンジングの場合、一般的には、『水中油』『油中水』になります(上図をご覧ください)。

水中油の場合、一番外の相が『水』なので、水の性質が強いです。メイク汚れは『油汚れ』がメインですから、水の性質が強い水中油のクレンジングは、『クレンジング力』が劣ります。

※水の性質が強いため、『洗い上がり』は抜群です。

一方、油中水の場合、一番外の相が『油』なので、油の性質が強いです。油汚れであるメイクとなじみがいいので『クレンジング力』は高いです。

※実際、油中水のクレンジングはあまり存在しません。

上図のように、『ラメラ構造』であるラミナーゼは、水と油が層状に連なっているため、『水と油、双方の性質』を持っています。

ラミナーゼの油の性質が、『クレンジング力』に効いているのです。


【②洗い上がり】 ★★★★★ 5点

ラミナーゼは『ラメラ構造』のクレンジングです。

ラメラ構造ですから、『水と油、双方の性質』を持っており、『水の性質』が洗い上がりの良さを実現しています。

ですから、本品は『W洗顔不要』です。


【③搭載技術】 ★★★★★ 5点

先ほどから何度も登場している『ラメラ構造』
ラミナーゼはこれを『ラメラテクノロジー』と表現しています。

ラメラ構造という言葉はあまり馴染みがないかもしれませんが、化粧品にとってこのラメラ構造は非常に重要です。化粧品と密接に関わっています。

ラメラ構造は、『クレンジング力』を語るうえで重要ですが、『お肌の保湿』にも重要な役割を果たしています。

詳細はまた別の記事でご説明しますが、クレンジング力アップだけでなく、お肌の上でラメラ構造が再現できる化粧品は保湿力が高いです。

ですが、ラメラ構造を化粧品に取り入れることは非常に難しく、『高度な製剤化技術』が必要です。

私はその技術の難しさを十分理解していますから、クレンジング剤型にラメラ構造を取り入れた技術力の高さには感心します。★5です。


【④コストパフォーマンス】 ★★★☆☆ 3点

クリームタイプのクレンジングは価格がやや高めなんですね。

この商品も例外ではなく、前述のオイルクレンジングに比べれば『120g・4500円』はちょっとお高いですね。

ただし、全成分を見て頂ければ分かりますが、オイルクレンジングに比べ『美肌成分』が、たっぷり贅沢に配合されています。

そう考えればお値打ちですね。W洗顔不要、つまり、洗顔も必要ありませんし。

定期コースであればさらにお得なので、★2から★3にしました。


【⑤その他特記事項】 ★★☆☆☆ 2点

このラミナーゼですが、『皮膚臨床薬理研究所』という会社から販売されています。

この会社、初めて聞く方も多いのではないでしょうか?

でも、業界では有名な会社です。創業が1986年と、比較的浅いですが、研究者の中心が、言わずと知れた日本トップの化粧品会社、『資生堂』出身の方々なんです。

界面化学のプロ集団だからこそ、『ラメラテクノロジー』を可能にしたんですね。

今後の新製品にも期待。

▼ ラミナーゼ モイストクレンジングバーム

ラミナーゼ クレンジングバーム

 

 

第六位 : クリニーク テイクザデイオフ クレンジングバーム・・・18点


【タイプ】 固形タイプ(オイルベース)・化粧品

【用量・価格】 110g・4104円(税込)
        
【全成分】

パルミチン酸エチルヘキシル、サフラワー油、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、テトラオレイン酸ソルベス‐30、ポリエチレン、トリイソステアリン酸PEG‐5グリセリル、水、トコフェロール、フェノキシエタノール


【①クレンジング力】 ★★★★★ 5点

固形タイプでありますが、『オイルベース』『極性油』メインですからクレンジング力は高いです。

オイルクレンジング並みです。


【②洗い上がり】 ★★☆☆☆ 2点

後で述べますが、『使用感』は素晴らしいんですが・・・。

洗い上がりは悪いです。W洗顔必須です。


【③搭載技術】 ★★★★☆ 4点

全成分を見て頂くとお分かりになりますが、本商品、配合成分は少ないです。

ですが、剤型化が難しい『固形タイプ(バームタイプ)』のクレンジングです。

クレンジング料を固めているだけ、と思われるかもしれませんが、長期間安定的にこの性状を維持することは非常に大変で、技術が必要です。

技術力のないメーカーが固形タイプに挑戦すると、簡単に溶けてしまったり、柔らかくなってしまったりして、確実に品質トラブルを起こします。

個人的には、一番担当したくない剤型タイプです(製剤化が本当に大変なので)。


【④コストパフォーマンス】 ★★★☆☆ 3点

オイルベース故の原価の高さ固形という難しい剤型タイプ、これらを考慮すると『110g・4104円』は妥当です。当然の価格です。むしろお値打ちです。

ですが、オイルクレンジングと比べると・・・★3です。


【⑤その他特記事項】 ★★★★☆ 4点

この商品も、長い間、多くのユーザーに支持され続けていますね。
固形タイプ(バームタイプ)といえばクリニーク、というくらい有名で実績のある商品です。

しかも固形タイプは、前述した通り、製剤化が大変ですが、製造、特に、『充填』が大変なんですね。

『不良率(製造・充填失敗の割合)』が他の剤型に比べ、高いはずです。

それでも、ユーザーの期待に応えるため、販売し続ける姿勢に脱帽です。

⇒ クリニーク CLINIQUE テイク ザ デイ オフ クレンジングバーム 125mL

 

同率六位 : コスメデコルテ AQ ミリオリティ リペア クレンジングクリーム・・・18点


【タイプ】 
クリームタイプ・化粧品

【用量・価格】 150g・10000円(税込)
        
【全成分】

ミネラルオイル、水、BG、グリセリン、セテアリルアルコール、ワセリン、アボカド油、エゾウコギ根エキス、オウレン根エキス、オオウメガサソウ葉エキス、コメヌカエキス、シラカバ樹皮エキス、シラカンバ樹液、セイヨウハッカ葉エキス、センキュウ水、ダイズタンパク、テトラヘキシルデカン酸アスコルビル、トコフェロール、パルミトイルペンタペプチドー4、マカデミアナッツ油、マルトース、ライチー種子エキス、温泉水、加水分解コラーゲン、BHT、EDTA-2Na、エタノール、オレイルアルコール、オレイン酸ソルビタン、オレイン酸フィトステリル、カルボマー、キャンデリラロウ、クエン酸、クエン酸Na、コメヌカロウ、コレステロール、ジメチコン、スクワラン、ステアリン酸、ステアリン酸グリセリル、ステアリン酸ソルビタン、ステアロイルグルタミン酸、ステアロイルメチルタウリンNa、セスキオレイン酸ソルビタン、トリ(パーム油脂肪酸/パーム核油脂肪酸/オリーブ油脂肪酸/マカデミアナッツ油脂肪酸/アブラナ種子油脂肪酸)グリセリル、トリラウレスー4リン酸、パラフィン、ヒドロキシステアリン酸コレステリル、ヘキサ(ヒドロキシステアリン酸/ステアリン酸/ロジン酸)ジペンタエリスリチル、ベヘニルアルコール、ポリソルベート20、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)、水酸化Na、水添レシチン、フェノキシエタノール、メチルパラベン、香料、酸化チタン


【①クレンジング力】 ★★★★☆ 4点

本商品は『水中油型』のクリームタイプです。先ほど、水中油タイプは、一番外側が水なので、水の性質が強く、油溶性であるメイク汚れとは馴染みが悪い、つまり、水中油タイプはクレンジング力が劣ると述べました。

本品は、水中油タイプでありますが、油が非常に多い特殊なタイプです。

これを『高内相水中油』と言います。

油が非常に多く配合されていますから、『オイルクレンジング並みのクレンジング力』を発揮します。


【②洗い上がり】 ★★★★★ 5点

高内相水中油タイプの特徴として、『洗い上がりの良さ』があります。
抜群の洗い上がりです。

すすぎ時、水がくると、瞬時に乳化されて、クレンジングと汚れが容易に洗い流されます。

第一位のアテニアの「微細乳化処方」みたいですが、考え方は一緒です。
ですが、アテニアの微細乳化処方よりも、高内相水中油タイプの方が、乳化能は高く、洗い上がりに優れます。


【③搭載技術】 ★★★★☆ 4点

私自身、製剤化・製造・充填といった、全ての工程を考えると、『高内相水中油タイプ』が、一番技術が必要だと考えています。難易度MAXのクレンジングタイプです。

多量の油が配合されていますから、非常にデリケートで、製造条件や充填条件の些細な違いにより、全く異なる品質のものが出来てしまいます。

ですから、確固たる技術を有しているメーカーしか高内相水中油タイプのクレンジングは販売できません。


【④コストパフォーマンス】 ★★☆☆☆ 2点

難易度MAX、最高の技術が必要なクレンジングです。

しかし・・・『150g・10000円』

非常に高価ですね。でも、これが市場での適正価格なんですね。

高内相水中油タイプは、クレンジング力が高く、洗い上がりにも優れます。さらに(後で述べますが)、驚くべきはその『使用感』なんですね。

使用感が素晴らしい。まさに『高級感ある使用感』なんです。

ですから、化粧品メーカーは、自社の『ハイプレステージブランド』のクレンジングに、この高内相水中油を展開します。

ハイプレブランドですから、必然的に価格も高くなります。

このような上位に位置するブランドは、クレンジングとしての機能も重要ですが、ブランドの『価値』『世界観』を売るという考え方ですから、この価格が適正価格となってしまうんですね。

実際、10000円以上の高級化粧品は非常によく売れています。

ハイプレブランドの価格設定、高内相タイプの素晴らしさはよく理解していますが、クレンジングは毎日使うものです。

毎日使うもので10000円は・・・と思い、★2にしました。


【⑤その他特記事項】 ★★★☆☆ 3点

高内相水中油タイプの使用感は秀逸です。

お肌の上でとろけて、中からオイルが溢れてきて、メイク汚れと馴染んだら、すすぎの水でさっと洗い流されます。

この、肌の上でとろけてオイルがじゅわっと出てくる使用感がいいんですね。

高内相水中油タイプは、硬いクリーム状です。

これを、お肌のメイク汚れの上に置きます。

メイク汚れに軽く馴染ませると、数秒で、硬いクリームが崩れて、とろけて(急に抵抗感がなくなる)、中からオイルがじゅわっと出てきます。

これを『反転』と言います。

水中油が油中水になった合図なんですね。そして、すすぎの水がくると、再度、水中油に『乳化(再乳化)』され、洗い流されます。

このように、高内相水中油タイプは、『反転』『再乳化』がキモであり、これが、高いクレンジング力、優れた洗い上がり、驚くべき使用感を実現しています。

一度、その驚くべき使用感を体験していただきたいです。

⇒ コスメデコルテ AQ ミリオリティ リペア クレンジング クリーム 150g

 

 

同率六位 : ポーラ RED B.A クレンジングクリーム・・・18点

B.A RED



【タイプ】 クリームタイプ・化粧品

【用量・価格】 120g・5940円(税込)
        
【全成分】

ミネラルオイル、パルミチン酸エチルヘキシル、テトラオレイン酸ポリグリセリル-2、水、テトラエチルヘキサン酸ペンタエリスリチル、イソステアリン酸PEG-12、BG、ステアリン酸PEG-25、ミツロウ、ベヘニルアルコール、グリチルリチン酸2K、コメヌカスフィンゴ糖脂質、イガイグリコーゲン、アルニカエキス、ヘチマエキス、ハス胚芽エキス、加水分解コンキオリン、クララ根エキス、ステアリン酸ソルビタン、イソステアリン酸PEG-20グリセリル、ステアリン酸グリセリル(SE)、ジエチルへキサン酸グリコール、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)、ラウロイルサルコシンイソプロピル、ダイマージリノール酸ダイマージリノレイル、トコフェロール、エタノール、シリカ、フェノキシエタノール、メチルパラベン、プロピルパラベン、香料


【①クレンジング力】 ★★★★☆ 4点

【②洗い上がり】 ★★★★★ 5点

【③搭載技術】 ★★★★☆ 4点

本品は、先ほどご説明した、コスメデコルテ AQ同様、『高内相水中油タイプ』のクレンジングです。

ですから、①クレンジング ②洗い上がり ③搭載技術は、同評価です。


【④コストパフォーマンス】 ★★★☆☆ 3点

ポーラというブランド、且つ、高内相水中油で『120g・5940円』は、クレンジングとしては高価格ですが、大変お値打ちです。優秀です。


【⑤その他特記事項】 ★★☆☆☆ 2点

コスメデコルテ AQも、RED B.Aも、同じ『高内相水中油タイプ』です。

私は化粧品開発者であった頃、自社のクレンジングクリームの開発のため、この2品を含む高内相水中油クレンジングを数多く触り、研究しました。

今回、コスメデコルテとRED B.Aは同率と評価しましたが、品質・コスパはRED B.Aが上ブランドの世界観はコスメデコルテに軍配と考えています。

コスエデコルテ AQの世界観は素晴らしいですね。ポーラの最高峰ブランド、B.Aの世界観は素晴らしいですが、RED B.Aは、ブランドコンセプトが若干弱いように感じます。

でも品質、コスパは素晴らしいです。

▼ RED B.A

B.A RED 

 

3.おわりに

私個人としては、コスメデコルテAQやRED B.Aに代表される、高内相水中油タイプのクレンジングが好きです。

しかし、ランキングにしてみると、オイルクレンジングが上位を占めましたね。

オイルクレンジングの、高いクレンジング力コスパ、そして、これまで欠点と思われていた洗い上がりが見事に改善されていますから、上位を占めるのも納得。

オイルクレンジングと言えばDHCでしたが、ファンケル(アテニア含む)の時代が来ているかもしれませんね。

オイルクレンジングを使ったら、「ニキビが出来た」とか「ぶつぶつが出来た」という声を、口コミサイトでよく見ます。

基本、オイルクレンジングは洗い上がりが悪いので、お肌に残ってしまう場合があります。しっかり洗い流さず、お肌に残った状態が続くと、毛穴を塞ぎ、『ニキビの原因』となります。

オイルクレンジングを使う際は、まず、洗い上がりのいいオイルクレンジングを選ぶこと、そして、(場合によっては)W洗顔をして、しっかり洗い流すことを心がけてください。

それでもニキビやぶつぶつが出来てしまったら、お肌にオイルタイプがあっていないということなので、使用を直ちに止め、リキッドタイプかクリームタイプをお選びください。

このランキングはあくまで私個人の見解であること、ご理解のほどよろしくお願いします。

 

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 第一位 : アテニア スキンクリア クレンズオイル



第二位 : DHC 薬用ディープクレンジングオイル

 

第三位 : ファンケル マイルドクレンジング オイル

マイルドクレンジングオイル

 

第四位 : オルビス クレンジングリキッド

クレンジングリキッド



同率四位 : ラミナーゼ モイストクレンジングバーム

ラミナーゼ クレンジングバーム

 

第六位 : クリニーク テイクザデイオフ クレンジングバーム

 

同率六位 : コスメデコルテ AQ ミリオリティ リペア クレンジングクリーム



同率六位 : ポーラ RED B.A クレンジングクリーム

B.A RED

 

※本記事の内容は個人の感想であって効果を保証するものではございません